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核酸医薬研究に!第三世代のアンチセンスオリゴ モルフォリノアンチセンスオリゴ合成受託サービス

掲載日情報:2023/01/31 現在Webページ番号:699

モルフォリノアンチセンスオリゴ(Morpholino Antisense Oligo)は,タンパク質の翻訳阻害mRNAのスプライシング阻害に使用できる,第三世代のアンチセンスです。従来使用されているS-Oligoなどのアンチセンスの問題点(特異性,安定性,細胞毒性,配列決定の難しさなど)を克服し,培養細胞への容易な導入方法が確立されているため,遺伝学や薬物の標的分子の研究に広く使用されています。
モルフォリノアンチセンスによるエキソンスキッピングは,デュシェンヌ型筋ジストロフィー治療など核酸医薬の研究にも使用されています。また,発生にかかわる遺伝子の機能解析の最適なツールとしても,多くの研究者に用いられています。特にアフリカツメガエル,ゼブラフィッシュ,ウニなどの受精卵にマイクロインジェクションで導入することにより,標的遺伝子の発現を特異的に阻害でき,その使用例も数多く報告されています。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


Web面談を承ります

モルフォリノオリゴの概要、ノックダウンの原理、使用方法、設計の依頼方法、注文方法などご説明させていただきます。まだ使用が決まっていない方もお気軽にご相談下さい。

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下記をクリックするとそれぞれの項目をご覧になれます。


モルフォリノオリゴとは

モルフォリノオリゴ(Morpholino Oligo)とは

モルフォリノオリゴ(Morpholino Oligo)は,RNAのリボースの代わりにモルフォリン(Morpholine)化合物を骨格に有するオリゴです。細胞毒性がない,ヌクレアーゼ耐性のため細胞内で分解されない,RNAとのアフィニティが強く標的mRNAの二次構造にかかわらず目的の配列に結合する,タンパク質に対する非特異的な結合を行わない,水溶性が高い,などの特長を有します。

このモルフォリノオリゴをアンチセンスに用いたものが,モルフォリノアンチセンスオリゴ(Morpholino Antisense Oligo)となります。

モルフォリノオリゴの構造

モルフォリノオリゴの構造

モルフォリノとRNAのハイブリッド形成模式図

モルフォリノオリゴと
RNAの
ハイブリッド形成模式図


モルフォリノアンチセンスオリゴが使用される分野について

モルフォリノアンチセンスオリゴ(Morpholino Antisense Oligo)は,培養細胞への容易な導入方法が確立されているため,遺伝学や薬物の標的分子の研究に広く使用されています。また,mRNAのスプライシング阻害を起こすことが出来るため,エキソンスキッピングによる疾病治療の研究にも用いられています。特にデュシェンヌ型筋ジストロフィーの研究で多く用いられ,他にもがん研究での利用や,最近では新型コロナウイルスの増殖阻害に関する文献も出ています。
また,従来から,発生に関わる遺伝子の機能解析の最適なツールとして多くの研究者に用いられています。特に,アフリカツメガエル,ゼブラフィッシュ,ウニなどの受精卵にモルフォリノオリゴをマイクロインジェクションで導入することにより,標的遺伝子の発現を特異的に阻害でき,その使用例も数多く発表されています。

最新の情報は,GeneTools社ホームページおよびMorpholino Publication Databaseをご参照下さい。


モルフォリノアンチセンス紹介動画(英語版)

モルフォリノアンチセンス関連資料(英文)

モルフォリノアンチセンスを用いた注目の研究

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新型コロナウイルスの増殖阻害

Rosenke, K.らによる最近の新型コロナウイルスに関する研究1で,SARS-CoV-2のゲノムRNAの5'末端領域またはリーダー配列中の転写調節領域の塩基配列と相補的塩基対を形成するようにモルフォリノオリゴを設計し,膜透過性ペプチドとの複合体(PPMO,Peptide-conjugated phosphorodiamidate morpholino oligomers)を合成しました。このPPMOは,感染後48~72時間の細胞培養において,非毒性かつ用量反応的にウイルス力価を最大4~6 log10減少させることが報告されました。このデータは,PPMOがSARS-CoV-2の増殖を強力かつ特異的に抑制する能力を有し,創薬ターゲットとして有望であることを示しています。

