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抗原デザインからバリデーションまでの一貫したサービスです VHH nanoBiTE作製受託サービス

掲載日情報:2025/07/09 現在Webページ番号:72507

2つの異なるエピトープに同時に結合する二重特異性VHH抗体を作製する受託サービスです。VHH nanoBiTEは、2つのVHHドメインをペプチドリンカーを介して遺伝子工学的に融合させることで、構築します。低分子量かつ高い組織浸透性を持ち、腫瘍微小環境のような領域での使用に適しています。


VHH nanoBiTE抗体の特長

  • 2つのVHHドメインをペプチドリンカーを介して遺伝子工学的に融合させることで、構築します。
  • VHH抗体のため、Fc領域を有しません。
  • 簡単にコンジュゲーションができます。
  • 抗原結合能の向上および特別な技術を使わない製造が可能です。
  • 適用:T細胞リダイレクティング抗体、エピトープの多様性研究、腫瘍免疫研究分野など

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作製例

Human PD-L1×CD3e nanoBiTEを作製し、バリデーションを行った。

間接ELISA法

間接ELISA法

ヒトPD-L1 hFc融合タンパク質をプレートに固相化した。精製したヒトPD-L1×CD3e nanoBiTE、およびnanoBiTE産生細胞の培養上清を2倍希釈したものを一次抗体として用い、二次抗体はRabbit Anti-Camelid VHH Cocktail(HRP)を用いた。


サンドイッチELISA法

サンドイッチELISA法

捕捉抗体としてGoat Anti-Human IgG-Fcをプレートに固相化し、ヒトPD-L1 hFc融合タンパク質と反応させた。検出抗体は段階希釈したヒトPD-L1×CD3e nanoBiTEを用い、二次抗体はRabbit Anti-Camelid VHH Cocktail(HRP)を用いた。


フローサイトメトリー

フローサイトメトリー

A:正常ヒト由来のCD8陽性T細胞に富んだ細胞群に対し、ヒトPD-L1×CD3e nanoBiTEが効率的に結合することが確認された。この細胞群では、CD3陽性をコントロールとして使用した。
B:HT29細胞に対し、ヒトPD-L1×CD3e nanoBiTEが効率的に結合することが確認された。この細胞群では、PD-L1陽性をコントロールとして使用した。


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サービスの流れ

サービスの流れ

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ご注文方法・価格

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