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BioAssay Systems社 アッセイキット選択ガイド/製品リスト
エネルギー・糖代謝/酵素活性/腫瘍・疾患研究/創薬研究に! BioAssay Systems社 アッセイキット選択ガイド/製品リスト
掲載日情報:2022/12/26 現在Webページ番号:80999
BioAssay Systems社のアッセイキット選択ガイドです。創薬、生物科学において、血液、尿化学、エネルギー代謝、酵素活性、イオンアッセイ、酸化ストレス、シグナル伝達といった広域な研究分野をカバーしています。
アッセイキットをお探しの方 右の項目をClick! |
☞ アッセイキット選択表: | カテゴリー、測定対象、検出方法などをプルダウンメニューで指定して製品の絞り込みを行うことができます。 |
---|---|---|
☞ アッセイキット製品リスト: (アルファベット順) |
測定対象をアルファベット順のリストを見て選択することができます。 |
BioAssay Systems社では、2018年1月1日より緑化推進のために製品へのプロトコルの添付を廃止しました。各製品のプロトコルについては、☞ メーカーホームページよりダウンロードしてご利用下さい。 |
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BioAssay Systems社とは
会社概要
BioAssay Systems社は、2003年に米国のサンフランシスコ州の湾岸エリアに創設され、以来20年以上に渡り、200を超える創薬および生物科学のためのアッセイキットを提供しているメーカーです。創設者は50年以上の近代的な創薬における豊富な経験を有しているほか、それぞれの分野のエキスパートが製品開発に当たっています。BioAssay Systems社のアッセイキットは、操作が非常に簡便化されている一方で、高いパフォーマンスとハイスループット(HST)アッセイへの適応性を兼ね備えており、多くの研究者に支持されています。
企業理念
BioAssay Systems社では、以下の項目に力点を置いて、アッセイキットの開発を行っています。
- 基礎研究の革新
- 研究用ツールへの利便性の向上
- 簡単で、正確性と利便性の高いアッセイキット
- 生物化学と細胞ベースアッセイに注力する
製品ポートフォリオ
BioAssay Systems社のアッセイキットは、創薬、生物科学において、以下に挙げるように広域な研究分野をカバーしています。
- 血液、尿化学
- エネルギー代謝
- 酵素活性
- イオンアッセイ
- 酸化ストレス
- シグナル伝達
- HTS用試薬
アッセイフォーマットと検出方法
BioAssay Systems社のキットのアッセイフォーマットの多くはHTSや自動分析にも適応する96 wellプレートアッセイが中心になっていますが、一部のキットではキュベットや384 wellプレートアッセイでも利用が可能です。検出方法は、一般的な比色分析に加えて、高い感度が得られる蛍光分析や化学発光など多岐にわたります。また、フィールドにおける食品、飲料、および環境水試料などの分析に有用なテストストリップの製品もあります。
トレーニングビデオ(約21分)
以下に紹介するビデオでは、下記項目にあるようなBioAssay Systems社の会社説明とアッセイキット製品をご利用いただく上での原理やヒントが解説されています。
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アッセイキット選択表
下記フォームからアッセイキットを絞り込むことができます。商品コードをクリックすると価格表を、測定対象をクリックすると製品の詳細をご覧いただけます。
※ 製品が表示されない場合は該当製品がございませんので、その絞込み項目は「指定しない」をご選択下さい。
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アッセイキット製品リスト(アルファベット順)
測定対象をクリックすると、製品の詳細をご覧いただけます。
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FAQ
一般的な質問
Q-1. 注文した製品を受け取りましたが、プロトコルが見つかりませんでした。どこで入手できますか?
A-1. BioAssay Systems社では、環境配慮の観点からキットに書面によるプロトコルの添付を取りやめました。2018年1月1日以降、プロトコルは、BioAssay Systems社ウェブサイトよりオンラインで入手できます。
Q-2. キットを診断目的で使用できますか?
A-2. すべてのアッセイキットは研究目的でのみ使用されており、診断目的で使用することはできません。
Q-3. 1キットで何回の試験を実行できますか?