植物の花粉管誘導に関わる重要な因子LUREsの同定

花のめしべに付着した花粉から伸びる花粉管の誘導に関わる因子とそのメカニズムは長い間,謎とされていました。しかし,名古屋大学の東山教授のグループがモルフォリノアンチセンスオリゴを用いた研究により植物の花粉管誘導に関わる重要な因子LUREsの同定に成功し,Nature誌2009年3月19日号で研究成果が発表され表紙を飾りました2。この研究でモルフォリノアンチセンスオリゴは花粉管誘導物質を合成する遺伝子の候補を発現抑制することに使用されました。これは植物に対してモルフォリノアンチセンスを使用した最初の論文です。

引用文献

  1. Rosenke, K., et al., "Inhibition of SARS-CoV-2 in Vero cell cultures by peptide-conjugated morpholino oligomers.",
    J. Antimicrob. Chemother., 76(2), 413~417 (2021). [PMID:33164048]
  2. Okuda, S., et al., "Defensin-like polypeptide LUREs are pollen tube attractants secreted from synergid cells.",
    Nature, 458 (7236), 357~361(2009). [PMID:19295610]

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メーカーインタビュー:核酸医薬として注目されるモルフォリノオリゴ

GeneTools

GeneTools, LLC は,アンチセンスアプリケーション用の研究用モルフォリノオリゴを製造・販売するアメリカのメーカーです。
今回は,創業時から同社に在籍しているDr. Jon D. Moultonに,同社の歴史についてお話しいただきました。
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ユーザーレビュー:核酸医薬のがん治療への応用の可能性

吉見昭秀先生

国立がん研究センター 研究所
がんRNA研究分野
分野長 吉見昭秀様


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核酸医薬の臨床実装

核酸医薬は,新型コロナウィルスに対するワクチンをはじめ,現在注目を集めている新しい創薬手法の一つです。特に,標的とする遺伝子のmRNAに相補的な配列を持つAntisense Oligonucleotide(ASO)は,開始コドンの上流を標的に狙うことによる特定の蛋白質の翻訳阻害や,スプライスジャンクションあるいはスプライス調整蛋白質の結合部位を狙うことによる特定の遺伝子のスプライシングの調整・改変が可能です。後者のスプライシングを阻害・調整するケースでは,一般的にmRNA前駆体のExonとIntronの境界領域を標的としてASO(最近はsplice switching oligonucleotide:SSOと呼ばれることも多くなってきました)を設計することにより,目的のExonをスキップさせるなどの使い方が主流です。例えば,Duchenne型筋ジストロフィーではジストロフィン遺伝子のExonの欠失変異によりFrameshiftが起こり,同遺伝子のC末端側が機能を失って,蛋白質が分解されてしまうことが病因となっています(図1)。SSO医薬品であるeteplirsenは,ジストロフィンのExon 51へのスプライシング因子の結合を阻害することによりExon 51 skippingを促し,In-frameに戻すことによって,ジストロフィン遺伝子の機能・発現に重要なC末端を保持した蛋白質の発現を回復させます。
このようなSSOはすでに臨床応用されています。特に,Duchenne型筋ジストロフィーや脊髄性筋萎縮症などの良性神経疾患でその臨床実装が進んでおり,すでにいくつかのSSOがアメリカ食品医薬品局(FDA)あるいは日本の医薬品医療機器総合機構(PMDA)により患者さんへの使用が承認されています。例えば脊髄性筋萎縮症に対するnusinersenや,Duchenne型筋ジストロフィーに対するeteplirsenの投与によって臨床的な効果が得られています。


Duchenne型筋ジストロフィーに対する核酸医薬

図1:Duchenne型筋ジストロフィーに対する核酸医薬

がんにおけるスプライシング異常

一方,最近はがんにおけるスプライシング異常も注目を集めています。きっかけになったのは,京都大学の小川誠司先生らのグループによる遺伝子解析の結果です。同研究により,造血器腫瘍である骨髄異形成症候群においてはスプライシング因子をコードする遺伝子に頻繁に遺伝子変異(以下SF変異)が同定されることが初めて明らかになりました(2011年Nature 1))。その後,SF変異は様々ながんに高頻度に見られることがわかり,SF変異によるスプライシング異常,あるいはミススプライシングががんの発症や維持に重要な役割を果たしていることがわかってきました。

