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ペクチナーゼ活性測定キット QuantiChrom Pectinase Assay Kit

掲載日情報:2022/11/15 現在Webページ番号:70500

試料中のペクチナーゼ(Pectinase)活性を比濁法により簡便、迅速に測定できるキットです。

使用例

キチナーゼ添加により濁度が増加する

市販の精製ペクチナーゼを用いた酵素滴定
ペクチナーゼは100 mM酢酸バッファー(pH 4.0)で希釈し、QuantiChrom Pectinase Assay Kit(#DPEC-100)を用いて標準プロトコルに従いアッセイした。

バナナのキチナーゼ部位別含量


バナナ(Musa acuminata)の熟した黄色の果実、および緑色の果実中のペクチナーゼ活性を測定した。

バナナの果肉と皮を分離し、それぞれ100 mM酢酸バッファー(pH 4.0)中でホモジナイズした。ついでホモジネート上清中の抽出ペクチナーゼを標準プロトコールに従いデュプリケートで測定した。熟した黄色の果皮において高いペクチナーゼ活性がみられた。


キット品バナー

BioAssay Systems社 アッセイキット Metabolism Research Kitシリーズ Obesity Diabete Research Kits
GoGreen画像

BioAssay Systems社では、2018年1月1日より緑化推進のために製品へのプロトコルの添付を廃止しました。各製品のプロトコルについては、BioAssay Systems社ホームページよりダウンロードしてご利用下さい。



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ペクチナーゼ(Pectinase)とは

ペクチナーゼ(EC 3.2.1.15)は、主に陸上植物の中葉(middle lamella)や細胞壁に存在するヘテロ多糖であるペクチン(Pectin)の加水分解を触媒する酵素です。果実の成熟期には、ペクチナーゼを含む酵素が中葉を分解し、細胞が分離するため果実が軟化します。ペクチナーゼは食品産業において、果肉の溶解・果汁やワインの清澄化に利用されています。


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測定原理

ペクチナーゼの基質であるペクチンが検出試薬により不透明の複合体を形成することを利用して、ペクチナーゼ活性を迅速かつ簡便に測定できるキットです。吸光度計を用い600 nmの吸光度を測定した場合、ペクチナーゼ活性が高いとペクチンが多く加水分解されるため濁度は下がりますが、反対に酵素活性が低く加水分解されずに残ったペクチン量が多くなれば濁度が高くなります。


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特長

  • 試薬を混合するだけで測定できます。
  • 加熱操作は不要です。
  • フォーマット:96ウェルプレート
  • アッセイ数:100 tests
  • 測定試料:植物、菌類組織、ジュース、バクテリア
  • 測定方法:比濁
  • 測定波長:600 nm
  • 操作時間:約40分
  • 検出限界:9.2 U/L
  • 測定範囲:9.2~100 U/L

本製品は、試料中にペクチンが存在したり、混濁や強い着色がある場合、測定結果に大きく影響します。600 nmで測定したとき吸収の見られるような試料は、適度な希釈が必要な場合があります。


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操作方法概略

  1. 試料の調製:固形の試料は、100 mM 酢酸バッファー(pH 4.0)でホモジナイズの後14,000 rpmで5分間遠心し、上清をアッセイに使用する。試料は透明で固形粒子の混濁がないことを確認する。
  2. 試薬の調製:キットに含まれるすべての試薬を室温に戻す。使用前にチューブを軽く遠心する。
  3. Calibratorの調製
  • 200 µl のH2Oを96ウエルプレートの2つのウエルに分注する。
  • 片方のウェル(ODH2O)に20 µlのH2Oを、もう片方のウェル(ODcal)に20 µlのCalibratorを添加する。
  • 上下にピペッティングしてCalibratorを混合する。
  1. 測定の準備と測定
  1. 各試料20 µlを別々のウェルに移す。
  2. ブランクとして20 µlのH2Oを別のウェルに添加する。
  3. 60 µlのPectinを各ウエルとブランクウエルに添加する。
  4. プレートを軽く叩いて混和する。
  5. 室温で30分間インキュベートする。
  6. 各試料ウェルとブランクウェルへ140 μlのReagentを添加する。
  7. プレートを軽く叩いて混ぜる。
  8. 10分後、600 nmの吸光度を測定する。

ペクチナーゼ活性の算出

Pectinase Activity = ODBlank - ODSample /ODCal - ODH2O × n × 100 (U/L)

ODSampleODBlankODCalODH2Oは、それぞれ試料、ブランク、Calibrator、H2OウェルのOD600 nmの値を示します。
nは、希釈倍率を示します。
ペクチナーゼ活性が100 U/Lを超えた場合は、H2Oで希釈し再度測定します。

酵素活性の定義:
アッセイ条件下(25℃、pH4.0)で、ポリガラクツロン酸(Polygalacturonic acid)から1分あたり1 μmolのガラクツロン酸(Galacturonic acid)を加水分解する酵素活性を1Uと定義します。

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キット内容

  • Pectin
  • Reagent
  • Calibrator

キットには、透明平底96 wellマイクロプレートは含まれていません。別途ご用意下さい。


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FAQ

Q-1. 本キットでペクチンリアーゼは測定できますか?
A-1. 本キットでペクチンリアーゼ(EC 4.2.2.10)やその他のペクチン加水分解酵素も測定できると思われますが、本キットの酵素単位の定義はエンドポリガラクツロナーゼ(EC 3.2.1.15)を対象としています。そのため、本キットを用いた場合の結果はエンドポリガラクツロナーゼの活性として示されます。


Q-2. なぜペクチナーゼの標準品が本キットには含まれていないのですか?
A-2. ペクチナーゼは失活する可能性があるため、その代わりにペクチナーゼ活性は本キットに付属のCalibratorを使用して求めます。このCalibratorの光学濃度は、100 U/Lのペクチナーゼで標準測定したウェルの光学濃度と一致するように調製されています。




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参考文献

  1. Oumer, O.J. and Abate, D., "Screening and Molecular Identification of Pectinase Producing Microbes from Coffee Pulp"., Biomed. Res. Int., 2018, 2961767 (2018). [PMID: 29850500]
  2. Bhadrecha, P., et al., "Hippophae rhamnoides L. rhizobacteria exhibit diversified cellulase and pectinase activities"., Physiol. Mol. Biol. Plants., 26(5), 1075~1085 (2020). [PMID: 32377055]
  3. Jiang, X., et al., "Effects of pectinase treatment on the physicochemical and oenological properties of red dragon fruit wine fermented with Torulaspora delbrueckii"., LWT - Food Science and Technology, Vol. 132 (2020). DOI: 10.1016/j.lwt.2020.109929

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価格

[在庫・価格 :2024年07月20日 11時35分現在]

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QuantiChrom Pectinase Assay Kit
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法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年3月15日号 p.13

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QuantiChrom Pectinase Assay Kit

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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