A-3. 合計試験数は商品コードに記載されています。例えば、QuantiChrom Creatinine Assay Kit(#DICT-500)は、96 wellプレートで500回の試験に十分量の試薬が含まれています。アッセイキットのサイズは、標準的な96ウェルフォーマットでのアッセイの総数を指します。この総数には、必要な標準物質およびコントロール(標準曲線、サンプルブランクなど)とともに試料が含まれています。
Q-4. 測定は種特異的ですか?
A-4. BioAssay Systems社の生化学的アッセイキットのほとんどは種特異的ではなく、ヒト、マウス、ラット、ウシなどの試料で試験されています。まれに、異なる種の酵素の生化学的特性により、アッセイ前にpHを変えるなどの操作をプロトコルに適用する必要があります。
Q-5. どのような試料を使用できますか?
A-5. 一般に、適切な試料の準備方法の情報が提供されている場合、生物学的試料、食品、飲料、環境試料など、様々な試料で使用することができます。通常、対象の分析物は、透明な液体内に存在するか、透明な液体、好ましくは水中に抽出する必要があります。BioAssay Systems社の生化学的アッセイキットのほとんどは、ヒトおよびマウスの血清試料を使用して開発、および検証されています。また、データシートに示されている場合では、測定は唾液、組織、尿などの他の試料でも試験されています。
Q-6. 測定するたびに標準物質の使用、または標準曲線の作成を行う必要がありますか?
A-6. はい、強くお勧めします。
Q-7. 非線形の標準曲線をどうやって適合させることができますか?
A-7. 単一部位飽和結合関数(ΔOD= a×[S] /(b + [S])を使用した非線形回帰フィッティングにより、試料濃度[S]を決定します。GraphPad Prismなどの非線形回帰フィッティングプログラムを使用し、検量線から「a」と「b」の値を決定します(ΔOD= a×[Std] /(b + [Std])。GraphPad Prismでは、飽和結合関数で「One Site Binding(hyperbola)」の式を使用します。ここで、「Bmax」は「a」に相当し、「Kd」は「b」に相当します。「a」と「b」が決定されると、試料濃度は次式で計算できます:[S] = b×ΔOD/(a-ΔOD)。
Q-8. 一部のアッセイキットは、蛍光光度と比色の両方で測定できます。どちらの方法を使用すればよいですか?
A-8. 測定機器の使用可否によって決まります。また、蛍光分析は通常、比色分析よりも10倍以上感度が高くなります。すなわち、蛍光分析を使用する場合、はるかに少ない試料量で測定できることを意味します。そのため、試料量が限られている場合に非常に都合が良い場合があります。
Q-9. 未使用の試薬は、将来使用するために保管できますか?
A-9. はい、未使用の試薬はプロトコル中の記載に従うことで保存できます。また、試薬を繰り返し凍結/解凍することは避けて下さい。
Q-10. 製品の引用文献の情報はありますか?
A-10. 引用文献は、BioAssay System社のWebサイトの各製品情報のページ内にあり、定期的に更新されています。なお、フナコシWebでは、BioAssay Systems社の各製品について、ウェブ価格表内にある「メーカーサイト」の文字をクリックすると、メーカーの製品ページにリンクしており、こちらからご覧いただくことができます。
Q-11. 検出限界(LOD、Limit of Detection)とは何ですか?それと定量限界(LOQ、Limit of Quantification)の違いは何ですか?
A-11. 分析化学の用語として、検出限界、検出下限、LODは、その物質が存在しないこと(空白値)から確実に区別できる物質の最小量を意味します。検出限界は、ブランクの平均、ブランクの標準偏差、および信頼係数から決定されます。通常、LODはブランクの3×標準偏差として定義されます。一方、定量限界(LOQ)は、ブランクの10×標準偏差として定義されており、LODと同様の方法で決定されます。
Q-12. 自分の測定値がアッセイプロトコルのデータと異なるのはなぜですか?
A-12. 測定値は、機器(分光光度計、プレートリーダー)、アクセサリ(フィルターまたはモノクロメーターベース)、プレートのタイプ(クリア、ホワイト、またはブラック)とその形状(ウェルが丸型・角型、およびウェル底が平底・V字底)およびピペッティングの精度など、多くの要因によって異なる場合があります。したがって、毎回の測定において、試料とともに標準物質を用いた測定を行うことを強くお勧めします。
機器とアクセサリー
Q-13. プレートリーダーを持っていませんが、代わりに分光光度計とキュベットを使用できますか?