SSOのがん治療への応用の可能性

SF変異によるミススプライシングはグローバルに(複数の遺伝子のmRNA前駆体に)配列特異的に誘導され,その中でもミススプライシングによる機能喪失が分子生物学的に大きく病態形成に寄与するイベントがこれまでにもいくつか同定されてきました。このような病理学的に重要なイベントは,変異をきたしているスプライシング因子ごとに,あるいはがん種ごとに異なっており,それぞれの組み合わせによって丹念に解きほぐしていく必要がありますが,SF変異を有するがんに対する治療法開発の一つとして,病理学的に重要なミススプライシングイベントをSSOによって修正する手法が考えられます。
例えば代表的なSF変異としてSRSF2遺伝子の遺伝子変異があります。このようなSF変異はいわゆるhotspotを持つことが特徴であり,特定のアミノ酸に影響を及ぼします。SRSF2遺伝子の場合には95番目のプロリンがヒスチジンに置換されるP95H変異が多く,この点突然変異が配列特異的に500~1,000程度の遺伝子にグローバルにスプライシング異常をきたすことが明らかになりました(図2)。詳細な解析により,こうしたスプライシング異常の中でもINTS3遺伝子に生じるIntron retentionはその変化が非常に強く,蛋白質発現量が大きく低下します。私たちはINTS3蛋白質の機能喪失によりSRSF2変異を有する白血病においては血球分化が阻害され,白血病発症を誘導することを明らかにしましたが(Yoshimi A, et al., Nature 2019 2)),このような病態に重要な働きをするスプライシング異常をSSOで特異的に修正することができれば新しいがん治療法の開発につながると考えられます。


変異型SRSF2によるミススプライシング

図2:変異型SRSF2によるミススプライシング


SSOによるINTS3スプライシング異常の修正

図3:SSOによるINTS3スプライシング異常の修正

そこで,私たちは独自の配列予測システムを用いて2種類の配列を標的としたSSOをそれぞれ作製し,INTS3遺伝子にIntron retentionを有するSRSF2P95H変異細胞に投与してみました。その結果,図3に示すようにSSO#1によってINTS3遺伝子のIntron retentionを修正することに成功しました。また,その結果,INTS3蛋白質の発現が回復し,血球細胞の分化ブロックが解除されました。
このように,SSOはがんの病態に重要な働きをするスプライシング異常を修正することにより,その蛋白質の本来の機能を回復させ,がん治療に応用できる可能性があります。核酸医薬開発はがんに限らず様々な疾患に活用が期待されている分野であり,病態形成の鍵となるスプライシング異常を同定してSSO開発を進めていくことが私たちの課題だと考え,日々研究を進めています。

参考文献

  1. Yoshida K, et al., "Frequent pathway mutations of splicing machinery in myelodysplasia"
    Nature, 478 (7367), 64 (2011). [PMID:21909114]

  2. Yoshimi A, et al., "Coordinated alterations in RNA splicing and epigenetic regulation drive leukaemogenesis"
    Nature, 574 (7777), 273 (2019). [PMID:31578525]

吉見研究室の皆様

がんRNA研究分野の皆様

著者:吉見昭秀

国立がん研究センター 研究所 がんRNA研究分野 分野長

略歴

  • 2003年3月 東京大学医学部医学科 卒業
  • 2007年4月 東京大学大学院医学系研究科入学
  • 2009年4月 日本学術振興会特別研究員
  • 2011年3月 東京大学大学院医学系研究科修了,博士(医学)取得
  • 2011年4月 東京大学医学部附属病院 血液・腫瘍内科 特任助教・助教
  • 2015年7月 Memorial Sloan Kettering Cancer Center, Visiting Investigator
  • 2016年4月 日本学術振興会海外特別研究員
  • 2018年8月 Memorial Sloan Kettering Cancer Center, Senior Research Scientist
  • 2020年7月 国立がん研究センター 研究所 がんRNA研究ユニット 独立ユニット長
  • 2022年9月 国立がん研究センター 研究所 がんRNA研究分野 分野長

専門

  • RNAスプライシング,エピジェネティクス,PDXモデル,Orphan受容体,Multi-Omics解析


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User's Voice


User's Voice

大学ユーザー様

  • マウスにおける中枢神経系への投与で,毒性がなく長期安定であることが確認できたため使用しています。
  • ユーザーの評価:★★★★☆(満点5点)


User's Voice

大学ユーザー様

  • ゼブラフィッシュではノックダウンの方法として最も一般的であるため使用しています。
  • モルフォリノオリゴは,安定であり扱いやすく,配列についてはGeneTools社がデザインしてくれるので,使用が簡単です。
  • ユーザーの評価:★★★★☆(満点5点)


User's Voice

大学ユーザー様

  • 細胞での実験を通して,個体への応用を考えていたため,zebrafishで実績のあるモルフォリノオリゴを試しています。
  • モルフォリノオリゴの安定でよく効く点に魅力を感じています。
  • ユーザーの評価:★★★★★(満点5点)



