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ATCC®ウェビナー一覧

掲載日情報:2021/05/28 現在Webページ番号:81519

ATCC®(メーカー略称:ACC)がこれから開催予定・これまでに開催したウェビナーをまとめてご紹介いたします。開催済みのウェビナーについては,録画版をご覧いただくことができます。
是非ご覧いただき,皆様の今後のご研究にお役立て下さい。

2022年開催ウェビナー

演題をクリックすると,近日開催のウェビナーについては登録ページへ,開催済みのウェビナーについてはウェビナー録画版の掲載ページへリンクします。

演 題 要 旨 関連製品
EMTレポーター細胞ウェビナー EMT Reporter Cell Lines: Migrating to Better Models of Transition

がん転移モデルとして優れたEMT / METレポーター細胞株

【開催日:2022年1月28日(金)2:00 am(日本時間)】
上皮間葉転換(Epithelial-to-mesenchymal transition:EMT)と,その逆の現象の間葉上皮転換(Mesenchymal-epithelial transition:MET)は,腫瘍細胞の移動と浸潤に関与する生理的なメカニズムです。
転移研究に有用な高度な生物学的モデルを研究者に提供するために,ATCC®はCRISPR/Cas9技術を用いて,数多くのEMTおよびMETレポーター細胞株を作製しました。これらのレポーター細胞株は,赤色蛍光タンパク質(RFP)タグ融合ビメンチンや緑色蛍光タンパク質(GFP)融合E-カドヘリンの発現により,細胞の上皮から間葉系への移行(またはその逆)をリアルタイムにモニタリングすることができます。
本ウェビナーでは,気道,大腸,乳腺,膵臓の細胞株から得られたEMT / METモデルの概要を説明し,その開発と検証において得られた転換についての幅広いデータをご紹介します。
EMT Reporter Cell Line
合成分子標準ウェビナー Genomic and Synthetic Molecular Standards: Build a Better Assay

より良いアッセイ系の構築に有用なゲノムおよび合成分子標準物質

【開催日:2022年1月21日(金)2:00 am(日本時間)】
信頼性の高いコントロールは,分子ベースのアッセイを開発する上で非常に重要な要素です。しかし,微生物試料からの核酸の抽出,調製,品質管理,定量には時間と労力がかかります。特に結核菌のように培養物の取り扱いに高度な生物学的安全処置が必要な場合や,ノロウイルスのように培養が困難なものを扱う場合はその傾向が顕著です。
このようなニーズに対応するため,ATCC®では定量的核酸増幅(NAAT)アプリケーションに便利で使いやすく,信頼性の高いコントロールを提供する分子標準物質の製品ラインナップを開発しました。これらのプロセス用コントロールは,高度に検証されており,培養作業,核酸の抽出,および定量の負担を軽減します。
本ウェビナーでは,ヒトの病原体からマイクロバイオームの構成要素まで,提供する製品ラインナップを拡大しているATCC®の分子標準物質と,これらの製品を診断用アッセイの開発に使用できる可能性を示すアプリケーションデータをご紹介します
ATCC® Microbiome Standards

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2021年開催ウェビナー

演題をクリックすると,ウェビナー録画版の掲載ページへリンクします。

演 題 要 旨 関連製品
hTERT不死化メラノサイトウェビナー hTERT Immortalized Melanocytes – Add Color to Your Drug Development and Toxicity Studies

医薬品開発および毒性試験に有用なhTERT不死化メラノサイトについて

【最終開催日:2021年12月】
医薬品の開発や毒物の研究には,主要な表現特性を維持した生理学的に適切なモデル細胞が必要です。しかし,このような生理的in vitroモデルには,ドナーとドナーの間のばらつき,in vivoでの特定の機能の喪失,寿命の制限などの弱点があります。
本ウェビナーでは,ヒトのテロメラーゼを初代メラノサイトに導入して作成した2種類の不死化メラノサイト細胞モデル(hTERT新生児メラノサイトおよびhTERT成人メラノサイト)をご紹介します。これらのモデルは,長寿命であることや,メラニン生成などの初代細胞の特徴を維持していることが試験され,検証されています。不死化メラノサイトは,皮膚の色素形成の複雑なプロセスの研究,ハイスループットスクリーニング,環境/化粧品の毒性,および細胞代謝の基礎研究に使用できます。
hTERT不死化細胞株の皮膚モデル
ニューロスフェアウェビナー Neural Progenitor Cell-derived Neurospheres: Build Dimension into Your Toxicity Studies

