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mRNAエンジニアリングによる次世代CAR-T作製を支援する「nanoCAR-T」 nanoCAR-T mRNA作製受託サービス
掲載日情報:2025/12/10 現在Webページ番号:72580
Abnova社は、VHH nanoBiTE、IVT(in vitro転写)法によるmRNA合成、脂質ナノ粒子(LNP)の送達システムを組み合わせた受託サービスを提供しています。イオン化可能なLNPにnanoCAR-T mRNAを封入した状態で提供しており、お客様がT細胞にex vivoで導入していただくことで、CAR設計情報を正確に送達したnanoCAR-T細胞を作製することができます。
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nanoCAR-T mRNAについて
非ウイルスベクターを用いて作製したCAR-T細胞は、副作用を抑えつつ、がん細胞を効果的に殺傷できる点で注目されています。従来のCAR-T細胞では遺伝子改変にレンチウイルスベクターが用いられてきましたが、この方法では染色体へのランダム挿入やCARの持続的発現を介した恒常的な免疫刺激により、有害事象を招くおそれがあります。これらの課題に対し、nanoCAR-T mRNAは、T細胞において一過性でありながら十分な効力を示すCAR発現を実現しうるため、有望な代替アプローチと位置づけられます。
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VHH nanoBiTEについて
従来のCAR-T細胞がモノクローナル抗体由来の単鎖可変領域フラグメント(scFv)を用いるのに対し、Abnova社は高親和性を有するVHH nanoBiTEを採用しています。これにより、従来の抗体では捉えにくい潜在的な抗原エピトープへのアクセスが可能となり、複雑な腫瘍微小環境における浸潤性の向上が期待されます。さらに、VHH nanoBiTEは二重特異性CAR-T細胞の設計を容易にし、がん細胞に対する殺傷能力の向上が見込まれます。
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特長
- 従来法よりも安価かつ迅速に作製できます。
- 染色体への挿入や恒常的な免疫刺激がありません。
- 従来法では捉えにくい抗原エピトープへのアクセスが可能となります。
- 二重特異性CAR-T細胞の設計も可能です。
- 0.5 mg、1 mgなど、ご希望量のnanoCAR-Tが作製可能です。
- 分光光度計測定結果やゲル電気泳動像などの品質管理レポートを含む分析証明書(COA)をご提供いたします。
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作製したnanoCAR-T細胞の検証例
in vitro細胞毒性試験
フローサイトメトリーによる細胞表面抗原の確認
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サービスの流れ
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製品紹介フライヤー
画像をクリックするとPDF版をダウンロードいただけます。
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ご注文方法・価格
ご依頼内容に応じてお見積りをいたします。ご注文方法、お見積りなどの詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。
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