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キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)療法研究用とツールを一挙ご紹介! CAR-T細胞療法研究用製品特集

掲載日情報:2024/07/29 現在Webページ番号:63385

CAR-T細胞(Chimeric antigen receptor-T cell、キメラ抗原受容体T細胞)療法研究に有用な製品をまとめてご紹介します。


CAR-T細胞療法とは

  ☞ 概要    ☞ CAR(Chimeric Antigen Receptor)T-Cellとは    ☞ CAR-T細胞と細胞毒性    ☞ シグナルドメイン    ☞ がん抗原  


概要

CAR-T細胞(Chimeric antigen receptor-T cell、キメラ抗原受容体T細胞)療法は、免疫療法、遺伝子療法、細胞療法を掛け合わせたものです。免疫療法の成功例の多くは、腫瘍細胞がT細胞から隠れるためのメカニズムを阻害するチェックポイント阻害物質に依るものでした。CAR-T細胞を用いた免疫療法では、T細胞を操作して特定の腫瘍抗原に対する免疫応答の増強が可能になりました。

CAR-T細胞は、がんやその他の疾患、とりわけ他の治療法で効果が得られない重症のがんに対するアプローチとして有望です。CAR-T細胞の臨床試験では最大94%という高い寛解率が得られており、米国FDA(Food and Drug Administration)ではすでに2つのCAR-T細胞療法が承認されています(Novartis社、Gilead社)。このような患者の健康状態の劇的な改善により、240件以上のCAR-T細胞を用いた臨床試験が実施されました1。これらの療法が患者に対してどのように作用するか理解を深めることで、CAR-T細胞および養子細胞移植療法は、今後もさらなる進歩が期待されます。

CAR(Chimeric Antigen Receptor、キメラ抗原受容体)は、特定のがん抗原の認識のために構築された合成受容体で、クローン化され、患者から採取されたT細胞で発現させます。CARを発現するCAR-T細胞は、患者に注入されると、抗原を発現しているがん細胞を直接標的化します。FDAが承認した2つのCAR-T細胞療法は、どちらもCD19を標的化するものです。

患者由来のT細胞を遺伝子操作してCAR-T細胞を作製する

患者由来のT細胞を遺伝子操作してCAR-T細胞を作製する


CAR-T細胞とは

CARは、細胞表面のがんターゲット分子に対する抗体の抗原認識部位である可変領域(VH、VL)と、T細胞受容体のζ鎖とCD28など共刺激受容体の細胞内ドメインからなるキメラ遺伝子として作製されます。このCAR遺伝子をレンチウイルスベクターに挿入し、その後にレンチウイルス粒子にパッケージングします。作製したウイルスをin vitroで患者のT細胞に感染させ、細胞増殖後に生体内に戻すとがん細胞を特異的に攻撃するようになります。

CARの構造

CARの構造


CAR-T細胞と細胞毒性

CARは、モノクローナル抗体の一本鎖可変フラグメント(scFV、single-chain variable fragment)、および標的細胞に結合した場合に、T細胞の活性化、サイトカインの放出、細胞毒性を媒介するT細胞受容体CD3ζ鎖などの細胞内シグナル伝達ドメインも含まれています。CARにはCD3鎖が含まれているため、T細胞の活性化にMHC/TCRは不必要です。CARは、T細胞をがん抗原に誘導し、T細胞を活性化し、そしてがん細胞を死滅させます。

CAR-T細胞には重篤な副作用を引き起こす可能性もあります。特に、サイトカイン放出症候群として知られる制御不能なサイトカイン放出は死に至ることがあります。第2世代のCAR-T細胞に関する研究の多くでは、これらの潜在的な副作用を最小限に抑えることに注力し、T細胞のクローン増殖に関連するCD28や循環持続時間の延長に関連する4-1BB(CD137)など、2番目のシグナル伝達ドメインの追加によってさらなる制御が行われます。