毒性試験に新たな次元をもたらす神経前駆細胞由来のニューロスフェアについて

【最終開催日:2021年12月】
ニューロスフェア(神経幹細胞塊)は,薬剤候補物質の神経毒性を調べる際の二次元培養法に代わる方法として,近年注目を集めています。従来のin vitroのニューロスフェア培養は,部位特異的な組織から分離されていましたが,この方法で得られたニューロスフェアは,非常に動的で,クローンでなく,変化に富んでいます。このような動的な性質を持つため,研究者は実験のパラメーターを操作・制御することが難しく,実験結果に混乱をもたらします。
ヒトiPS細胞由来の神経前駆細胞(NPC)は,クローン的に増殖し,さまざまな神経サブタイプに分化させることができるため,毒性スクリーニングのための魅力的な手段となります。本ウェビナーでは,ATCC®のNPCからニューロスフェアを生成する簡単な方法をご説明します。そして,このニューロスフェアが複数の脳系細胞に分化し,薬剤に対して期待通りの反応を示したデータを示し,毒物学的アッセイにおける可能性を検証します。
ATCC® Neural Progenitor Cells(神経前駆細胞)
HIV-1感染モデルのニューロスフェアウェビナー Extracellular Vesicles, HIV-1, and Neurospheres: Touching a Nerve

HIV-1感染モデルとしてのニューロスフェアと,幹細胞由来EVを用いた治療の可能性について

【最終開催日:2021年12月】
エクソソームなどの細胞外小胞(EV)は,細胞間のコミュニケーションにおいて重要な役割を担い,それにより様々な生理的・病理的プロセスにおいて重要な役割を果たしています。これらの効果はドナー細胞によって異なり,レシピエント細胞に有益な場合もあれば有害な場合もあります。
HIV-1は依然として不治の病であり,抗レトロウイルス薬の併用療法(cART)が開発されたにもかかわらず,HIV-1感染者の少なくとも50%がHIV関連神経認知障害(HAND)に罹患していると報告されています。
近年では,神経前駆細胞(NPC)由来のニューロスフェア(神経幹細胞塊)を用いて,さまざまな向神経性ウイルスの作用についてモデル化されています。

本ウェビナーでは,幹細胞由来のEVが,HIV-1感染したNPC由来のニューロスフェアに与える影響の可能性を検証します。幹細胞由来のEVが,損傷を受けた細胞の神経保護や抗炎症作用を調節している可能性を示唆するデータをご紹介します。これらのデータは,HIV-1感染モデルとしてのNPC由来のニューロスフェアの実現可能性と,HIV-1感染によって引き起こされた細胞障害を回復させるための幹細胞由来EVの可能性を示すものです。
ATCC® Exosomes(エクソソーム)
ゲノムポータルウェビナー Addressing the Need for Accuracy and Traceability in Microbial Genomic Data: The ATCC Genome Portal

微生物ゲノムデータの正確さとトレーサビリティーに対応したATCC® Genome Portalについて

【最終開催日:2021年11月】
次世代シークエンシング(NGS)技術は,微生物研究を急速に変化させています。これまでのシークエンサーを用いたアプリケーションは,バイオインフォマティクス解析の際に,完全にアッセンブルされた参照ゲノムに依存してきました。しかしながら公共のデータベースは,コンセンサスに基づいたゲノム配列が利用可能ではありますが,ゲノムデータの品質,完全性,信頼性,正確性,およびトレーサビリティーは不十分です。ゲノムデータの基準がないため,研究者が自分のゲノム情報を解釈してインパクトのある相関関係を作ろうとすると,潜在的なエラーを引き起こす可能性があります。
ATCC®ではこれらの課題に対処するため,NGSおよびゲノム情報のアッセンブルに確固たるワークフローを導入し,コレクション内の生物試料の特性評価を強化しました。その結果,認証されたATCC®の生物試料と,対応するメタデータを有する参照品質レベルの微生物ゲノム情報がペアとなり,ATCC® Genome Portalにおいて研究者のコミュニティーに公開されています。
細胞認証ウェビナー Restoring the Reproducibility in Research: Four Tools to Authenticate Your Cells

