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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies TransOMIC Technologies
	Horizon社Dharmacon製品(メーカー略称：DHA)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら OriGene Technologies社(メーカー略称：ORI)のTrueClone / TrueORF / TrueORF Gold cDNAクローンなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら TransOMIC Technologies社(メーカー略称：TOT)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら
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Complete Solutions for RNA Methylation Analysis EpiGentek社 RNAメチル化解析用製品

掲載日情報：2022/08/10 現在Webページ番号：67472

エピジェンテックグループ /
Epigentek Group Inc.
[メーカー略称：EPG]

EpiGentek社では、RNAメチル化解析の上流から下流まで幅広い製品を取りそろえています。本ページではRNAメチル化解析の代表的なワークフローと、それに対応したEpiGentek社の製品をご紹介します。

※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

RNAメチル化とは
RNA抽出／精製
m⁶Aおよび5mC の総量の測定
バイサルファイト変換とcDNA合成
次世代シークエンス（NGS）のためのライブラリー作製
MeRIP（Methylated RNA Immunoprecipitation）およびm⁶A-Seqアッセイ
m⁶Aメチラーゼ（メチルトランスフェラーゼ）活性／阻害測定キット
m⁶Aデメチラーゼ活性／阻害測定キット
メチル化解析用抗体

RNAメチル化とは

RNAメチル化はRNA転写後修飾の一種であり、遺伝子配列を変更することなく遺伝子の発現に影響を与えます。RNAメチル化はウイルスを含む多くの生物種で確認されており、様々な生命現象に関連しています。DNAのメチル化と同様にRNAのメチル化も可逆的であり、tRNA、rRNA、mRNA、tmRNA、snRNA、snoRNA、miRNAおよびウイルスRNAといった多くのRNAで見られます。mRNAのよく知られている転写後修飾はN⁶-メチルアデノシン（m⁶A：アデノシン塩基6位の窒素のメチル化）と5-メチルシトシン（5mC：シトシンピリミジン環5位の炭素のメチル化）です。
様々なRNA修飾の中で、m⁶Aは真核生物に存在するすべてのRNAメチル化の80％以上を占めており、「5番目のRNA塩基」とも呼ばれています。特に3'UTR領域でのm⁶Aの集積はmRNAの調節に重要であると考えられていて、白血病、乳がん、前立腺がんなど様々ながんとの関連が示唆されています。
もうひとつ、よく見られるのが5mCで、rRNA、tRNA、eRNA、mRNAおよびnon-coding RNAに存在することが報告されています。RNA試料中の5mC修飾を分析する一般的な方法はバイサルファイト変換とそれに続くハイスループットシークエンス解析です。

適切なRNAメチル化解析ツールの選択
RNA修飾、特にRNAメチル化の重要性が徐々に明らかになっていますが、RNAメチル化の研究はまだ始まったばかりです。既存の検出方法の多くは抗体を用いたトランスクリプトーム解析技術に大きく依存しており、そのほとんどは生物学的役割のよく知られたm⁶Aを標的にしています。5mCは細胞機能や腫瘍形成への関与が示唆されているため、バイサルファイトシークエンス解析を含む5mC RNA検出技術が注目を集めています。ハイスループットシークエンス解析と組み合わせた新しい生化学的アプローチにより、個々の修飾のマッピングだけでなくトランスクリプトーム全体での解析が可能になり、RNA修飾酵素やタンパク質結合因子の機能が明らかにされています。RNAメチル化の研究を始める前に、実施予定の実験に関連する文献を確認することをお勧めします。他の研究者が同様の実験を実施していた場合は、それらの情報を参考にすることができます。

RNA試料中のm⁶Aまたは5mCの総量を知りたい場合は、m⁶A RNAメチル化定量キットや5mC RNAメチル化ELISAキットが使用できます。m⁶Aまたは5mCの部位特異的な解析ではm⁶A RNA濃縮キットやバイサルファイト変換キットが使用できます。RNAメチル化に関連する酵素（m⁶Aメチラーゼおよびm⁶Aデメチラーゼ）の活性や阻害活性を測定するキットもあります。
RNAメチル化解析の関連情報については、Epigenetek社のRNAメチル化解析関連情報ページやRNAメチル化解析用キットのご紹介ページをご確認下さい。またウイルスおよび宿主RNAの修飾に関する情報についてはこちらをご参照下さい。

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RNA抽出／精製

RNAメチル化解析の最初の重要なステップがRNA抽出です。EpiGentek社のRNA抽出キットは組織、培養細胞、無細胞液体検体（唾液や鼻咽頭スワブ）などの試料から直接トータルRNAを迅速かつ効率的に抽出できます。得られたRNAはRT-PCR、cDNA合成、ノーザンブロッティング、ディファレンシャルディスプレイ、プライマー伸長、mRNA選択など様々なアプリケーションに使用できます。