A-13. はい。BioAssay Systems社のアッセイキットは、キュベットを使用するすべての分光光度計、またはマイクロプレートを用いるプレートリーダー(96 wellプレートなど)で実行できます。ほとんどのアッセイは、キュベット、96 wellまたは384 wellフォーマットの様々な容量にスケールの変更が可能です。
Q-14. 測定回数をマイクロプレートフォーマットからキュベットフォーマットに変換するにはどうすればよいですか?
A-14. 変換は、キュベットのサイズと96 wellプレートのアッセイの最終容量に依存します。例えば、QuantiChrom Creatinine Assay Kit(#DICT-500、500 assays)の場合、最終容量は96 wellフォーマットで205μlです。1 ml容量のキュベットを使用する場合、5 wellが1キュベットに相当するので、キュベットでの測定回数は100 testsになります。200 μl容量の小容量のキュベットを用いる場合、96 wellプレートと同じ測定回数を行うことが可能です。
Q-15. アッセイでの使用にお推めのプレートはどれですか?
A-15. 比色分析では、光学密度(OD)測定に透明平底96 wellプレートを使用します。蛍光アッセイには、全体が黒色のプレートをお勧めします。化学発光アッセイには、不透明な白色のプレートを使用します。フナコシで取り扱いの96 wellマイクロプレートについては、☞ Sterilin Microtiter Plate(Sero-Well)をご覧下さい。特に比色分析で必要となる透明平底96 wellプレートでは、バージンポリスチレン原料のみを用いており、優れた透明性を有しています。
Q-16. アッセイプロトコルは550~620 nmでの測定を示唆されていますが、手持ちのフィルターは540 nmでも測定できますか?
A-16. 一般的に、製品データシートに従った測定波長範囲をお勧めします。通常、測定感度が低くなるため、この測定範囲外で測定することはお勧めしません。狭い波長範囲外では、正確な測定ができない場合があります。
Q-17. 化学発光を測定するにはどのフィルターを使用すればよいですか?
A-17. BioAssay Systems社のアッセイでは、化学発光の検出にフィルターを使用する必要はありません。
試料の調製
Q-18. 試料が濁っている場合でも、使用できますか?
A-18. すべての試料は透明で、沈殿物や粒子がない必要があります。粒子がある場合は、遠心分離(14,000 rpmで5分間など)、または0.45 μmフィルターを用いたろ過によって除去する必要があります。
Q-19. 当日に測定を行えない場合、試料を凍結できますか?
A-19. 原則としては、新たに調製した試料で測定を行うことをお勧めします。ただし、ほとんどの分析対象物は、適切(4、-20、-80℃など)に安定保管できます。
Q-20. 血清または血漿試料を使用する必要がありますか?
A-20. 一般に、血清試料中には抗凝固剤が存在しないため、血漿試料よりも血清試料の方が適しています。ただし、ほとんどのキットでは、血清または血漿のいずれかが使用できます。
Q-21. 製品データシートに記載されていない場合に、細胞および組織試料はどのように準備すると良いですか?
A-21. 試料の準備方法は、試料の種類と分析対象物によって大幅に異なる場合があります。関連する文献のレビューをお勧めします。以下に、一般的なガイドラインをご案内します。
組織試料
組織試料 20~100 mgに200~1,000 μlの氷冷PBSを加える。Douce型ホモジナイザー(氷上、10~20パス)または超音波処理(氷上)で組織を溶解し、その程度を顕微鏡で確認する。破砕物を10分間、14,000 rpmで遠心分離し、透明な上澄みを清浄なチューブに取る。様々な希釈率で、予備試験を実行する。測定に当たり、検量線の検出範囲内の測定値となるように希釈する。すぐにアッセイを実行しない場合、試料は-80℃で保存可能である。
細胞試料
採取した約2×106細胞にPBS 400μlを加え、氷上で懸濁する。Douce型ホモジナイザー(氷上、10~20パス)または超音波処理(氷上)で細胞を溶解し、その程度を顕微鏡で確認する。破砕物を10分間、14,000 rpmで遠心分離し、透明な上澄みを清浄なチューブに取る。様々な希釈率で、予備試験を実行する。測定に当たり、検量線の検出範囲内の測定値となるように希釈する。すぐにアッセイを実行しない場合、試料は-80℃で保存可能である。
溶解バッファーを使用する場合、予備試験を実行し、溶解バッファーの成分がアッセイに干渉するかどうかを試験することが望ましい。この方法は、精製水またはバッファーで作製した検量線と、溶解バッファーで作製した検量線の2つの検量線を作製する。2つの検量線が同じ値を示した場合、干渉はなく、溶解バッファーを使用しても問題ない。検量線に違いがある場合でも、検量線が直線のままであれば溶解バッファーは使用できる。ただし、溶解物試料の分析に使用する検量線は、溶解バッファーで作製する必要がある。
Q-22. 測定にどれくらいの試料を用いるべきですか?