モノクローナル抗体の一本鎖可変フラグメント(scFV)を有するCAR-T細胞と細胞毒性

モノクローナル抗体の一本鎖可変フラグメント(scFV)を有するCAR-T細胞と細胞毒性


シグナルドメイン

第3世代のCARの改良では、CD27、CD28、ICOS、OX40などのシグナル伝達ドメインを含ませることによりCAR-T細胞のターゲティングを向上させています。これらのシグナル伝達ドメインの多くは、重要なチェックポイント阻害物質経路に由来しています。臨床試験の中には、CAR-T細胞と化学療法またはチェックポイント阻害物質(免疫療法)組み合わせる併用療法の研究もあります。また、CAR-T細胞療法はMHC依存性ではないため、CAR-T細胞によって認識される特定のがん抗原を発現しているすべてのがん患者に使用できる、健康なドナー由来の「既成」のCAR-T細胞の開発も行われています。

CAR-T細胞の産生にはCAR発現の評価が不可欠です。重要ながん抗原であるCD19に加え、BCMA、CD47、ERBB2、CD20、PD-L1、CD22、ROR1、CD37、SLAMF7、およびCD38を発現する細胞株を用いることにより、CAR-T細胞の特定の標的に対する特異性を検証できます。

がんに対するCAR-T細胞療法研究に有用な製品



第1世代、第2世代、および第3世代のシグナル伝達ドメイン

第1世代、第2世代、および第3世代のシグナル伝達ドメイン


がん抗原

がん細胞は、腫瘍細胞に特有の腫瘍特異抗原(Tumor-Specific Antigens、TSA)や腫瘍関連抗原(Tumor-Associated Antigens、TAA)など、さまざまな抗原を発現しています。これらの抗原の発現レベルは、腫瘍の種類やがんのステージに応じて、時間の経過とともに大きく変化する可能性があります。発現レベルは腫瘍の進行および予後とも相関しており、特定のがん抗原のレベルを治療成果のモニタリングに用いることができます。通常、TAAは特定の細胞型でのみ、または特定の発生状態においてのみ発現します。

多くのがん細胞は、成長、増殖、分化に関連する正常タンパク質の変異バージョンも発現していて、これらによりがん細胞は急速な増殖や転移が可能になります。



タンパク質の発現とがん

タンパク質の発現とがん


参考文献

  1. Sadelain, M., "CD19 CAR T Cells.", Cell, 171(7), 1471, (2017). [PMID:29245005]


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CAR-T細胞療法研究のプロセスとCAR-T細胞研究用製品

ターゲットの特定/
スクリーニング
CARベクター
構築
in vitro
アッセイ

臨床試験

ターゲットの特定/スクリーニング scFV情報の取得/ヒト化 CARベクター構築 ウイルス産生/トランスフェクション in vitroアッセイ in vivoアッセイ<br>(前臨床試験) 臨床試験
scFV情報の取得
ヒト化
ウイルス産生/
トランスフェクション
in vivoアッセイ
(前臨床試験)
プロセスの最適化

ターゲットの特定/スクリーニング

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ウェブ記事名 メーカー 概要 掲載製品の種類

CAR-T細胞によるがん細胞の治療研究用製品

がん治療の最前線研究をサポートします!

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BPS

白血病やリンパ腫に対する治療研究の最前線にある、CAR-T細胞による治療法の研究に有用な組換え体タンパク質、およびその安定発現株をご紹介します。

  • 組換え抗体
  • 組換えタンパク質
  • 組換えタンパク質安定発現細胞株
  • Anti-CD19 CAR-T細胞構築用レンチウイルスベクター
  • BCMA-CAR/CD19-CAR レポーター発現細胞
  • 関連製品 培地

BCMA-CHO recombinant cell line


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scFV情報の取得/ヒト化

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ウェブ記事名 メーカー 概要 掲載製品の種類

ハイブリドーマからの抗体可変領域cDNAのシークエンシング受託サービス

抗体遺伝子情報のバックアップと抗体遺伝子改変に

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ABA

ご提供いただいたハイブリドーマから産生される抗体のVH、VL領域の遺伝子シークエンシングを行います。

  • 遺伝子シークエンシング受託サービス

抗体scFV情報の取得

ヒト化抗体関連受託サービス

抗体遺伝子情報のヒト化から、ヒト化組換え抗体の産生、評価まで

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ABA
抗体の遺伝子情報を元に、ヒト化抗体(組換え抗体、リコンビナント抗体)を作製する受託サービスです。さまざまな改変を導入することも可能です。
  • ヒト化抗体(組換え抗体、リコンビナント抗体)作製受託サービス

