ヒト末梢血単核細胞(PBMC)
免疫応答のモデリングや免疫調節化合物のスクリーニングなどに使用できる、ヒト末梢血単核細胞をご紹介します。
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がん免疫研究ワークフローガイド
掲載日情報:2026/08/26 現在Webページ番号:73757
がん免疫研究では、がん細胞と免疫細胞の相互作用、免疫チェックポイント、腫瘍微小環境などの基礎解析から、CAR-T/CAR-NK細胞療法、TCR-T細胞療法などの細胞治療研究まで、幅広いアプローチが用いられます。本記事では、がん免疫研究の代表的なワークフローに沿って、試料・免疫細胞の準備、細胞・組織・関連分子の解析、バイオマーカー測定、自然免疫・シグナル研究、CAR-T/CAR-NK細胞療法研究、TCR-T細胞療法研究に役立つ製品・技術情報をご紹介します。
※ バイオ研究に役立つ基礎知識・技術情報を、研究テーマ別にまとめています。研究に役立つ基礎知識・技術情報まとめをご覧下さい。
※
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
2022/11/21
試薬 サンプル
がん免疫研究では、免疫チェックポイントや腫瘍微小環境などの基礎的な機構の解析、研究用試料や免疫細胞の準備、関連する細胞・組織・分子の解析、バイオマーカー測定などを、研究目的に応じて組み合わせて行います。さらに、自然免疫関連分子・シグナル経路の解析、CAR-T/CAR-NK細胞の作製・機能評価、TCR-T細胞を用いた抗原特異的応答の評価など、目的に応じた研究へ展開します。
代表的な解析工程を確認した後、研究目的に応じた研究ルートをご覧下さい。
研究目的に応じて、PBMC、T細胞、NK細胞、単球、樹状細胞、腫瘍組織、細胞株などの試料を準備します。免疫細胞を用いる場合は、培養、増殖、遺伝子導入などの後続工程に適した細胞を選択します。
免疫応答のモデリングや免疫調節化合物のスクリーニングなどに使用できる、ヒト末梢血単核細胞をご紹介します。
PBMC、T細胞、抗原特異的T細胞、制御性T細胞、NK細胞、単球、樹状細胞などのヒト血液由来免疫細胞をご紹介します。
ヒトPBMCから拡大培養したNK細胞です。CAR-NK細胞の作製に有用で、融解後、NK Cell Basal Mediumで24時間培養することで、NK細胞傷害性試験やADCCアッセイに使用できます。
ヒト正常組織やがん組織のFFPE切片、凍結組織、組織ブロック、組織マイクロアレイなどをご紹介します。
| 製品 | 使用例 | 使用文献 | メーカー |
|---|---|---|---|
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Ovarian Cancer Tissue Microarray 商品コード:CT565862 |
卵巣漿液性腺がんおよびがん周辺組織のCD83発現・膜局在を免疫蛍光染色で解析した。 | Batool, A., et al., Cancers (Basel), 12(8), 2269(2020). [PMID:32823589] |
OriGene Technologies, Inc.
[メーカー略称:ORI]
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Kidney Cancer Tissue Microarray 商品コード:CT565866 |
腎がん組織アレイでCARD11およびαSMAを免疫組織化学染色により解析した。 | McGuire, M. H., et al., Mol. Cancer Res., 19(11), 1917-1928(2021). [PMID:34348992] |
OriGene Technologies, Inc.
[メーカー略称:ORI]
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免疫チェックポイント分子の発現や局在、腫瘍組織に浸潤するT細胞、NK細胞、マクロファージなどの免疫細胞や、腫瘍微小環境(TME)を構成する細胞を解析し、腫瘍免疫微小環境(TIME)の状態を評価します。研究目的に応じて、抗体を用いたマーカー解析、免疫組織染色、蛍光多重染色、レポーター細胞を用いた機能解析などの方法を選択します。
CD3、CD4、CD8、FOXP3、Granzyme Bなど、T細胞および各T細胞サブセットの発現・局在解析に有用な抗体をご紹介します。
同一組織切片上で複数の標的を蛍光免疫染色できるキットです。腫瘍組織中の複数マーカーの可視化に有用です。
同一組織切片上で複数の標的を蛍光染色し、撮影・画像解析まで行う受託サービスです。腫瘍微小環境における細胞構成や局在の解析に有用です。
免疫チェックポイント分子を発現する腫瘍細胞と免疫細胞の共培養系で、免疫チェックポイントの機能を評価できます。
免疫療法研究に有用な各種細胞株です。免疫チェックポイント関連分子を安定発現する細胞株やレポーター細胞株を用いた機能解析に有用です。
| 製品 | 使用例 | 使用文献 | メーカー |
|---|---|---|---|
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TCR Activator CHO Recombinant Cell Line 商品コード:60539 |
TCR Activator-CHO-K1細胞を用い、HHLA2-KIR3DL3によるT細胞活性化の抑制、およびHHLA2-TMIGD2による共刺激作用をルシフェラーゼレポーターアッセイで評価した。 | Bhatt, R. S., et al., Cancer Immunol. Res., 9(2), 156-169(2021). [PMID:33229411] |
BPS Bioscience Inc.
