【細胞培養】マイコプラズマ検出キット・除去・汚染防止 マイコプラズマ対策製品・選択ガイド
掲載日情報:2018/06/01 現在Webページ番号:8195
マイコプラズマ検出キット,マイコプラズマ除去試薬,マイコプラズマ汚染防止試薬の選択ガイドです。
マイコプラズマ検出(検査)キット・除去(除菌)試薬・汚染防止(予防)試薬をご紹介しています。
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マイコプラズマ汚染防止(予防)の重要性
マイコプラズマ関連製品を用途別にご紹介します

※画像をクリックすると用途別の製品一覧に遷移します。
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マイコプラズマの検出
◆Venor GeM シリーズ
- エンドポイントPCRによってマイコプラズマDNAを検出・定量するキットです。
- 通常のPCR後,電気泳動のバンドで感染の有無を確認します。
- 真核生物やバクテリアのDNAは増幅されません。
- 細胞培養上清が直接使用できます。
VenorGeM ClassicおよびVenorGeM qEPは,第十七改正日本薬局方 G3.生物薬品関連マイコプラズマ否定試験 に準拠いたしました。
- 欧州薬局方2.6.7に準拠しています。
- バリデーションレポートのご提供が可能です。
無料サンプル品あります(サンプル番号:11-1005) VenorGeM Classic
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無料サンプル品あります(サンプル番号:11-8005) VenorGeM OneStep
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VenorGeM Advance
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無料サンプル品あります(サンプル番号:56-1010) VenorGeM Sample Preparation Kit 細胞の破片や残屑を含む細胞培養上清などPCR阻害物質を含む試料から,高純度なDNAを抽出するキットです。PCR感度の向上が期待できます。 |
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マイコプラズマの除去
滅菌・調製済みですぐに使用できる!マイコプラズマ除去試薬
Mynox
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マイコプラズマの予防
無料サンプル品あります(サンプル番号:15-3005) WaterShield
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Mycoplasma-Off (スプレー)
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Mycoplasma-Off Wipe (ウェットワイパー)
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その他のコンタミネーション対策関連製品
PCR等を使用した核酸増幅法(NAT)によるマイコプラズマ試験用のスタンダード 欧州薬局方2.6.7に登録されているモリクテス網がセットになった製品,および各マイコプラズマ種単独の製品がラインナップされています。 |
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ゲノムDNA抽出物 マイコプラズマなど微生物種の同定や検出用スタンダードに有用です。40種類以上の取り扱いがあります。 |
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PCR Quantification Standards PCRやリアルタイムPCRの標準曲線の作成や,その他qPCR解析用コントロールとして使用できるゲノムDNA抽出物です。 キット内容
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マイコプラズマに関するFAQ
マイコプラズマはどのような生物なのですか?
抗生物質に耐性のある微小生物です。
マイコプラズマは様々な真核生物に寄生する真正細菌です。
細胞が非常に小さく(個体サイズ:0.1 ~ 0.8 μm),細胞壁を持たないため,細胞壁を標的とする数多くのβラクタム系抗生物質(ペニシリンなど)に耐性があります。
また,0.22 μm のフィルターを通過するため,フィルター滅菌による除去が困難です。

マイコプラズマ汚染は,何が問題なのですか?
マイコプラズマはもう既にあなたの細胞に寄生しているかも・・・・
マイコプラズマは細胞壁を標的とする抗生物質に対する耐性があるため,知らないうちに培養している細胞がマイコプラズマに汚染されていることが多々あります。
細胞がマイコプラズマに汚染されていても,マイコプラズマが微小であるため光学顕微鏡では確認できません。そして細胞に明瞭な損傷を与えないため,知らずに継代してしまうケースがほとんどです。しかし,実際にはマイコプラズマの汚染によって,細胞内のほとんどすべての代謝反応,細胞の表現型や成長にまで影響を及ぼすとされています。細胞を使って得た実験データに,マイコプラズマによる影響が出ていることも少なくありません。
マイコプラズマによる汚染は,裸眼で確認できますか?
マイコプラズマは全く気づかないうちに細胞を汚染します。
マイコプラズマは細菌類に属する微小な寄生生物(個体サイズ:0.1 ~ 0.8 μm)であるため,目視できません。マイコプラズマ汚染を確認するためには,電子顕微鏡が必要です。
どうやってマイコプラズマ汚染を検出できますか?
Minerva Biolabs社では簡便な操作の検査キットを取り扱っています!
培養細胞中のマイコプラズマ汚染の検出には,直接法と間接法の2 つがあります。
直接法:
1 つまたは複数の栄養源豊富なマイコプラズマ用培地を使用し,培養条件を調節してマイコプラズマを培養する方法です。この方法はマイコプラズマ生菌に対しては感度良く結果が得られますが,時間もかかり,結果が出るまでに通常1 か月近くかかります。
間接法:
さまざまな方法があり,感度や操作の簡便さにも違いがあります。DNA 蛍光,RNA ハイブリダイゼーション,免疫蛍光法,電子顕微鏡法,ELISA,DNA プローブ,生化学的検出法などです。
間接法には,直接法より優れた2 つのメリットがあります。まず,培養不要であるため,培養できないマイコプラズマ株でも検出可能になります。そして,直接法よりも迅速性があり,数時間で確認作業が完了します。
従来は,2 種類の異なる手法を用いることでマイコプラズマ汚染を確認していました。最近では,PCR を用いた検出法の登場により,マイコプラズマ汚染検出の利便性と結果の信頼性は,非常に高いものになってきています。
PCR→電気泳動またはリアルタイムPCRでマイコプラズマを検出する,VenorGeMシリーズがオススメです!
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関連製品
1試料当たり60円以下のディスポーザブル細胞計算盤微細金型加工技術を応用した,高精度なディスポーザブル細胞計算盤です。1枚の計算盤で4種類の試料を計測できるため(1試料当たり60円以下),コストパフォーマンスに優れた製品です。 |
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リアルタイムPCRを用いてマイコプラズマ属中の10種を定性的に検出する受託サービスです。 |
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