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ATCC® Mouse STR Profiling Cell Authentication Service
(マウスSTRプロファイリング細胞認証サービス)
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ATCC® Mouse STR Profiling Cell Authentication Service
(マウスSTRプロファイリング細胞認証サービス)
マウスの細胞認証をATCC®が支援します!
ATCC® Mouse STR Profiling Cell Authentication Service
(マウスSTRプロファイリング細胞認証サービス)
掲載日情報:2022/12/08 現在Webページ番号:69190
ATCC®がご提供するショートタンデムリピート(STR:Short-tandem repeat)解析による細胞のプロファイリングに基づく、マウス細胞認証サービスです。ATCC®のマウスSTRプロファイリング細胞認証サービスをご利用いただくことで、お手持ちのマウス細胞株について、細胞誤認の有無を定期的に検証することをお勧めします。
※ ヒトSTRプロファイリング細胞認証サービスについては、☞ ATCC® Human STR Profiling Cell Authentication Serviceをご覧下さい。
ATCC®受託サービス一覧 | ||
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☞ ATCC® Human STR Profiling Cell Authentication Service (ヒトSTRプロファイリング細胞認証サービス) |
ATCC® Mouse STR Profiling Cell Authentication Service (マウスSTRプロファイリング細胞認証サービス) |
☞ Mycoplasma PCR Testing Service (マイコプラズマ感染検査受託サービス) |
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- ショートタンデムリピート(STR:Short-tandem repeat)と細胞認証とは
- マウス細胞株のSTRプロファイリングとは
- ご利用の推奨時期
- 特長
- ご利用ガイド
- FTA Sample Collection Kit(ATCC® 137-XV™)
- 細胞の培養とFTAカードへのスポット
- FTAカードのATCC®への発送方法とSTRプロファイルレポートの受理
- ご注文方法
ショートタンデムリピート(STR:Short-tandem repeat)と細胞認証とは
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マウス細胞株のSTRプロファイリングとは
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ご利用の推奨時期
STRプロファイリングには高額な装置が必要となり、またそれらの装置の操作およびその結果とSTRデータベースとの照合して正確に解析するための経験と熟練が伴います。STRプロファイリング細胞認証サービスをご利用いただくことで、解析コストを削減し、さらにSTRプロファイリング細胞認証解析結果に対する高い信頼性が得られます。ATCC®では、以下のような事例に際して、本サービスのご利用をお勧めしています。
- 保管されている細胞の定期的な検証
- Nature姉妹誌などの論文投稿前
- 細胞株の譲渡前、または分譲を受けた時
- 助成金申請前
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特長
- ATCC®の専門スタッフが、細胞株の包括的な解析を行います。
- 18ローカスのSTR解析、およびヒト、アフリカミドリザルの2つのローカスの有無を確認します。
- STR認証のプロセスは、☞ ISO/IEC 17025の認定を受けています。
- STR報告書は、助成金申請、論文投稿および品質管理の要項を満たしています。
- ATCC®に試料(FTA)が到着後、5営業日以内にe-mailでSTRプロファイルレポートがPDFファイルでが提供されます。
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ご利用ガイド
マウスSTRプロファイリング細胞認証サービスは、以下の簡単な3つのステップでご利用いただけます。各項目をクリックすると、それぞれのステップにおける詳細な説明をご覧いただけます。
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ATCC®のマウスSTR解析サービスをご希望の場合には、まず☞ FTA Sample Collection Kit for Mouse Cell Authentication Service(ATCC® 137-XV™)をフナコシよりご購入下さい。本キットの詳細については☞ こちらをご覧下さい。 |
キットに含まれるSample Collection Card(FTAカード)に、STR解析を希望されるマウス細胞をスポットします。詳細な手順は☞ こちらをご覧下さい。 |
細胞をスポットしたFTAカードをATCC®に送付していただきます。ATCC®に到着後およそ5営業日ほどでATCC®からマウスSTRプロファイルレポートがe-mailで送付されます。詳細は☞ こちらをご覧下さい。 |
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FTA Sample Collection Kit(ATCC® 137-XV™)
キット内容
FTA Sample Collection Kit for Mouse Cell Authentication Service( ATCC® 137-XV™)には以下のコンポーネントが含まれています。
- Sample Preparation Instructions(以下、「手順書」と表記)
- Sample Collection Card(FTA paper)(以下、「FTAカード」と表記)
- Pre-addressed Return Envelope(以下、「送付用封筒」と表記)
- Multi Barrier Pouch(プラスチック製シールバッグ、以下「パウチ」と表記)
- Sample Submission Form(以下、「フォーム」と表記)
- Dry Pack(以下、「乾燥剤」と表記)
- Barcode Tracking Labels(5)(以下、「バーコード」と表記)
※ キットの価格には、ATCC®によるSTRプロファイルの解析費用および報告書の作成費用が含まれています。お客様からATCC®に試料を送付する際の費用は含まれていません。お客様ご自身の負担となりますので、あらかじめご了承下さい。
価格
品名 | FTA Sample Collection Kit for Mouse Cell Authentication Service |
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メーカー | |
ATCC® No. | 137-XV™ |
