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ヒドロキシメチル化DNAの研究に! エピジェネティクスカタログ<5-hmC>

掲載日情報:2013/08/15 現在Webページ番号:7939

MEMO

5-ヒドロキシメチル化シトシン(5-hmC)とは


5-ヒドロキシメチル化シトシン(5-hmC)は、様々な生物種に存在するシトシン修飾体の一つで、ヒトやマウスの神経組織では高レベルでその存在が確認されています。幹細胞の自己複製、がんの発症や進行、神経疾患など多くの分野においてエピジェネティックな潜在因子として注目を集めています。ここ数年、DNAのヒドロキシメチル化についての研究が行われてきましたが、その生物学的な役割については未だ不明な点が多く残されています。

“6種類目の塩基”と考えられている5-hmCは、DNA脱メチル化経路において中間体としての役割を担っていると推測されていますが、それ自体が新たなエピジェネティックな調節を担っている可能性があります。

5-hmCの存在が確認されたことにより、これまでの5-mC解析について再測定をする必要が生じただけでなく、試料間での5-hmC量の比較をする必要が指摘されています。しかしながら、5-メチル化シトシン(5-mC)の検出方法としてこれまで用いられてきた制限酵素分解、亜硫酸水素塩処理、メチル化DNA免疫沈降とメチル化特異的PCRの組み合わせ、シークエンシングなどの手法では、5-hmCと5-mCの識別を行うことはできません。
そのため、β-Glucosyltransferaseにより5-hmCをグリコシル化した後に、5-mCのTet1による酸化と亜硫酸水素塩処理を組み合わせた手法で5-hmCを検出する手法などが用いられています。

ヒドロキシメチル化DNAの研究に!エピジェネティクスカタログ<5-hmC>

5-hmCを特異的にグリコシル化する酵素を用いて、ヒドロキシメチル化を検出する

5-hmCのシークエンスを解析可能にする試薬

グルコシル化感受性酵素を用いてqPCRで検出

グルコシル化5-hmC関連試薬

5-hmCを含むDNAを濃縮するキット

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5-hmC解析用のコントロールDNA

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5-hmC化DNAを特異的に免疫沈降する

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5-hmC化DNAを特異的に認識する抗体

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ELISAに似た手法で検出する

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次世代シークエンサー解析用のライブラリー作製キット

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次世代シークエンシングを用いた5-hmC解析受託サービス

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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