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モルフォリノアンチセンスの特長

  • 細胞毒性がありません。
  • アンチセンスオリゴヌクレオチドを構成しているモルフォリノ化合物は,ヌクレアーゼ耐性のため細胞内で分解されません。
  • RNAとのアフィニティが強く,標的mRNAの二次構造にかかわらず目的の配列に結合するので,容易に有効な配列設計ができます。
  • モルフォリノオリゴとRNAのTm値は,天然DNAとRNAのTm値より少し高い値を示し,安定した結合を形成します。
  • 電荷を持たないため,タンパク質に対する非特異的な結合がありません。
  • モルフォリノ-RNAのヘテロ二本鎖はTLRを活性化せず,自然免疫応答の誘導がありません。
  • 安定なためオートクレーブで滅菌することも可能です。
  • 水溶性が高いため,調製が容易です。
各ヌクレオチドとRNAのハイブリッドの熱安定性

各ヌクレオチドとRNAのハイブリッドの熱安定性


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モルフォリノアンチセンスとsiRNAの比較

モルフォリノアンチセンス siRNA
ノックダウンのメカニズム タンパク質を介さずに立体障害を引き起こす 細胞のウイルス防御機構や発現制御システム(RISC)を使用
非特異的応答 ほとんど起こらない 頻繁に発生
認識配列 14塩基以上 約10塩基
自然免疫応答の誘導 モルフォリノ-RNAのヘテロ二本鎖はTLRを活性化しない siRNA-RNAのヘテロ二本鎖はTLR3を活性化する
安定性 細胞内の酵素によって分解されない 不安定でRNaseによって分解される
ノックダウンレベル 一部のモルフォリノは,ウエスタンブロット解析において標的タンパク質の発現量を検出レベル以下に抑える ノックダウン効率が85%を超えることはない
阻害対象 翻訳,スプライシング,miRNA,タンパク質結合 翻訳のみ
必要な配列数(成功率) 未検証の配列でもノックダウン成功率は約75%と言われ,一般的に1種類のモルフォリノを用意すれば十分とされる 効果的な配列を確認するために,少なくとも3~4種類のsiRNA配列を用意することが一般的

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標的配列設計について

①タンパク質の翻訳を阻害する場合

タンパク質の翻訳を阻害する場合

mRNAの5'キャップ部位から開始コドンの約25塩基下流までの領域を標的配列として,翻訳開始複合体を立体的に阻害します。ほとんどの場合,標的遺伝子に対して1つのモルフォリノオリゴをデザインするだけで非常に高い確率でタンパク質の翻訳阻害効果を示します。


②mRNAのスプライシングを阻害する場合

mRNAのスプライシングを阻害する場合

pre-mRNAのエキソンとイントロンの境界領域を標的配列として,スプライシングを阻害しmRNAの成熟を不完全にします。ノーザンブロッティングやRT-PCRといったRNAレベルでの解析により阻害効果を確認できます。特定のスプライシングバリアントに対する発現阻害も可能です。

ご注文の際には,スプライシング阻害を標的とする旨をお知らせ下さい。


配列設計補足情報

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①タンパク質の翻訳を阻害する場合

Potential translation blocking sites in a typical RNA

特定のmRNAの翻訳を阻害するためには,モルフォリノオリゴの一部が開始コドンの上流に結合していればよいので,5'-UTR(非翻訳領域)内の標的部位に相補的なモルフォリノオリゴを結合させます。翻訳開始複合体の一部であるリボソームの小サブユニットが5'キャップまたは内部リボソーム侵入部位(IRES)から開始コドンに向かって移動する際に,その経路上に結合したモルフォリノオリゴが小サブユニットの進行を停止し,成熟したリボソームの形成を中断することができます。なお,5'-UTR内にイントロンがある場合は,開始コドンがその後のエクソン内に現れることにご留意下さい。

②mRNAのスプライシングを阻害する場合

モルフォリノオリゴは,スプライスジャンクションまたはスプライス調節タンパク質の結合部位のいずれかを標的としてスプライシングを改変します。スプライスジャンクションを標的とする場合,25塩基のモルフォリノオリゴは,エクソン配列由来の0~10塩基と,イントロン配列の末端部分を標的とします。最初,または最後のスプライスジャンクションを標的にすると,通常,隣接するイントロンが挿入されます。


他のスプライスジャンクションを標的にすると,通常は隣接するエクソンが欠失されます。また,ダブルエクソンスキッピングや隠れたスプライス部位の活性化などにより,イントロンの一部挿入や,エクソンの一部欠失が引き起こされることもあります。時には,例えばエクソンが丸ごと欠失した転写産物と,エクソンが部分的に欠失した転写産物の2つの産物が生じる場合もあります。