細胞を認証するための4つのツールについて

【最終開催日:2021年11月】
ライフサイエンス研究における再現性の欠如は,広範囲に影響を及ぼす危機的状況です。細胞株の誤認や汚染は,生物医学研究に大きな影響を与え,論文の撤回,信頼性の喪失,データの無効化,経済的コストにつながる可能性があります。
本ウェビナーでは,ヒトやマウスのSTRプロファイリング,マイコプラズマの検出,シトクローム1オキシダーゼのDNAバーコード解析による生物種の同定など,ATCC®の認証サービスや製品のポートフォリオを利用して,研究の再現性を回復する方法をご紹介します。
ヒトSTRプロファイリング細胞認証サービス
細胞培養ウェビナー Best Practices for Cell Culture

細胞培養における最善の手法

【最終開催日:2021年10月】
ATCC®は,95年以上にわたり研究者のコミュニティに生体材料を供給してきたことにより,凍結保存細胞,培養試薬,培養リソースのゴールドスタンダードとして認められてきました。論理的な実験により,細胞培養におけるベストプラクティスを見出し,これらのヒントとテクニックの積み重ねは,他者の追随を許さない知識のデータベースへと発展してきました。
本ウェビナーでは,その膨大な経験を活かし,最適な結果と性能を保証する細胞培養のベストプラクティスを共有します。培養開始,拡大培養,細胞認証,凍結保存など,細胞培養の成功のためのすべての面を網羅した情報をお届けします。
新形コロナスパイクタンパク質ウェビナー Variations of the SARS-CoV-2 Spike Protein – Challenges and Impact Webinar

新型コロナウイルスのスパイクタンパク質のバリエーションについて

【最終開催日:2021年10月】
SARS-CoV-2(新型コロナウイルス)において,スパイクタンパク質は,ウイルス表面の不可欠な部分であり,ウイルスのヒト細胞への侵入を媒介する役割を担っています。この病気の診断と治療管理において,スパイクタンパク質は科学的な議論の主要な対象になっています。SARS-CoV-2の突然変異がパンデミックの連続した波の中で報告されていることにより,スパイクタンパク質の生物学的バリエーションを研究することの重要性が示され,様々な分野の科学者たちの最大の関心事となっています。
本ウェビナーでは,SARS-CoV-2のスパイクタンパク質に関する背景知識と,最近の科学的知見がワクチン開発にどのように貢献したかを紹介するとともに,スパイクタンパク質のバリエーションによってもたらされる潜在的な複雑さや,この知識が将来のパンデミック状況の管理にどのような影響をもたらすかをご説明いたします。
EMTレポーター細胞ウェビナー Modeling Invasion and Metastasis with Epithelial to Mesenchymal Transition Reporter Models Webinar

上皮-間葉転換レポーターモデルによる浸潤と転移のモデル化

【最終開催日:2021年9月】
(録画版準備中)
上皮間葉転換(Epithelial to mesenchymal transition: EMT)は,細胞接着力の低下と細胞運動性の増大を伴うもので,上皮マーカーの低下と間葉マーカーの上昇によって特徴づけられます。乳腺細胞株を用いたin vitroのEMTレポーターモデルは容易に入手できないため,乳がん研究者にとって,この移行をリアルタイムで追跡することは困難です。
そこでATCC®は,CRISPR/Cas9技術を用いて,MCF 10A乳腺細胞株にEMTレポーターを組み込みました。E-カドヘリンとEmGFPを融合させたノックイン遺伝子を導入し,EMTの進行をリアルタイムでモニタリングできるようになりました。導入遺伝子は,ゲノムDNA,転写産物,タンパク質レベルで確認されています。このMCF 10A E-cadherin EmGFP細胞株は,TGF-β刺激により移動が促進され,E-cadherin-GFPの発現が減少し,ビメンチンとフィブロネクチンの発現が上昇しました。この細胞株は,EMTを標的とする抗がん剤のスクリーニングに理想的なモデルです。
EMT Reporter Cell Line
細菌培養ウェビナー Best Practices in Bacteriology Webinar

バクテリア研究の最善の手法

【最終開催日:2021年9月】
(録画版準備中)
バクテリアは,温泉の熱湯から原子炉の冷却水タンクまで,様々な環境で生き残るために,何世紀にもわたって進化してきました。この驚異的な微生物について,多くのことがすでに知られていますが,バクテリアの多様性は非常に大きく,多くの種が特殊な生育条件を必要とするため,生物学者は苦労しています。
本ウェビナーでは,多種多様な細菌の増殖を成功させるためにATCC®で使用されている様々な方法と,モリクテス綱や極限環境微生物などの増殖が困難な菌株を確実に増殖させるためのトラブルシューティングのヒントをご紹介します。
原生生物コレクションウェビナー Best Practices in Protistology Webinar