[メーカー略称:BPS]
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PD-L1/TCR Activator-CHO Recombinant Cell Line 商品コード:60536 |
PD-L1/TCR Activator-CHO細胞とPD-1/NFAT Reporter Jurkat細胞を共培養し、PD-L1×4-1BB二重特異性抗体HK010のPD-1/PD-L1遮断活性をルシフェラーゼアッセイで評価した。 | Cheng, L. S., et al., Cell. Mol. Biol. Lett., 28(1), 47(2023). [PMID:37259060] |
BPS Bioscience Inc.
[メーカー略称:BPS]
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血清、血漿、細胞培養上清などに含まれる免疫チェックポイント分子、腫瘍免疫関連バイオマーカー、サイトカイン、ケモカインなどを測定します。これらの測定は、研究開始時の評価や刺激・処理後の応答確認など、研究のさまざまな段階で行われます。
B7-H3、CD40L、FGL1、ICOSL、PD-1、PD-L1などを個別に測定する、高感度なELISAキットシリーズです。
複数のヒト炎症性ケモカインを、少量の同一試料から同時に測定できるマルチプレックスELISAキットです。
複数のサイトカインやバイオマーカーを一度に測定できる各種マルチプレックスアッセイをご紹介します。
cGASやTLRを介した自然免疫シグナルを解析します。研究目的に応じて、細胞質DNA認識に関与する酵素活性、TLR活性化、下流の転写応答やサイトカイン産生などを評価します。
ヒトcGASの酵素活性を測定し、ヒトcGAS活性を阻害する化合物のスクリーニングに使用できます。
ヒトTLR3とEGFPレポーター遺伝子を安定発現するHEK293細胞株です。TLR3の活性化に伴うNF-κBシグナルをEGFP蛍光により評価でき、TLR3シグナル伝達経路のモニタリングや活性化因子/阻害物質のスクリーニングに使用できます。
T細胞またはNK細胞にCARを導入し、CAR-T/CAR-NK細胞を作製します。作製後は、CAR発現、導入ベクターのコピー数、細胞特性、増殖状態などを確認します。
CAR-T細胞療法の基本的なしくみと、CAR-T細胞の作製、活性化、増殖、特性評価、機能検証に役立つ研究用製品をご紹介します。
CAR-T細胞療法研究に有用な組換え抗体、組換え体タンパク質、安定発現細胞株、レンチウイルス粒子、レポーター発現細胞などをまとめてご紹介します。
CAR-T細胞作製に用いるmRNAの設計・作製を行い、送達用LNPに封入して提供する受託サービスです。お客様がT細胞にex vivo導入することで、nanoCAR-T細胞を作製することができます。
CAR-T細胞に導入されたレンチウイルスベクターのコピー数をデジタルPCRにより評価するためのキットです。
蛍光標識組換え体抗原を用いて、形質導入後のCAR-T/CAR-NK細胞におけるCAR発現を直接かつ特異的に検出できます。
固形腫瘍の低酸素環境に応答して、CARの発現や安定性を制御するCAR-T細胞研究をご紹介します。
作製したCAR-T/CAR-NK細胞について、標的細胞に対する細胞傷害活性、サイトカイン産生、エフェクター分子の放出などを評価します。目的に応じて、ルシフェラーゼアッセイ、LDH放出測定、マルチプレックスELISAなどの評価方法を選択します。
CARの標的抗原とルシフェラーゼを発現する腫瘍細胞株です。CAR-T細胞と共培養し、ルシフェラーゼシグナルを指標に標的細胞傷害活性を評価できます。
細胞培養上清中に放出されたLDH活性を比色測定し、細胞傷害、後期アポトーシスまたはネクローシスを評価します。
ヒト血清、血漿または細胞培養上清中のIFN-γ、TNF-α、Perforin、Granzyme Bを同時に測定し、細胞傷害性T細胞(Cytotoxic T Lymphocyte:CTL)およびNK細胞の活性化を評価できます。
CAR-T細胞の活性化に伴って産生されるサイトカインや、サイトカイン放出症候群(CRS)研究に関連するサイトカインを測定します。
ヒト血清、血漿または細胞培養上清中のIFN-γ、IL-2、IL-6、IL-10を同時に測定し、CAR-T細胞の活性化やCRS関連サイトカインを評価できます。
特定のHLA分子上に提示された腫瘍抗原由来ペプチドを認識するTCRをT細胞に導入し、抗原特異的なT細胞応答を評価します。研究目的に応じて、TCR発現レンチウイルス、抗原ペプチド、抗原特異的TCR発現レポーター細胞株などを使用します。
HLA分子上に提示された抗原ペプチドを認識する抗原特異的TCRの研究に向けて、TCR発現レンチウイルス、抗原ペプチド、レポーター細胞株などを研究目的に応じて探せます。
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