コントロール実験用モルフォリノオリゴ鎖(Control Oligo)

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①汎用コントロールオリゴ鎖(Standard Control)

コントロール実験用の25 merのStandard Control Morpholino Oligoです。

この配列は,ヘモグロビン異常症であるサラセミアにおける赤血球β-グロビンpre-mRNA中705番目の部位のスプライシング異常により生じた配列に由来し,正常細胞では,特異的標的部位や生物学的活性を有していません。

② カスタムデザインオリゴ鎖(Custom Designed Control)

Invert of Antisense

カスタム配列のコントロールオリゴ鎖が必要な方は,アンチセンスとは逆配列のオリゴ鎖を使用することをお勧めします。このオリゴ鎖は,アンチセンスオリゴ鎖と同一長,同一塩基組成であるため比較コントロールに適しています。


Antisense Containing 5 mis-pairs

厳密なコントロール実験を行いたい場合には,以下のように5か所にミスマッチ部位の入ったオリゴ鎖を用いることをお勧めします。ミスマッチコントロールを用いることにより,アンチセンスオリゴ鎖が実際に厳密な配列特異性を示すことが実証されます。


Sense Complement of Antisense

下記のようなセンス配列オリゴ鎖の作製もいたしますが,GeneTools社ではモルフォリノアンチセンスのコントロール実験用としては,あまりお勧めしていません。




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モルフォリノオリゴ鎖の細胞導入用製品:Endo-Porter

Endo-Porterによる導入機構

Endo-Porterによる導入機構

両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞の代謝レベルや形態を変化させずに導入できます。
DMSO溶液製品(Endo-Porter DMSO),DMSOフリー水溶液製品(Endo-Porter Aqueous)に加え,さらに導入効果が高く細胞毒性も低いPEG溶液製品(Endo-Porter PEG)もあります。使用する細胞に合わせて製品を選択できます。

低分子量(M.W.:<8 kDa)かつ負に荷電した物質の場合は,導入効率が低下します。モルフォリノオリゴヌクレオチドを導入する際は,未標識またはリサミン標識のものをご使用下さい。また,Endo-Porterによる細胞への導入には,10 μMのモルフォリノオリゴヌクレオチドを使用することをお勧めします。
使用するEndo-Porterの量はロットごとに変動します。製品添付のプロトコルをご覧下さい。

Endo-Porterの特長

  • あらかじめ導入物質とEndo-Porterの複合体を形成させる必要がなく,各々を直接培地に加えるだけで導入できます。
  • 付着細胞,浮遊細胞のいずれにも使用できます。
  • 無血清培地,および血清濃度が10%までの培地で導入可能です。
  • 細胞毒性を示さず,細胞の代謝レベルや形態を変化させずに導入できます。
  • 導入する際に特別な培地は不要です。また,導入操作後,Endo-Porterの除去や培地交換も必要ありません。
  • Endo-Porterが適切な濃度で培地中に存在する限り,目的物質が導入され続けます。

Endo-Porterの価格


各アプリケーションのモルフォリノアンチセンスオリゴ使用濃度


アプリケーション モルフォリノアンチセンスオリゴ濃度 希釈溶液
培養細胞への導入
[Endo-Porter PEG(#Endo-PEG)を使用]
1~10 μM滅菌水
マイクロインジェクション
による胚への導入
1~10 μM
(胚の体積1 μlあたり1 mMの濃度で1~10 nlインジェクション)
滅菌水またはバッファー
無細胞翻訳系での遺伝子抑制100~1,000 nMライセート

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FAQ

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モルフォリノオリゴの優位性について

Q-1. モルフォリノオリゴとは何ですか?
A-1. モルフォリノオリゴの名前の由来は,RNAやDNAのリボース,デオキシリボースの代わりに骨格に存在するモルフォリン環です。モルフォリノオリゴは天然の核酸が有するアニオン性のホスホジエステル結合の代わりに,荷電していないホスフィンイミドサブユニット間結合を含んでいます。モルフォリノオリゴ中のA,C,G,Tの塩基は,ワトソン・クリック型の塩基対を形成します。


Q-2. なぜアンチセンス実験にモルフォリノオリゴが推奨されるのですか?
A-2. siRNA,PNA,mPNA,S-オリゴ,LNAなどの遺伝子発現抑制に用いる他のオリゴが有さない,安定性,ヌクレアーゼ耐性,効率,長期活性,水溶性,特異性などの利点をモルフォリノオリゴはすべて有しています。

