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組換え抗体関連受託サービス特集

掲載日情報:2017/09/08 現在Webページ番号:80881

抗体医薬品の研究に有用な、組換え抗体のアミノ酸配列・cDNAのシークエンシング、組換え抗体作製、ヒト化抗体作製、ラマ由来モノクローナルVHH抗体作製などの受託サービスを承ります。

組換え抗体関連受託サービスラインナップ

サービス名 特長
  • LC-MS/MSを用いてモノクローナル抗体タンパク質のアミノ酸配列を解析し、Absolute Antibody 社の発現システムにより組換え抗体を作製してお届けいたします。
  • 本サービスは、モノクローナル抗体そのもののアミノ酸配列を解析し、その情報を元に組換え抗体を作製するため、ハイブリドーマが失われた抗体からでも組換え抗体が作製できます。
  • 抗体可変領域cDNAのシークエンシング:
    • マウス・ラット・ハムスターなどに由来するハイブリドーマから、抗体可変領域cDNAをシークエンシングします。
    • ハイブリドーマ中には、機能を持たない抗体や異常な抗体の遺伝子が複数含まれることがありますが、オルソロガス遺伝子を用いた2種類の方法を用いて、正常な機能を持つH鎖、L鎖の配列を正確に決定できます。
  • 組換え体抗体の改変および作製受託サービス:
    • 抗体の遺伝子情報を元に、組換え体抗体を作製する受託サービスです。様々な改変を導入することも可能です。
    • 納品する組換え体抗体は低エンドトキシン(<1 EU/mg)なため、in vitroin vivo での様々なアプリケーションに使用できます。
    • ヒト化を始めとして、動物種、クラスなど様々な改変が可能です。
    • 抗体のFc領域に改変を導入することにより、Fc Silent化(点変異導入によりFcγRやC1qの非特異的結合を抑える)や血漿中半減期の調節なども可能です。
  • 抗体の遺伝子情報を元に、ヒト型組換え抗体を作製する受託サービスです。様々な改変を導入することも可能です。
  • 納品する組換え体抗体は低エンドトキシン(<1 EU/mg)なため、in vitroin vivo での様々なアプリケーションに使用できます。
  • ヒト化を始めとして、動物種、クラスなど様々な改変が可能です。
  • 抗体のFc領域に改変を導入することにより、Fc Silent化(点変異導入によりFcγRやC1qの非特異的結合を抑える)や血漿中半減期の調節なども可能です。
  • 抗体可変領域cDNAのシークエンシングの結果を元にした、組換え体抗体の改変・作製も可能です。
  • ヒトキメラ抗体およびヒト化抗体への改変をロイヤリティフリーで行います。
  • 高親和性のモノクローナル組換え抗体を取得できる独自のシステム「抗体ダイレクトクローニング技術」を用いて、お客様の抗原に対するウサギモノクローナル抗体を作製する受託サービスです。
  • 抗原を免疫したウサギのリンパ組織から抗体ライブラリーを構築し、大腸菌に遺伝子導入後、コロニー形成時に発現誘導を行うことで、目的抗体を産生するクローンの同定とクローニングを同時に行い、高親和性のモノクローナル組換え抗体を取得します。
  • 専用の発現ベクターを用いて、抗体遺伝子ライブラリーを構築します。抗体遺伝子ライブラリーを大腸菌に導入し、プレート上にコロニーを形成させると同時に発現誘導することで、短時間に多くのクローンを同時に評価することができます。
  • 得られる抗体は、一本鎖抗体(scFv : single chain Fv)です。クローンを樹立した後、FabやIgGへ構造を改変することが可能です。
  • 得られた抗体に検出酵素やヒトのIgG定常領域を融合することで、様々なアプリケーションに用いることが可能です。

「抗体ダイレクトクローニング」は株式会社バイオピークの商標です。

メーカー略称:BPK
抗体遺伝子解析サービス

  • お手持ちのハイブリドーマより抗体遺伝子の可変領域遺伝子配列を解析し、同定する受託サービスです。
  • 抗体の可変領域の遺伝子配列解析は、抗原認識機能解明や、医療応用のための組換え抗体の作製・ヒト化に必要です。また、モノクローナル抗体の国内特許申請において多くの場合、CDR(相補性決定領域)配列の開示が求められます。
  • カスタマイズ及び追加作業例: scFv発現系の構築
    IgG発現系の構築
    特許申請用CD配列報告書作成
    HyBody化サービス

  • ラマ由来モノクローナルVHH抗体を作製する受託サービスです。6クローンを選別し、各0.5 mgの精製VHHを納品します。
  • ウサギやマウスなどの一般的なIgG抗体は軽鎖と重鎖の2種類の組み合わせで構成されるのに対して、ラマ・アルパカなどラクダ科の動物は重鎖のみから構成されるIgG抗体を有しています。
  • QVQ社のVHHはラマ由来の約15 kDaのシングルドメインからなるモノクローナル抗体です。VHHは通常の抗体の約10分の1の分子量で、高いアフィニティー、組織透過性、早い血中クリアランスを示し、ELISAや免疫沈降のみならずin vivo イメージングやin vitro ライブセルイメージングに有用です。
  • 動物免疫を行わず、人工合成遺伝子ライブラリーからcDNA ディスプレイ技術により特異的なVHH 抗体遺伝子をスクリーニングし、得られた遺伝子を元に、ブレビバチルスタンパク質生産系にて、VHH 抗体を分泌生産させます。
  • VHH抗体遺伝子ライブラリーからcDNAディスプレイ技術より、特異的なVHH抗体遺伝子をスクリーニングし、得られたVHH抗体遺伝子を元に、ブレビバチルスタンパク質生産系にて、大量にVHH抗体を分泌生産させることができます。
  • VHH抗体は高い安定性を持ちます。
  • 二重特異性化などの高付加価値抗体を検討される方にお勧めいたします。
  • 低分子抗原や動物種間での相同性の高い抗原に対する抗体を得ることができます。

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