原生生物研究の最善の手法

【最終開催日:2021年8月】
(録画版準備中)
ATCC ® Protistology Collectionは,分類学的に多様な原生生物の生体ストックを集めた米国で唯一の一般サービスコレクションであり,寄生原生生物を集めた世界で唯一の大規模貯蔵サービスでもあります。原生動物と藻類に関するATCC ®の広範なラインナップは,約1世紀前のATCC ®設立以来の,多くの研究者,コレクション科学者,生物学者の長年にわたる経験の賜物です。これにより,ATCC ®の原生生物学部門は,臨床的にも資産的にも重要なこのコレクションに関する膨大な知識を蓄積することができました。
本ウェビナーでは,科学界や一般社会における原生生物の役割を探り,これらの多様な生物の播種,拡大培養,凍結保存,認証について詳しくご説明します。
セルベースアッセイウェビナー Expand Your Cell-based Assays With an Unlimited, Biologically Relevant Resource

セルベースアッセイに有用なiPS細胞からの分化細胞について

【最終開催日:2021年7月】
毒物学やがんを研究している研究者は,セルベースアッセイに用いる細胞について,生理学的関連性が高い細胞を一貫して入手できる供給源がないという問題に直面しています。初代細胞の元となる組織は,様々なドナー由来となるため,実験間のばらつきが生じ,実験結果を混乱させる可能性があります。
iPS細胞から分化させた細胞は,一貫した細胞供給源と生理学的関連性の必要性を満たしています。さらにiPS細胞は,アッセイに必要な生物学的関連性を有する様々な機能的な細胞型に分化させることができます。
本ウェビナーでは,iPS細胞から分化させた細胞をどのようにしてイムノアッセイに組み込むか,および骨細胞,軟骨細胞,脂肪細胞などの細胞型にさらに分化させるかを示すデータをご提示します。
ダニ媒介疾患ウェビナー Tick-borne Diseases: Developing Molecular Approaches to Detect Babesiosis

ダニが媒介する疾患の分子的アプローチでの検出について

【最終開催日:2021年7月】
米国では,これまでヒトが住んでいなかった地域の都市化が進み,ダニが媒介する疾患(TBD)が増加していると言われています。TBDの原因となる病原体には,細菌,ウイルス,原虫などがあります。
ATCC®は,グローバルヘルス支援の一環として,革新的な治療薬や迅速な診断ツールの開発・評価に最適な数多くの標準物質を入手し,認証しています。
本ウェビナーでは,TBDの疫学,診断法の現状,TBD研究を促進させるためにATCC®がご提供する製品についてご紹介します。特に,Droplet Digital PCRや質量分析技術を用いてバベシア症の診断を改善することを目的とした最近のプロジェクトに焦点を当てます。
標準物質分子ウェビナー Simplifying Assay Development with Molecular Standards: Remove Culturing from the Equation

標準物質分子の使用によるアッセイ開発の簡略化について

【最終開催日:2021年6月】
信頼性の高いコントロールは,分子ベースのアッセイを開発する上で非常に重要な要素です。しかし,核酸の抽出,調製,検証には時間と労力がかかります。さらに,多くの微生物は培養が困難であったり,高レベルの封じ込め施設が必要であったりするため,さらなる専門知識と設備が必要となります。
このようなニーズに対応するため,ATCC®では,定量的PCRアプリケーションに便利で使いやすく,信頼性の高いコントロールを提供するゲノムおよび合成標準物質分子の製品ラインナップを開発しました。これらのプロセス用コントロールは,高度に検証されており,培養作業,核酸の抽出,および定量の負担を軽減します。
本ウェビナーでは,ヒトの病原体からマイクロバイオームの構成要素まで,提供する製品ラインナップを拡大しているATCC®の標準物質分子と,これらの製品を診断用アッセイの開発に使用できる可能性を示すアプリケーションデータをご紹介します。
ATCC® Microbiome Standards
受託サービスウェビナー Custom Services: Let ATCC®'s Core Competencies Ensure Your Project's Success