また,RNase 依存またはRISC 依存のオリゴと異なり,モルフォリノオリゴは翻訳阻害および,核におけるプロセッシング(スプライシング)の双方を標的とすることができます。スプライシング阻害モルフォリノは,上記の特長に加えて,下記の特長を有します。

・標的mRNAの最終的な量をRT-PCRで定量可能
・検出に抗体が不要
・標的mRNAの特異的な阻害
・スプライスバリアントの発現阻害に使用可能
・タンパク質ドメインの機能解析に有用


各種オリゴの比較

特性 モルフォリノオリゴ siRNA PNA S-オリゴ
水溶性 ++++ ++++ + ++++
配列特異性 ++++ ++ +++ ++
非特異的効果 ++++ +++ ++++ +
非毒性 ++++ ++++ ++++ +
安定性 ++++ ++ ++++ +
長期間の活性 ++++ ++++ +
有効性 ++++ +++ ++++ ++
配列予測 ++++ ++ ++++ +

適切な標的の選択について

Q-3. どのくらいの長さのオリゴが最も高い阻害活性を示しますか?
A-3. オリゴは長ければ長いほど活性は高いため,提供可能な最も長い25 merのオリゴをお勧めします。


Q-4. 25 merより長いオリゴを注文できますか?
A-4. 往来のアンチセンスオリゴと比べて25 merのモルファリノオリゴは極めて高い阻害活性を示します。しかし,さらに長いオリゴをご希望の場合は,追加料金をいただきますが,対応は可能です。


Q-5. どのような末端修飾を注文できますか?
A-5. リサミン(スルホローダミンB),フルオレセイン(カルボキシフルオレセイン),DABCYL,一級アミン,ビオチンなどの末端修飾が可能です。


Q-6. 自分でモルフォリノオリゴへ標識や分子の修飾はできますか?
A-6. はい,できます。標準的なモルフォリノは3' 末端に適度な求核性二級アミン(モルフォリン窒素,pKa 約6.4)を含み,適切な条件の下でこのアミンをアシル化することができます。


Q-7. モルフォリノオリゴは変異を標的にできますか?
A-7. モルフォリノオリゴは配列特異性を持つため,点変異を標的にできません。しかし,遺伝子スイッチ戦略やスプライシング阻害するモルフォリノは点変異,遺伝子多型,およびその他の多くの遺伝的変異の研究に適したツールです。


Q-8. モルフォリノオリゴはmRNAのアミノ酸コード領域を標的にできますか?
A-8. モルフォリノオリゴの機能は立体障害機構なので,アミノ 酸コード領域のリーダー配列と,コード領域最初の25塩基しか翻訳阻害の標的にできません。


Q-9. モルフォリノオリゴはmRNAのプロセッシング(スプライシング)を阻害できますか?
A-9. モルフォリノはスプライスドナー部位かエキソン内部のエキソン/イントロン部位を標的として,スプライシングを阻害します。

方法とプロトコルについて

Q-10. 精製していますか?
A-10. はい。合成樹脂,アンモニア,開裂した塩基性保護基,少量の短いトランケーション断片などの不純物は選択的沈殿により除去しています。その後,分光学的定量およびMALDI-TOF質量スペクトル解析を行い,凍結乾燥・滅菌しています。


Q-11. さらに精製してもらえますか?
A-11. さらに精製しても効果は変わりません。


Q-12. モルフォリノオリゴはPCRプライマーに使用できますか?
A-12. いいえ,できません。モルフォリノにはプライマーの伸長に必要な3'末端のOHがなく,またDNA合成のテンプレートとしてもモルフォリノ配列は使用できません。


Q-13. モルフォリノオリゴは良いコンディションで培養された細胞に導入できますか?
A-13. 可能ですが,ほとんどの細胞種において非常に少量の導入でも,高濃度(10 μM)かつ長い培養時間(複数日)が必要です(Suwanmanee, et al.)。


Q-14. 付着細胞にモルフォリノオリゴを導入する最も適した方法は何ですか?
A-14. Scrape Deliveryは,付着細胞の中にモルフォリノオリゴを導入する簡単かつ迅速,効果的な手法です(Patridge, et al., 1996)。
Endo-Porterは,投量を変えて複数のオリゴを導入することができる培養細胞に適した導入試薬です。多くの細胞種で基本的に100%導入でき,24,48,96ウェルプレートなど小さな培養ウェルプレートで使用できます。不十分な接着細胞または浮遊細胞へ導入できます。また,エレクトロポレーションが使用可能な細胞種ならば,導入に効率的な方法です。エレクトロポレーション前の遠心による細胞の濃縮は,モルフォリノ溶液の使用量を節約できます。