ヒトキメラ抗体およびヒト化抗体への改変


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CARベクター構築

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ウェブ記事名 メーカー 概要 掲載製品の種類

cDNA Cloning Vector

cDNA発現用レンチウイルスベクター

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SBI
目的のcDNAを本ベクターに挿入し、広範な種類の哺乳動物細胞に発現させることができます。
  • cDNA発現レンチウイルスベクター

cDNA発現用レンチウイルスベクター

人工遺伝子合成受託サービス

CARコンストラクトの作製に有用です

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GSJ
GenScript社が独自に開発したDNA合成技術により、任意の配列のDNAを合成し、ベクターに挿入する受託サービスです。cDNAライブラリーからPCRにより目的のDNA断片を増幅することが煩雑な場合などに有用です。
  • 人工遺伝子合成受託サービス

cDNA発現用レンチウイルスベクター

Anti-BCMA CAR Lentivirus

Anti-BCMA CAR-T細胞構築用レンチウイルスベクター

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BPS
B細胞成熟抗原(BCMA, B-Cell Maturation Antigen)を標的とするキメラ抗原受容体(CAR, Chimeric Antigen Receptor)を発現するT細胞の構築に用いる高力価を有するredy-to-useのレンチウイルス粒子です。
  • cDNA発現用レンチウイルスベクター

Anti-BCMAの概略図


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ウイルス産生/トランスフェクション

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ウェブ記事名 メーカー 概要 掲載製品の種類

PEIpro / PEIpro-HQ

ウイルスの大量産生に最適なPEIベースのトランスフェクション試薬

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PPU
ウイルス産生に特化したトランスフェクション試薬です。トランスフェクション効率のロット差が極めて少なく、安定したタンパク質およびウイルスの産生が可能です。アデノウイルス、アデノ随伴ウイルス(AAV)、レンチウイルス、タンパク質などの大量産生に最適です。
  • 遺伝子導入試薬

PLentiBlast Premium

LentiBlast Premium

より高効率かつ簡便な、レンチウイルスによる形質導入促進試薬

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OZB
レンチウイルスの形質導入効率を高める試薬です。独自の化学組成で構成されているので、細胞膜とウイルス粒子間の静電反発を中和し、ウイルスと細胞膜の融合を促進します。また、膜貫通電位の変化を抑制するために細胞毒性は非常に低く、高い生存率が得られます。
  • 形質導入促進試薬

LentiBlast Premium

TransDux MAX Transduction Reagent

高効率なウイルス粒子細胞導入用試薬

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SBI
ウイルス粒子を含む培養上清と混合するだけで、培養細胞に高効率でウイルス粒子を形質導入することのできる導入用試薬(TransDux)と、さらに感染効率を上昇させるEnhancerのセット製品です。
  • ウイルス粒子形質導入用試薬(TransDux)と感染効率を上昇させるEnhancerのセット

TransDux MAX Transduction Reagent

レンチウイルス濃縮試薬PEG-it

超遠心・カラム不要、ウイルスのPEG沈殿試薬

SBIロゴ

SBI
レンチウイルス濃縮を簡便に行える試薬です。ポリエチレングリコール(PEG)沈殿によって濃縮します。濃縮したレンチウイルスを、凍結融解ダメージから保護する作用もあります。
  • レンチウイルス濃縮試薬

PEG-it

UltraRapid Lentiviral Global Titer Kit

レンチウイルスベクターの力価測定キット

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SBI
qPCRを用いてレンチウイルスの力価を測定するキットです。従来のp24 ELISAと比較してより迅速に力価を測定できます。
  • レンチウイルス力価測定キット