ATCC®の優れた受託サービスについて

【最終開催日:2021年6月】
産官学の多くの研究機関は,研究開発に専念するために,生体材料の特性評価,誘導体の作製,保管などの重要な作業を外部に委託したいと考えています。
ATCC®は,1925年の設立以来,重要な生物学的材料の認証,改変,生産,保管,および流通の基準を設定してきました。ATCC®のチームは,最初のお問い合わせの受付,作業工程のデザイン,プロジェクトの開始から,生物試料の生産,特性評価,包装,保管,流通まで,カスタムプロジェクトのプロセスのすべての段階をサポートします。
本ウェビナーでは,約1世紀にわたる業界での経験に裏打ちされた,ATCC®の研究所と生体試料の収集・保管施設が,いかにカスタマイズされた解決法をご提供できるかについてご紹介します。
ヒトSTRプロファイリング細胞認証サービス
微生物コレクションの信頼性ウェビナー The Importance of Using Next-Generation Sequencing to Further Authenticate the ATCC® Microbial Collections

微生物コレクションの信頼性向上における次世代シークエンシングの重要性について

【最終開催日:2021年4月】
次世代シークエンシング(Next-generation sequencing:NGS)は微生物研究に急速に応用されてきました。今日までシークエンシングベースのアプリケーションは標準ゲノムを利用してバイオインフォマティクス解析を行ってきました。しかしながら,公的なデータベースに統一されたゲノム配列が存在するにも関わらず,標準ゲノムデータは品質,完全性,信頼性,正確性そしてトレーサビリティの面において不十分です。ゲノム情報のスタンダードが不足していることにより,研究者が得られたゲノム情報の解釈と相関性を見出そうとする際に潜在的な誤りを生じさせることになります。
本ウェビナーではATCC®が進めてきた,NGSとゲノムアセンブリワークフローの実装によってATCC®コレクションの生物資源のキャラクタライゼーションを強化する試みについて解説します。
ATCC® Microbiome Standards
オルガノイド培養ウェビナー Organoid Culture Fundamentals: Critical Steps for Success

オルガノイドの解凍・拡大培養・凍結保存の手順を実演紹介

【最終開催日:2021年3月】
現在利用可能な前臨床がんモデルは,がんの生物学的研究,個別化された治療法の開発,ユニークなバイオマーカーの同定には不十分な場合が多々あります。この不十分さに対処するため,ATCC®はHuman Cancer Model Initiative(HCMI)と協力し,80種類以上のオルガノイドを用いた約150種類の患者由来モデルを発表しました。
これらの高度なモデルの臨床データおよびシークエンスデータは,HCMIの検索可能なカタログ,およびGenomic Data Commons(GDC)データポータルにリンクされたATCC®ウェブサイトから入手できます。がんモデルの提供に加えて,ATCC®は,オルガノイドの培養プロトコルと完全培地を提供することで,これらの複雑な微小組織の培養を初めて行う科学者をサポートしています。
本ウェビナーでは,オルガノイドの解凍,拡大培養,凍結保存の各プロセスの手順を,段階を追って徹底的に実演紹介します。
Human Cancer Models Initiative(HCMI)作製の次世代がんモデル
CRISPR/Cas9改変ワクチンウェビナー Amplify Your Viral Vaccine Production with CRISPR/Cas9-Engineered Host Cells

CRISPR/Cas9により改変した宿主細胞を用いたウイルスワクチン産生の向上

【最終開催日:2021年3月】
ポリオ,水痘,麻疹,ウイルス性肝炎などのウイルス感染症に対するワクチンは,スケールアップした培養システムで大量のウイルス粒子を産生することによって製造されます。Vero(アフリカミドリザルの腎臓由来)やMDCK(イヌの腎臓由来)のようなほんの一握りの歴史的な細胞株が,ウイルスワクチン製造のためにFDA(米国食品医薬品局)によって承認されています。しかしながら,クローンの選択と培養器材の最適化以外には,細胞株固有のウイルス産生能力を向上させることはそれほど行われていません。
ATCC®はCRISPR/Cas9遺伝子編集技術を使用して,ウイルスワクチン製造に一般的に使用される細胞株の改良版を作製しました。これらの細胞は,対応する親細胞株の10倍の力価でモデル臨床ウイルスを産生し,ウイルスおよびウイルスワクチン製造に関連するコストを大幅に削減できる可能性を有しています。
高力価のウイルスを産生する細胞株
ウイルス培養ウェビナー Virus Culture Fundamentals: Methods and Strategies for Viral Propagation

