細胞膜透過性ペプチドによるMorpholinoの細胞内デリバリーに ペプチド修飾Morpholinoオリゴ（PPMO）合成受託サービス

タンパク質の発現抑制やmRNAのスプライシングに幅広く用いられているMorpholinoオリゴ（PMO）のペプチド修飾体（PPMO）を合成する受託サービスです。細胞膜透過性ペプチドの修飾により、Morpholinoオリゴの効果的な細胞内デリバリーが期待できます。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

【ご注意】 GeneTools社ではペプチド配列のデザインを行っておらず、お客様からペプチド配列をご指定いただく必要があります。Morpholino Publication Database（下記）などを参考にして、ペプチド配列を決定して下さい。

細胞膜透過性ペプチドはアルギニンに富んだペプチドで、多種多様な生物において細胞膜中を通ることが報告されています。これまでに細胞膜透過性ペプチドは、細胞培養、動物、バクテリア、ウイルスにおいてMorpholinoオリゴを送達するために使用されてきました。GeneTools社ではクリックケミストリーを用いることで、細胞膜透過性ペプチドのC末端、N末端いずれにも、カスタム合成したMorpholinoオリゴを結合させることができます。

また、ペプチド修飾Morpholinoオリゴの5'末端へクリックケミストリーを用いてフルオレセイン標識させることにより、蛍光顕微鏡による観察が可能となります。

Morpholinoオリゴの5'末端へのフルオレセイン標識

Bittne, S., et al., "PPMOs: A Case Study for Cell-Penetrating Peptide Application", Cell‐Penetrating Peptides: Design, Development and Applications, Chapter15, edited by Oba, M. and Demizu, Y., Wiley (2022). [DOI:10.1002/9783527835997.ch15]

GeneTools社のWebサイトには、Morpholinoオリゴに関連した文献をまとめて掲載しているMorpholino Publication Databaseがあります。こちらのデータベースで、Delivery Methodを「Peptide」として検索することにより、ペプチド修飾Morpholinoオリゴのこれまでの使用例をご確認いただけます。

【ご注意】 GeneTools社ではペプチド配列のデザインを行っておらず、お客様からペプチド配列をご指定いただく必要があります。

ご注文方法については、当社受託・特注品担当までお問合せ下さい。価格については、ご依頼内容ごとにお見積りいたします。