UltraRapid Lentiviral Global Titer Kit


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in vitroアッセイ

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ウェブ記事名 メーカー 概要 掲載製品の種類

Anti-CD19 CAR/NFAT (Luciferase) Reporter Jurkat Cell Line

Anti-CD19 CARおよびNFATルシフェラーゼレポーターの二重安定発現株

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BPS

CAR-T細胞による治療法の研究に有用な、Anti-CD19 CARおよびNFATルシフェラーゼレポーターを発現する二重安定細胞株です。患者由来の初代T細胞で試験する前のAnti-CD19 CARコンストラクトおよびレンチウイルスの一次スクリーニングや機能検証に使用できます。

  • ルシフェラーゼレポーター細胞株

NFAT-luciferase reporter Jurkat cell lineにおけるAnti-CD19 CAR発現の検証

ATCC® CAR-T Target Luciferase Reporter Cells

CAR-T細胞療法研究に有用なルシフェラーゼ高発現レポーター細胞

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ACC

がんに対する免疫療法のCAR-T細胞療法における標的となる細胞において、標的抗原とルシフェラーゼを高発現する細胞です。

  • ルシフェラーゼレポーター細胞株

Human CD19 scFv CAR-T細胞

CAR-T細胞/CAR-NK細胞検出用Fluorokines

キメラ抗原レセプター(CAR)検出用蛍光標識組換え体タンパク質

RSDロゴ

RSD

CARの直接かつ特異的な検出に有用な蛍光標識抗原(組換え体タンパク質)をご紹介します。

  • CAR検出用蛍光標識抗原(組換え体タンパク質)

Fluorokinesを用いたCAR-T細胞の検出原理

Human CAR-T/CRS Cytokine Multiplex ELISA Kit

キメラ抗原受容体T細胞(CAR-T細胞)サイトカインの同時測定キット

ARIロゴ

ARI
ヒト試料中のCAR-T細胞、サイトカイン(IFN-γ、IL-2、IL-6、およびIL-10)を、比色により定量または半定量できるマルチプレックスなサンドイッチ法のELISAキットです。CAR-T細胞によって誘導されるサイトカイン放出症候群(CRS、Cytokine release syndrome)の研究に最適です。
  • マルチプレックスサンドイッチ法ELISAキット

Human CAR-T/CRS Cytokine Multiplex ELISA Kit

CAR-T細胞によるがん細胞の治療研究用製品

がん治療の最前線研究をサポートします!

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BPS

白血病やリンパ腫に対する治療研究の最前線にある、CAR-T細胞による治療法の研究に有用な組換え体タンパク質、およびその安定発現株をご紹介します。

BCMA-CHO recombinant cell line


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プロセスの最適化

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Albumin ELISA Kit

タンパク質産生過程に混入するアルブミン検出キット

CYGロゴ

CYG
組換え体タンパク質、モノクローナル抗体などの産生過程で生産物に混入(コンタミネーション)する、アルブミンをサンドイッチ法により定量するELISAキットです。
  • サンドイッチ法ELISAキット

Albumin ELISA Kit

EndonucleaseGTP ELISA Kit

組換えウイルスベクターおよびワクチン中の残留エンドヌクレアーゼの検出キット

CYGロゴ

CYG
宿主細胞由来の内在DNA・RNAおよび、ウイルスベクター構築時に取り込まれなかったプラスミドDNAの除去に用いられるエンドヌクレアーゼの残留(コンタミネーション)をサンドイッチ法により定量するELISAキットです。
  • サンドイッチ法ELISAキット

EndonucleaseGTP ELISA Kit


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知りたい!がんに対する免疫反応の仕組みとT細胞療法の開発

知りたい!がんに対する免疫反応の仕組みとT細胞療法の開発

Index

  • がんに対する免疫反応は抑制されている
  • 免疫チェックポイント阻害剤の作用機序
  • 自家のT細胞を用いるがん免疫療法の現状と課題
  • 他家T細胞を用いる戦略
  • T細胞療法の展望

上のバナーをクリックすると詳細をご覧いただけます。



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CAR-T細胞に関するウェビナー

ウェブ記事名をクリックすると詳細をご覧いただけます。

ウェブ記事名 メーカー 概要

A Target Rich Environment: Evaluating Immune Cell Function with CAR-T Target Luciferase Reporter Cells Webinar