ウイルス培養の基礎について

【最終開催日:2021年2月】
ウイルスは病原性を有する細胞内生物であり,増殖するためには生きた細胞を必要とします。しかしながら,経験豊富なウイルス研究者であっても,異なるウイルス種を培養する際には問題が生じることがあります。ATCC®の製造科学技術(MSAT)ウイルス学部門は,新しいウイルス製品の製造とトラブルシューティングに取り組み,製品改良の研究を行っています。
本ウェビナーでは,MSATのウイルス学者が,ウイルスの増殖に用いられる様々な方法を詳しくご説明し,既存のウイルス製品の品質を向上させるためにATCC®で用いられている基本的な戦略についてご説明します。
ウイルスメタゲノミクスウェビナー Viral Metagenomics and the Use of Standards: From Biology to Clinical Applications

ウイルスメタゲノミクスにおける標準品の使用:生物学から臨床応用まで

【最終開催日:2021年2月】
ウイルスは真核細胞だけでなく,バクテリアにも感染します。メタゲノミクス解析の登場により,ヒトマイクロバイオーム中に含まれるウイルスの構成と機能が明らかになってきており,これらの集団に関する知見は,新しいシークエンシング技術と解析ツールの適用により拡大し続けています。これらの情報は,病原性ウイルスの迅速な配列同定やファージ療法を含む臨床利用へと応用されています。
しかしながら,適切な標準品やコントロールがなければ,研究者は有意な研究間比較を行ったり,ウイルスメタゲノミクスの様々な段階で生じるバイアスを評価したりすることができません。ウイルスメタゲノミクスの分野が臨床やその他のアプリケーションに応用されるにつれ,ウイルス標準品とコントロールの使用はますます重要になってきています。
Mock Viral Communities Standard
SARS-CoV-2参照試料ウェビナー SARS-CoV-2 Reference Standards and Materials - Industry Perspectives

SARS-CoV-2の参照用標準品およびゲノム解析データについて

【最終開催日:2021年1月】
ATCC®とBEI Resourcesは,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な脅威に対抗して第一線で活躍する研究者に,高品質かつ認証済みのバイオマテリアルをご提供するだけでなく,SARS-CoV-2のゲノム解析を行い,ATCC®ゲノムポータルでのデータ公開を行っています。
本ウェビナーでは,これらの重要な取り組みについてご説明いたします。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)研究関連製品

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2020年開催ウェビナー

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演 題 要 旨 関連製品
THP-1ルシフェラーゼレポーター細胞ウェビナー Illuminate Immuno-oncology Research with THP-1 Luciferase Reporter Cell Lines

THP-1ルシフェラーゼレポーター細胞を用いたがん免疫研究について

【最終開催日:2020年12月】
がん治療の新たなアプローチとして「がん免疫療法」が登場し,免疫腫瘍学は最も急速な成長を遂げている分野の一つとなりました。免疫調節薬と生物学的製剤の開発において,免疫活性化を評価するため,ヒト細胞をベースにしたモデルの需要が高まっています。
このニーズに応えるため,ATCC®は,NF-κB,GAS,CRE,およびAP-1などの免疫調節転写因子の応答エレメントを含むTHP-1ルシフェラーゼレポーター細胞株を作製しました。これらの細胞株は,感度および特異性が高く,刺激に応じて用量依存性の強力なルシフェラーゼシグナルを発します。
本ウェビナーでは,THP-1ルシフェラーゼレポーター細胞株が,シグナル伝達経路の研究,免疫応答の活性化因子または阻害因子を見つけるための化合物スクリーニング,および新薬や化学物質の有効性の評価に役立つツールであることを示すデータを紹介します。
THP-1ルシフェラーゼ発現レポーター細胞株
EMTレポーター細胞ウェビナー EMT Reporter Models for Cancer Research: A Window into Invasion and Metastasis

がん研究におけるEMTレポーター細胞モデルについて

【最終開催日:2020年11月】
上皮間葉転換(Epithelial to mesenchymal transition: EMT)は,細胞接着力の低下と細胞運動性の増大を伴うもので,上皮マーカーの低下と間葉マーカーの上昇によって特徴づけられます。乳腺細胞株を用いたin vitroのEMTレポーターモデルは容易に入手できないため,乳がん研究者にとって,この移行をリアルタイムで追跡することは困難です。
そこでATCC®は,CRISPR/Cas9技術を用いて,MCF 10A乳腺細胞株にEMTレポーターを組み込みました。E-カドヘリンとEmGFPを融合させたノックイン遺伝子を導入し,EMTの進行をリアルタイムでモニタリングできるようになりました。導入遺伝子は,ゲノムDNA,転写産物,タンパク質レベルで確認されています。このMCF 10A E-cadherin EmGFP細胞株は,TGF-β刺激により移動が促進され,E-cadherin-GFPの発現が減少し,ビメンチンとフィブロネクチンの発現が上昇しました。この細胞株は,EMTを標的とする抗がん剤のスクリーニングに理想的なモデルです。
EMT Reporter Cell Line
細菌培養ウェビナー Bacterial Culture Fundamentals: How to Address Common Propagation Challenges