Q-15. 浮遊細胞にモルフォリノオリゴを導入する最も適した方法は何ですか?
A-15. Endo-Porterは,浮遊細胞の細胞増殖へオリゴを導入する最も簡単で効果的な方法です。


Q-16. リポフェクションやその他の陽イオン脂質を使用してモルフォリノオリゴを導入できますか?
A-16. 非イオンモルフォリノは陽イオン脂質と複合体を形成しないため,導入できません。


Q-17. モルフォリノオリゴはどんなタイプの細胞に使用できますか?
A-17. 導入することができるすべての細胞種に効果的です。


Q-18. モルフォリノオリゴでの阻害はどのくらいの濃度で期待できますか?
A-18. 無細胞翻訳系において,完全な翻訳抑制は,一般的に1 μM以下で生じます。Scrape Deliveryを用いた培養細胞の完全な翻訳抑制は,10 μM以下で生じます。Endo-Porterを用いた完全な翻訳抑制は,5 μM以下で生じます。


Q-19. エンドトキシンは除去されていますか?
A-19. エンドトキシンの低減のために,モルフォリノオリゴを充填する前にバイアルを200℃に加熱する処理を行っています。但し,加熱処理の工程は,6,000 nmol以上の大容量をご注文時のみ適用されます。


Q-20. エンドトキシン検査は行っていますか?
A-20. いいえ。GeneTools社ではエンドトキシン検査を実施しておりません。また,モルフォリノオリゴの製造環境は,無菌環境およびPyrogen- (endotoxin) freeを保証しておらず,製品にエンドトキシンが含まれないことは保証できかねます。


ご注文方法

指定配列の合成だけではなく,配列設計(無料)も承ります。

モルフォリノアンチセンスの配列設計はホスホロチオエートオリゴ(S-Oligo)などの配列設計とは大きく異なります。可能な限りGeneTools社に配列設計から依頼されることをお勧めいたします(配列は注文前にお知らせいたします)。
ご自身で設計される場合は,GeneTools社ホームページのターゲッティング・ガイドラインを必ずご参照下さい。
GeneTools社では設計した配列について,BLASTなどによるホモロジー検索は行っていませんのでご注意下さい。


専用注文書(Excelファイル)の記入方法と注意事項

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専用注文書は,Order Form A:おまかせ設計,またはB:配列指定の2種類があります。いずれかに必要事項をご記入の上,電子メール添付にてjutaku@funakoshi.co.jpまでお送り下さい。

専用注文書にご記入の際は,以下の点にご注意下さい。

1. Name for Oligo(試料名)は,製品のチューブラベルに表示される名称です。

お客様が識別しやすい名称を英数字5~15文字で必ずご記入下さい。

2. “Gene Name”には,遺伝子名を英語で,“Species”には,その遺伝子が由来する種名を英語で必ずお書き下さい。

3. アンチセンスおよびコントロールには標識の種類を必ず指定して下さい。

Control Oligoは,上記を参考に選択して下さい。

4. Order Form A:おまかせ設計では以下の項目にご注意下さい。

  • GenBankのAccession Numberが分かる場合は,該当するNumberをご記入下さい。その際,ご指定のAccession Numberの塩基配列情報にmRNAの翻訳開始点上流の配列情報が含まれていることをご確認下さい。
  • 未公開の遺伝子配列を標的とする場合には,注文書の“Unpublished sequence”の欄にチェックして下さい。この場合は,塩基配列を半角英数字のみのテキストファイルとして,電子メールで併せてお送り下さい。
  • 開始コドンはカッコ(ATG)で表示して下さい。また,付帯情報(コーディング領域,エキソン/イントロンの境界,プロモーターサイト等)がある場合は,ファイル中に英語でご記入下さい(塩基配列中には書き込まないで下さい)。

正確な受注のため,標的遺伝子1種類につき1枚の注文書にご記入下さい。


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価格

Morpholino Antisense Oligo, Custom Designed Control

Morpholino Antisense Oligoと3種類のCustom Designed Control(Invert of Antisense Oligo, Antisense with 5 mis-pairs, Sense Complement of Antisense Oligo)の価格は共通です。

品名 包装 価格
Morpholino Antisense Oligo, Classic(18~25 mers) 300 nmol ¥95,000
1,000 nmol ¥213,000
6,000 nmol ¥588,000

発注単位は上記に記載の包装となります。
より大容量をご希望の場合はご相談下さい。


標識追加料金(Morpholino Antisense Oligo, Custom Designed Control共通)