CAR-T細胞標的抗原発現ルシフェラーゼレポーター細胞による免疫細胞の機能評価

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ACC
がん免疫療法研究に有用なCAR-T細胞標的抗原およびルシフェラーゼを発現するレポーター細胞についてのウェビナー

ACC_Webinar

演者:John Foulke, MS,
(Lead Biologist, ATCC®

Luciferase Reporter Cancer Cell Lines: Facilitate Your CAR-T細胞 Development Webinar

CAR-T細胞研究に有用なルシフェラーゼレポーター発現の腫瘍細胞株

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ACC
CAR-T細胞研究に有用なレポーター発現の腫瘍細胞株についてのウェビナー

ACC_Webinar

演者:John Foulke, MS,
(Lead Biologist, ATCC®



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Optimization and Functional Characterization of CAR-T and CAR-NK Cells

CAR-T細胞およびCAR-NK細胞療法は、有効な治療の選択肢として大きな期待を寄せられていますが、患者が期待する結果と安全性に関しては懸念と不確実性も存在します。したがって、これらの治療法の構成、効力、安全性を定量化するには、CAR-T細胞/CAR-NK細胞発生段階での堅牢で機能的、および分析的特性評価が必要です。in vitroおよびin vivoでの詳細な特性評価は、下流での挙動の監視および予測に役立ちます。
本ウェビナーでは、CAR-T細胞とCAR-NK細胞の特性評価を確実かつ効率的に支援する新しいツールとアッセイについて解説します。


The Promise of CAR-NK Cell Therapy


異常な細胞を検出して破壊するCAR-NK細胞は、自然免疫に不可欠です。最近のCAR-T細胞療法の成功により、CAR-NK細胞を新しい免疫治療法として操作できる可能性が示唆されました。本ウェビナーでは、Dean A. Lee氏によりCAR-NK細胞療法の利点とその臨床的有用性について解説します。


Penetrating Solid Tumors with CAR Immune Cells

本ウェビナーでは、2人の専門家が固形腫瘍に対するCAR療法の開発における最近の進歩について解説します。

  • Engineering off-the-shelf CAR immune cells(Tamara Laskowski, PhD、Scientific Project Director of the CAR-NK Program, Adoptive Cell Therapy Platform、MD Anderson Cancer Center)
  • Improving CAR-T therapy efficacy with the gut microbiome(Maik Luu, PhD、Project Principal Investigator at the University Hospital Würzburg)

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カタログ

BPSロゴ

下の図をクリックすると、詳細をご覧いただけますす。

CAR-T Workflow:Custom Solutions

Advances in CAR-T Cell Therapy Research

CAR-T細胞療法の背景、CAR-T細胞の作成、評価、検証するためのワークフローとツールについて解説します。最終章では、代替治療アプローチとしてCAR-NK細胞の台頭について紹介します。

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ウェブ記事名 メーカー 概要 掲載製品の種類

バイオ医薬品研究用製品特集

バイオシミラー・抗体医薬検出キット/組換え抗体(リコンビナント抗体)

特集 バイオ医薬品の製造や精製、宿主細胞由来のコンタミ検出、バイオシミラー・バイオ医薬品の検出キット、組換え抗体(リコンビナント抗体)関連製品などをご紹介します。
  • 細胞培養
  • トランスフェクション
  • 抗体精製・作製
  • タンパク質産生過程の混入物検出
  • バイオシミラー研究用
  • 抗体医薬・抗抗体医薬検出キット
  • ADC(抗体-薬物複合体)
  • ADCC活性/CDC活性
  • ヒトアデノ随伴ウイルス(AAV)
  • CAR-T細胞研究
  • その他

Albumin ELISA Kit

免疫療法研究用製品

がんco-therapyのための初期候補物質探索を支援します

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BPS
腫瘍研究に有用な幅広い免疫チェックポイント関連タンパク質に対応したアッセイキットや、阻害因子スクリーニング用キットをご紹介します。
  • アッセイキット
  • 阻害因子スクリーニング用キット

免疫療法研究用製品


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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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