細菌培養の基礎について

【最終開催日:2020年10月】
バクテリアは,温泉の熱湯から原子炉の冷却水タンクまで,様々な環境で生き残るために,何世紀にもわたって進化してきました。この驚異的な微生物について,多くのことがすでに知られていますが,バクテリアの多様性は非常に大きく,多くの種が特殊な生育条件を必要とするため,生物学者は苦労しています。
本ウェビナーでは,多種多様な細菌の増殖を成功させるためにATCC®で使用されている様々な方法と,モリクテス綱や極限環境微生物などの増殖が困難な菌株を確実に増殖させるためのトラブルシューティングのヒントをご紹介します。
原生生物コレクションウェビナー The Protistology Collection at ATCC®: Scientific Relevance and Best Practices

原生生物コレクションについて

【最終開催日:2020年10月】
ATCC ® Protistology Collectionは,分類学的に多様な原生生物の生体ストックを集めた米国で唯一の一般サービスコレクションであり,寄生原生生物を集めた世界で唯一の大規模貯蔵サービスでもあります。原生動物と藻類に関するATCC ®の広範なラインナップは,約1世紀前の創業以来の,多くの研究者,コレクション科学者,生物学者の長年にわたる経験の賜物です。これにより,ATCC ®の原生生物学部門は,臨床的にも資産的にも重要なこのコレクションに関する膨大な知識を蓄積することができました。
本ウェビナーでは,科学界や一般社会における原生生物の役割を探り,これらの多様な生物の播種,拡大培養,凍結保存,認証について詳しくご説明します。
COVID-19ウェビナー Understanding COVID-19: A Global Pandemic

COVID-19について

【最終開催日:2020年8月】
新型コロナウイルスSARS-CoV-2よって引き起こされる感染症(COVID-19)は,2019年12月下旬頃,中国 武漢で発生しました。それ以来,飛沫により容易に感染する新型コロナウイルスは中国そして各国へ広がり,世界的なパンデミックを引き起こしています。2020年5月,WHOは世界的に350万人が感染し,243,540人が死亡したと発表しました。CDCによると,米国内だけで100万人もの人が感染しています。そのほかのコロナウイルスに関する知見からSARS-CoV-2について理解が進んでいますが,いまだに多くのことが未解明です。
本ウェビナーでは,コロナウイルス, SARS-CoV-2そしてCOVID-19 に関する最近の知見について概説します。また,ATCC®のような機関がどのように新型コロナウイルスに関する研究に貢献しているかについても焦点を当てます。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)研究関連製品
パンデミック下のラボワークウェビナー Lab Work in a Pandemic: How ATCC® Navigates the New Normal

パンデミック状況下でのラボワーク:ATCC®が提案する新しい日常

【最終開催日:2020年7月】
新型コロナウイルスの大流行が起こったとき,世界中の研究所で閉鎖などの措置がなされましたが,ATCC®では生産性にほとんど影響を及ぼすことなく,SARS-CoV-2の伝播を最小限に抑える一連の最善の措置を実施,ウイルス研究者に標準試料やレファレンスを提供し続けてきました。
ATCC®の専門家たちは,スタッフの安全を守るために何をしているのか,現在の課題,そして「新しい日常」の時代における取り組みについて解説します。
実験の再現性ウェビナー Repairing Reproducibility: Time for a New Perspective

