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CHO細胞 & HEK-293細胞での組換えタンパク質の大量生産用トランスフェクション試薬 FectoPRO

掲載日情報:2014/05/29 現在Webページ番号:9000

組換え体タンパク質の大量産生に特化したアニマルフリーのトランスフェクション試薬です。少ないDNA量で、高い発現量を得られるため、高収量の組換え体タンパク質産生が可能です。

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使用例

CHO細胞 & HEK-293細胞、様々な培地で使用可能

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

FectoPROを用いたCHO細胞におけるタンパク質産生
30 mlの培地にCHO細胞を1 x 106 cells/ml播種しFectoPROまたは他社製品を使ってトランスフェクションを行った。72時間後のIgG3-Fc産生量をHPLCにより測定した。
使用培地:FreeStyle™ CHO Expression Medium(Thermo Fisher Scientific社)、CD CHO Medium(Thermo Fisher Scientific社)、 Pro-CHO™ 4 Medium(Lonza Bioscience社)

少ないプラスミドから驚きの抗体産生量を実現

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO 組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

CHO細胞とHEK293細胞におけるタンパク質産生
本製品(0.4 μg DNA/ml)と他社製品(1.25 μg DNA/ml)またはPEIpro(1 μg DNA/ml)を用いて、CHO細胞またはHEK293細胞にトランスフェクションを行い、72時間後(CHO細胞)または120時間後(HEK293細胞)のIgG3-Fc(34 kDa)産生量をHPLCとウエスタンブロットで解析した。


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特長

  • タンパク質および抗体の大量生産用に最適化された遺伝子導入(トランスフェクション)試薬です。
  • アニマルフリーです。
  • 導入操作が非常に簡便です。
  • 浮遊性のCHOおよびHEK293細胞株での使用に最適化されています。
  • 少ないDNA量で高い発現量が得られます。
  • 専用培地は不要で、お使いの無血清培地がそのまま使用できます。
  • 使用にあたり、ライセンス契約は不要です。

少ないプラスミドDNA量で高いコストパフォーマンス

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

本製品と他社製品の使用コストの比較
ラージスケールのタンパク質産生を行う場合、通常は大量のプラスミドが必要になるが、FectoPROは細胞培養あたり0.4 ~ 0.6 µg DNA / 106 cells / ml のDNAトランスフェクションで十分量のタンパク質が得られるため、必要なDNA量は他社製品の40~60 %となっている。

タンパク質産生量のロット差が極めて少ない

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬 FectoPRO

本製品のロットによるタンパク質の発現量の違い

他社トランスフェクション試薬との比較

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

本製品と他社製品の抗体産生量の比較
本製品(0.8 μg DNA/ml)と他社製品(1.25 μg DNA/ml)を用いて、各製品の推奨プロトコルでDNAをトランスフェクションし、抗体産生量を比較した。本製品の方が産生量が高いことがわかる。

HEK293細胞における本製品と他社製品のタンパク質収量の比較

HEK293細胞における本製品と他社製品のタンパク質収量の比較
標準的なプロトコルに従ってトランスフェクションを行い、5日後にIgG3-Fc産生量を比較した。本製品の方がタンパク質収量が高いことがわかる。


組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

本製品と他社製品のトランスフェクション効率の比較
本製品(0.4 μg DNA/ml)と他社製品(1.25 μg DNA/ml)を用いて、CHO細胞にGFP発現プラスミドをトランスフェクションし、24時間後のGFP発現を観察した。

安定的なタンパク質産生

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

本製品を用いた安定的なタンパク質産生
FectoPROを用いてHEK293細胞にトランスフェクションを行い(0.5μg DNA / ml)、6日目までのIgG3-Fc産生をHPLCで確認した。CHO細胞でも同様の結果が得られた(データ未掲載)。

スケールアップが容易

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO 組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO 組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬  FectoPRO

本製品を用いた安定的なタンパク質産生
CHO細胞(1 × 106 cells/ml)を培地(30 ml、100 ml、300 ml)に播種し、FectoPRO + FectoPRO Booster(0.5 µg DNA/ml)を用いたトランスフェクションを行った。
(A) 1~6日後にトリパンブルー色素排除試験法で細胞生存率を測定した。
(B) IgG3-Fc産生をHPLCで測定した。
(C)IgG3-Fc産生をウエスタンブロットで解析した。Standard = 精製IgG3-Fc(34 kDa)


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使用文献

Batonick, M. et al. J. Immunol Methods (2016).
pMINERVA: A donor-acceptor system for the in vivo recombineering of scFv into IgG molecules

Ferreira de Freitas, et al. J Med Chem (2016).
Discovery of a Potent and Selective Coactivator Associated Arginine Methyltransferase 1 (CARM1) Inhibitor by Virtual Screening

Li, M., Yang, S., Xu, D. J Biol Chem(2016).
Heparan Sulfate Regulates the Structure and Function of Osteoprotegerin in Osteoclastogenesis