包装 | 1 kit |
適用 | 1試料(1細胞株)用 |
価格 | |
在庫 |
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細胞の培養とFTAカードへのスポット
要約
STRプロファイリング細胞認証サービスを希望される細胞を培養し、適正細胞密度(最適細胞密度:1×106 cells/ml、許容細胞密度:0.8~1.7×106 cells/ml)となるようにPBSで細胞懸濁液を希釈、調製します*1。この細胞懸濁液各40 μlをSample Collection Card(FTAカード)の円の中心部にスポットし、乾燥後にパウチに乾燥剤と一緒に入れてシールでパウチを完全に封をします。フォームとともに送付用封筒に入れてATCC®に送付して下さい*2。詳細な手順は以下をご覧下さい。
- *1 培地/PBSの比率は重要ではありませんが、STR解析では極めて狭い範囲のDNA総量とする必要があります。したがって、試料の細胞密度は許容細胞密度内に収まるように厳格に調整して下さい。
- *2 ☞ FTA Sample Collection Kit for Mouse Cell Authentication Service(ATCC® 137-XV™)には、お客様からATCC®に試料を送付する際の費用は含まれていません。お客様ご自身の負担となりますので、あらかじめご了承下さい。
FTA Sample Collection Kit のご利用方法
- 以下の記入例(図をクリックすると拡大イメージをご覧いただけます)をご参照の上、発送の準備とともに、フォームにすべての必要な情報をはっきりとご記入下さい。☞ 記入例(PDF)のダウンロードはこちらをクリックして下さい。
STR細胞認証サービス用の試料は、細胞密度が1×106 cells/mlとなるように調製して下さい。
接着細胞の場合 浮遊細胞の場合 トリプシン処理後に125×gで5~7分間遠心分離を行って下さい。上清を廃棄し、細胞ペレットに少量のPBSを加えて懸濁して下さい。細胞数を計数し、1.0×106 cells/mlとなるように調整して下さい。細胞密度が低すぎる場合には、再度遠心分離を行い、細胞をより少量のPBSに再懸濁して下さい。
培養液を採取し、計数して下さい。細胞密度が1.7×106 cells/ml以上の場合には、細胞密度が1.0×106 cells/mlとなるように希釈して下さい。細胞密度が0.8×106 cells/ml以下の場合には、遠心分離して1.0×106 cells/mlとなるように適応量のPBSに再懸濁して下さい。
- 実際にFTAカードで操作する前に、コンタミネーションを防止するために☞ 核酸汚染防止用製品などを用いて作業スペースを完全に清潔にして下さい。DNAのクロスコンタミネーション防止のために手に必ずグローブを着用して、FTA Sample Collection Kit for Mouse Cell Authentication Service(ATCC® 137-XV™)を開封し、FTAカードを取り出して下さい。
- 個々の細胞株について、それぞれFTAカードに細胞株名と分別コードを明確に記載して下さい。それぞれのカードの記載内容とバーコード番号が一致することをご確認下さい。ATCC®に複数の細胞株を同時に送付する場合には、クロスコンタミネーションのリスクの増大を回避するために、一つのFTAカードに1種類の細胞懸濁液のスポットのみを使用し、別の細胞株には別のFTAカードをご使用下さい。また、FTAカードに記載した情報がフォームに記載した内容のものと一致することを確認して下さい。
- #2で調製した1×106 cells/mlの細胞懸濁液を注意して混合し、FTAカードの円の中心部に各40 μlをスポットします(→☞ 上図左(Spot)参照)。
- 細胞をスポットしたFTAカードをクリーンベンチ内で15分以上乾燥して下さい(→☞ 上図中央(Dry)参照)。
- 乾燥したFTAカードをキットに含まれる乾燥剤とともにパウチに入れ、試料の保存と保護のためシールでしっかり閉じて下さい。この際、クロスコンタミネーションの防止のために、1つのパウチには1枚のFTAカードだけを入れ、複数のFTAカードを同時に入れることのないようご注意下さい。(→☞ 上図右(Mail)参照)
- 細胞をスポットしたFTAカードを複数送付する場合には、以上の操作を繰り返して下さい。クロスコンタミネーション防止の面から、複数の細胞株を一度に作業せず、一検体ずつ取扱うようにして下さい。
- 細胞株をスポットしたFTAカードをパウチに個別に入れて密封したものは、容量に余裕があれば送付用封筒に複数を入れてATCC®に送付することができます。但し、それぞれの細胞株についての必要事項を記載した同じ数のフォームが一緒に同封されていることをご確認下さい。
- 試料の送付方法については、次項をご確認下さい。
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FTAカードのATCC®への発送方法とSTRプロファイルレポートの受理
FTAカードのATCC®への発送
- STR細胞認証サービスをご利用になる試料(FTAカード)と必要書類を送付用封筒に入れご準備が整いましたら、輸送した貨物の追跡可能な国際輸送サービスをご利用の上、ATCC®に送付して下さい*2。当社では、試料(FTAカード)とフォームを入れた送付用封筒をFedEx Envelopeに入れ、しっかり封をした後に、☞ FedExにてATCC®に試料を送付する方法をお勧めしています。FedExを利用する場合の☞ 出荷書類の詳細な作成方法についてはこちらをご覧下さい。
- 複数のFTAカードを同時に送付する場合は、FTAカードに添付したバーコード番号と、フォームに添付したバーコード番号がそれぞれ一致してることをご確認下さい。
- 国際輸送サービスの発送伝票(Air Waybill label)の品目(item description)には、"FTA Sample Papers"とご記入下さい。
- 送付先:
ATCC
ATTN: Cell Authentication Testing Service, L236
10801 University Blvd.
Manassas, VA 20110 USA
STRプロファイルレポートの受理
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ご注文方法
FTAカードのご購入およびご注文の詳細は、☞ 当社ATCC®担当までお問い合わせ下さい。
© 2022 American Type Culture Collection. The ATCC trademark and trade name, and any other trademarks listed in this publication are trademarks owned by the American Type Culture Collection unless indicated otherwise.
FTA is a registered trademark of Cytiva. Whatman is a trademark of Cytiva.
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製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。