A-22. 未知試料については、予備試験を実行して最適な希釈率を検討する必要があります。試料の段階希釈を準備し、測定範囲(理想的には検量線の中央)にある希釈を選択します。次に、この希釈係数で試料を希釈して測定を再実行し、結果に希釈係数を乗じます。
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トラブルシューティング
測定できない(シグナルが得られない)
考えられる原因 | 解決方法 |
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Assay bufferの温度が低すぎで、酵素活性が低い | 測定前に、試薬を室温、または指定の測定温度にして下さい。 |
プロトコルの中の試薬や操作手順の省略 | 製品データシートを再読し、指示に注意深く沿って測定して下さい。 |
誤った波長での測定の実施 | |
誤ったマイクロプレートの使用 | 以下を参照し、測定方法に適合したプレートを使用して下さい。
|
試料の測定値がおかしい
考えられる原因 | 解決方法 |
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試料の種類が測定に適合していない | 製品データシートを再読し、適合する測定試料の種類を再確認して下さい。 |
試料の調製が適切ではない | 酵素活性の測定では、試料の除タンパクを実施しないで下さい。除タンパク処理により、すべての酵素は失活します。除タンパクが必要な場合、試料が適切に中和されたことをご確認下さい。EDTAは、金属キレート剤のため、測定を干渉する場合があります。金属イオンの測定、および金属補因子を必要とするアッセイ系は、EDTAは不適合となります。 |
シグナルが高すぎる
考えられる原因 | 解決方法 |
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標準溶液の濃度が高すぎで、シグナルが高すぎる | 製品データシートを再読し、標準試料の希釈を正しく行って下さい。 |
Working reagent(WR)を間違って調製し、シグナルが高すぎる | 製品データシートを再読し、WRが正しく調製されたかご確認下さい。 |
試料濃度が高すぎる | 試料を希釈して、再試験を行って下さい。 |
測定値が低すぎる
考えられる原因 | 解決方法 |
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試薬の保存方法が適切ではない | 試料が適切に保存されていたかご確認下さい。適切に保存されていない場合、試薬はすぐに劣化します。 |
試薬の有効期限が切れている | キットの有効期限をご確認下さい。 |
試料の濃度が低すぎる | 試料を濃縮するか、細胞/組織の量を増やして下さい。 |
測定値が上下する
考えられる原因 | 解決方法 |
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試料が混合されていないか、ウェル内で均一ではない | プレートを数回タップして内容物を完全に混合して下さい。 |
ウェル内に泡が混入している | ウェル内の泡の有無をご確認下さい。ピペッティングの際に泡立たないように注意して、再試験を行って下さい。 |
ウェル内に沈殿物が生じている | ウェルをチェックし、沈殿や濁りがないか確認して下さい。沈殿が生じた原因を決定し、沈殿物が起きないように、希釈、除タンパク、または別の処理方法を実施して下さい。 |
検量線が直線にならない
考えられる原因 | 解決方法 |
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ピペッティングのエラーかばらつきがある | 製品データシートに従ってピペッティングを注意深く行って、希釈した標準溶液を再調製して下さい。 |
計算のミス | 計算方法を再確認して下さい。一部のアッセイでは、異なる方程式を用います。 |
検量線が直線ではない | 製品データシートを確認し、適合方程式とグラフをご確認下さい。 |
追加しました。
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