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文献データベース

各製品の使用情報を検索できる Polyplus transfection 文献データベース
各製品の使用情報を検索できる Polyplus transfection 文献データベースはこちら(メーカーサイトにリンクします)

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メーカー資料

Improving transient CHO and HEK-293 Expression systems with a powerful transfection solution for high protein production yields: FectoPRO

組換え体タンパク質の大量生産用トランスフェクション試薬

画像をクリックするとPDFファイルをご覧になれます。


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ユーザーレビュー

“私たちの研究室で使ってきた試薬の中で、FectoPROはもっとも高いタンパク質収量を叩き出しました。哺乳動物細胞を用いていますが、慣れた系を変えずにより多くの収量が得られるので、これから新しい可能性が見つけられそうです。”
Philippe F., ProteoGenix SAS, France

“認めます、最初はあまり期待していませんでした。トランスフェクション効率が上がるといっても、たぶんせいぜい5~10%だろうと。
ところが、実際に実験してみて驚きました…… 素晴らしいトランスフェクション効率と光り輝くGFPに衝撃を受けました。”
Thomas C., Biotech, Cambridge, MA, United States

“FectoPROを使ってHEK細胞で一過性発現させたら他社トランスフェクション試薬と同じかそれ以上の収量が得られた。 しかも、何分の1かの費用で”
James L., Biotech company, United States

“2倍の収量が、半分量のトランスフェクション試薬で得られた = コストが4分の1に減らせた。使い方も簡単でした。”
Jean-Philippe J., Hospital for Sick Children, Canada


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操作方法概略

組換え体タンパク質の大量生産用遺伝子導入(トランスフェクション)試薬 FectoPRO


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FectoPROのFAQ

Q-1. 接着培養したHEK293細胞やHEK293T細胞に使用できますか?

A-1. FectoPROは浮遊培養したHEK293細胞やCHO細胞に最適化された試薬です。接着培養した細胞にはPEIproをご使用下さい。



Q-2. FectoPRO Boosterは単品販売していますか?

A-2. 残念ながらFectoPRO Boosterの単品販売は行っていません。



Q-3. FectoPRO Boosterはタンパク質発現にどのように作用しますか?

A-3. FectoPRO Boosterの詳細は企業秘密ですが、本試薬はトランスフェクション効率を向上させるのではなく、タンパク質発現を向上させる試薬です。



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キット内容

添付のFectoPRO Boosterを使用することにより、少量のDNAでタンパクを高発現させることが可能です(0.4~0.6 μg/ml of cell culture)。

  • FectoPRO reagent
  • FectoPRO booster

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価格

[在庫・価格 :2024年03月29日 16時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
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  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
FectoPRO
2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
組換え体タンパク質(リコンビナント)や抗体の大量産生に特化したトランスフェクション試薬。キット内容:FectoPRO(1ml),FectoPRO Booster(1ml)。旧商品コード:116-001
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.7

製品記事 FectoCHO Expression System
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FectoPRO
2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
組換え体タンパク質(リコンビナント)や抗体の大量産生に特化したトランスフェクション試薬。キット内容:FectoPRO(10ml),FectoPRO Booster(10ml)。旧商品コード:116-010
別包装品 別包装品あり
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年6月15日号 p.14

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[在庫・価格 :2024年03月29日 16時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

FectoPRO

文献数: 0

説明文 組換え体タンパク質(リコンビナント)や抗体の大量産生に特化したトランスフェクション試薬。キット内容:FectoPRO(1ml),FectoPRO Booster(1ml)。旧商品コード:116-001
別包装品 別包装品あり
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掲載カタログ ニュース2022年9月1日号 p.7

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FectoPRO

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説明文 組換え体タンパク質(リコンビナント)や抗体の大量産生に特化したトランスフェクション試薬。キット内容:FectoPRO(10ml),FectoPRO Booster(10ml)。旧商品コード:116-010
別包装品 別包装品あり
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掲載カタログ ニュース2023年6月15日号 p.14

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その他の製品ラインナップ:FectPROとCHO細胞用培地のセット

FectoCHOExpression System

FectPROとCHO細胞用培地のセット

タンパク質産生に最適なトランスフェクション試薬FectoPRO にCHO細胞専用培地(FectoCHO CD Expression Medium)が付属したキットです。
浮遊性CHO細胞(CHO-K1、CHO-S、ExpiCHO-S等)でのタンパク質・組換え抗体産生に最適です。
FectoCHO Expression Systemの詳細はこちら

品名 商品コード(旧商品コード) Expression Medium Transfection Reagent Expression Booster
FectoCHO
Expression System
101000011716-01LKIT 1 L 1 ml 1 ml
FectoPRO
Transfection Reagent(本製品)
101000014 116-001 - 1 ml 1 ml
101000007 116-010 - 10 ml 10 ml
FectoCHO CD Medium 101000003 716-06L 6×1 L - -



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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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