実験の再現性について

【最終開催日:2020年4月】
実験の再現性が,研究者にとってそのキャリアに影響を与える主要な問題であると考えられていることを,ATCC®の最近の調査で再確認しました。400人以上の研究者を対象としたこの調査では,再現性に関する懸念は依然として高く,回答者は5,000ドルから15,000ドルの金銭的な損失と,年間平均19日の時間の浪費を見積もっています。
研究者は,コストと時間の損失に加えて,再現性の問題がもたらす特別な結果として,科学企業に対する評判や信頼に対するリスクを回答しています。科学企業には,再現性を大幅に向上させる能力,経験,意欲がありますが,大きなインパクトを迅速に与えるためには,新しい視点が必要です。
本ウェビナーでは,業界の様々な分野から集まった著名なパネリストによるディスカッションを行います。再現性の科学において重要な役割を果たす科学研究の3つの主要分野について,科学者が自らの研究における再現性を向上させるために,今日からでも採用できる実用的なアイデアを導き出すことを目的としています。
マウスSTRプロファイリングウェビナー STR Profiling for Mouse Cell Lines: A New Tool to Combat Cell Line Misidentification

Mouse STR Profilingについて

【最終開催日:2020年4月】
あなたは自分の実験結果を信頼していますか?細胞株の誤認やクロスコンタミネーションは,論文の撤回,信頼性の低下,データの無効化,経済的コストなど,生物医学研究において広範囲な影響を及ぼします。ヒトの細胞株の認証には,短タンデムリピート(STR)プロファイリングが用いられていますが,これまでマウスの細胞株を,種レベルを超えて同定する有効な方法はありませんでした。
本ウェビナーでは,新しいマウスのSTRプロファイリング方法を中心に,ATCC®のSTRプロファイリングサービスについてご説明します。
マウス細胞認証サービス
抗生物質耐性ウェビナー1 Antimicrobial Resistance: A Broad-spectrum Public Health Crisis

抗生物質耐性について:(第1回/全2回)

【最終開催日:2020年2月】
現在主流の抗生物質であるペニシリンが,初めて一般に使用されたのは1942年です。ペニシリン耐性の報告は,1942年に病院で分離された黄色ブドウ球菌から始まりました。2019年には,米国だけで280万件以上の抗菌剤耐性(AMR)感染がCDC(米国疾病予防管理センター)によって報告されており,世界的に深刻な健康上の脅威となっており,有病率は着実に上昇しています。AMR現象への理解は常に進んでおり,耐性メカニズムの仕組み,薬剤耐性の原因,広がり方,影響を受ける人などの知識を進化させています。
この2部構成のウェビナーでは,AMR感染症が引き起こす世界的な脅威の拡大に焦点を当てます。
パート1である今回は,薬剤耐性メカニズムの概要,その広がり,AMR感染症の世界的な影響に関する現在の知識についてご説明します。
抗生物質耐性ウェビナー2 Antimicrobial Resistance: Arm Your Lab in the Fight Against Superbugs

抗生物質耐性について:(第2回/全2回)

【最終開催日:2020年2月】
この2部構成のウェビナーでは,抗菌剤耐性(AMR)感染症が引き起こす世界的な脅威の拡大に焦点を当てます。
パート2である今回は,この分野が直面している最大の課題,診断,研究,開発の進捗状況,さらに詳しい情報について概要をご説明します。また,ATCC ®が,研究,診断,医薬品・製品開発,臨床応用に使用する高品質な生物学的材料のコレクションを開発・改良することで世界の健康を支援するという誓約を通じて,この課題にどのように取り組んでいるかをご紹介します。
エクソソームウェビナー Extracellular Vesicles: For Better and For Worse

エクソソームをはじめとするExtracellular Vesiclesについて

【最終開催日:2020年2月】
エクソソームなどの細胞外小胞(EV)は,あらゆる種類の細胞から分泌されるナノサイズの粒子です。EVは,様々な生物学的物質をドナー細胞からレシピエント細胞に転送する能力があるため,強力な効果を発揮する可能性を秘めています。その効果は,ドナー細胞の由来に応じて,レシピエント細胞にとって有益なものから有害なものまで様々です。
例えば,最近のEV精製法の進歩により,ウイルス感染細胞のウイルス由来のEVを効率的に分離することができるようになりました。これらのダメージを与えるEVの特性から,ウイルス物質の存在が明らかになっており,また機能解析によりこれらのEVが,感染していないレシピエント細胞に悪影響を及ぼすことが示唆されています。
一方,ヒト幹細胞由来のEVは,創傷治癒,血管新生,免疫調節などに寄与することが明らかになっており,再生医療の将来を担うものとして期待されています。
本ウェビナーでは,感染細胞由来のダメージを与えるEVと,幹細胞由来の修復を行うEVをめぐる最近の研究を紹介し,診断や治療目的での応用の可能性について議論します。
ATCC® Exosomes

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