5'末端または3'末端を以下のもので標識した標識モルフォリノオリゴ鎖の受託合成も承ります。

5'-標識 3'-標識
AlkyneAlkyne
AmineAmine
AzideAzide
Amine and Biotin
Biotin
Disulfide amide
DabcylDabcyl
Fluorescein
GeneTools Blue
Lissamine
Pyridyl dithio
CyclooctyneCyclooctyne
Triethylene Glycol

核酸医薬品で使用されている末端修飾です。

包装 価格
300 nmol¥31,000
1,000 nmol¥48,000
6,000 nmol¥95,000

Standard Control(Negative Control)

Standard Controlは,単独でのご購入も可能です。下記商品コードでご注文下さい。

[在庫・価格 :2023年12月01日 10時51分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Standard Control Oligo, Classic
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。緑色蛍光色素標識済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。緑色蛍光色素標識済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Lissamine Conjugate
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。Lissamine修飾済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Lissamine Conjugate
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。Lissamine修飾済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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[在庫・価格 :2023年12月01日 10時51分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

Standard Control Oligo, Classic

文献数: 0

説明文 モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic

文献数: 0

説明文 モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate

文献数: 0

説明文 モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。緑色蛍光色素標識済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate

文献数: 0

説明文 モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。緑色蛍光色素標識済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Lissamine Conjugate

文献数: 0

説明文 モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。Lissamine修飾済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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Standard Control Oligo, Classic, Lissamine Conjugate

文献数: 0

説明文 モルフォリノアンチセンスオリゴのStandard Control (Negative Control)。Lissamine修飾済み。
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 室温 法規備考
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Positive Control

Positive Controlは,単独でのご購入も可能です。下記商品コードでご注文下さい。

[在庫・価格 :2023年12月01日 10時51分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Chordin, Danio rerio, Positive Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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β-Catenin, Xenopus laevis, Positive Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
法規制等
保存条件 室温,暗所保存 法規備考
掲載カタログ

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GFP, Positive Control Oligo
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
GFPおよび,N末端側にGFPを融合させた目的配列の翻訳を阻害する。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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[在庫・価格 :2023年12月01日 10時51分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

Chordin, Danio rerio, Positive Control Oligo, Classic, Carboxyfluorescein Conjugate

文献数: 0

説明文
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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文献数: 0

説明文
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保存条件 室温,暗所保存 法規備考
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文献数: 0

説明文 GFPおよび,N末端側にGFPを融合させた目的配列の翻訳を阻害する。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ

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導入用製品:Endo-Porter

導入用製品は,単独でのご購入も可能です。下記商品コードでご注文下さい。

[在庫・価格 :2023年12月01日 10時51分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Endo-Porter PEG
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬。従来品より導入効果が高く細胞毒性も低いPEG溶液。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞に導入できます。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年9月15日号 p.15

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Endo-Porter Aqueous
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です(DMSO フリー)。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞膜を細胞に導入できます。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.14

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トランスフェクション手法の紹介・比較
Endo-Porter DMSO
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞に導入できます。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.14

製品記事 Endo - Porter
関連記事 トランスフェクション試薬選択ガイド
トランスフェクション手法の紹介・比較

[在庫・価格 :2023年12月01日 10時51分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

Endo-Porter PEG

文献数: 0

説明文 両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬。従来品より導入効果が高く細胞毒性も低いPEG溶液。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞に導入できます。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年9月15日号 p.15

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トランスフェクション手法の紹介・比較

Endo-Porter Aqueous

文献数: 0

説明文 両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です(DMSO フリー)。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞膜を細胞に導入できます。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.14

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トランスフェクション手法の紹介・比較

Endo-Porter DMSO

文献数: 0

説明文 両親媒性のペプチドから成るトランスフェクション試薬です。エンドサイトーシスにより,モルフォリノオリゴヌクレオチドを始め,ペプチド,タンパク質,抗体などを,細胞に導入できます。
法規制等
保存条件 室温 法規備考
掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.14

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モルフォリノアンチセンスHoldbackのご案内

GeneTools社では,Morpholino Antisense Oligo,Classicをご注文いただいた際に,通常約2倍量のアンチセンスを合成し,余剰合成分は追加ご注文時のHoldbackとして約3年間保管しています。

Holdbackの有無およびその量は,製品添付のデータシートに記載されています。Holdbackは通常価格よりも安価にご購入いただけますので,是非ご利用下さい。
詳細はお問い合わせ下さい。



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