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アミノペプチダーゼM(アミノペプチダーゼN)阻害物質 Probestin

掲載日情報:2025/08/26 現在Webページ番号:68040

Probestin(プロベスチン)はStreptomyces属の放線菌より発見されたペプチド天然物です。プロリンが2個結合したPro-Pro配列を有します。Probestinはアミノペプチダーゼの中でも特にアミノペプチダーゼM(AP-M、AP-N)を強く阻害します 1
AP-Mはエンケファリン分解酵素として知られている 2ほか、さまざまな機能が報告されており 3、ProbestinはAP-Mが関与する様々な生化学、細胞生物学、または薬学研究に有用なツールであると考えられます。Probestinの持つAP-Mに対する高い親和性(Ki値:1.9×10-8 M) 1を利用して、放射性元素で標識したProbestin誘導体を分子イメージング剤として利用した報告もあります 4
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
バルク(大容量または数量まとめ買い)に関するご相談も承ります。バルクでのご購入をご検討の際はこちらまでお問合せ下さい。
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Probestin-Structure

Probestin(#00367)の化学構造式


アミノペプチダーゼMとは

アミノペプチダーゼM(EC 3.4.11.2、AP-M、膜アラニルアミノペプチダーゼ、ミクロソームアミノペプチダーゼ)は、PfleidererとCelliersによってブタ腎臓のミクロソーム膜画分より初めて精製されました 5。中性アミノ酸に作用することを好むことから、1980年にアミノペプチダーゼN(AP-N)と改名すべきであると提案され 6、現在ではこの名称も多く使用されています。
またAP-M(AP-N)は骨髄前駆細胞、単球、顆粒球および骨髄性白血病細胞の表面に発現するCD13と同一であることも判明しています 7
AP-M(AP-N、CD13)は、分子量110 KDaのMA族のM1ファミリーに属するⅡ型メタロプロテアーゼです。AP-Mには異なる機能を持つさまざまなアイソザイムが存在します。AP-Mは、多種多様なヒトの臓器、組織、細胞型(内皮細胞、上皮細胞、線維芽細胞、白血球)に存在する普遍的な酵素で、腫瘍形成、免疫システム、疼痛などに関連します。さらに、コロナウイルスやその他のヒトウイルスのレセプターとしても機能します。AP-Mは、さまざまな機能の発現に加え、抗原のトリミングや抗原提示プロセスにも関与しています。
AP-Mのさまざまな機能は、生理活性ペプチド応答(疼痛管理やバソプレシンの分泌)の調節を促進するとともに、免疫機能や細胞増殖、分泌、浸潤、血管新生などの重要な生物学的プロセスに影響を与えています。AP-Mを標的とした治療方法の開発も注目されています 3


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特長

  • CAS No.:123652-87-9
  • 分子式:C26H38N4O6
  • 分子量:502.612
  • 純度:>90%(HPLC)
  • 水、メタノール、DMSOに溶解する。

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生理活性・作用の報告例

  • アミノペプチダーゼMに対して競合的に阻害した(Ki値:1.9×10-8 M) 1
  • アミノペプチダーゼMだけでなく、同じエキソペプチダーゼであるロイシンアミノペプチダーゼ(Leu-AP)に対しても、同程度のIC50値を示した 1

■ Probestinによる各種アミノペプチダーゼ阻害活性(参考文献1より引用)

酵素名AP-MLeu-APAP-AAP-B
IC50
(μg/ml)
0.0300.090>100>100

本数値は文献に基づく数値であり、販売用本製品についての生理活性有無の実証実験はしていません。


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参考文献

  1. Aoyagi, T., et al., J. Antibiotics, 43 (2), 143~148 (1990). [PMID:1968900]
  2. Gros, C., et al., Biochemistry, 24 (9), 2179~2185 (1985). [PMID:2859885]
  3. Luan, Y. and Xu, W., Curr. Med. Chem., 14 (6), 639~647 (2007). [PMID:17346152]
  4. Pathuri, G., et al., Bioconjug. Chem., 23 (1), 115~124 (2012). [PMID:22148582]
  5. Pfleiderer, G. and Celliers, P.G., Biochem. Z., 339, 186~189 (1963). [PMID:14206227]
  6. Feracci, H. and Maroux, S., Biochim. Biophys. Acta., 599 (2), 448~463 (1980). [PMID:6105876]
  7. Look, A.T., et al., J. Clin. Invest., 83 (4), 1299~1307 (1989). [PMID:2564851]

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Probestin <Aminopeptidase M Inhibitor> <Aminopeptidase N Inhibitor>
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説明文
Aminopeptidase M(AP-M, AP-N)を強く阻害する(IC50=0.030μg/ml)。分子式:C26H38N4O6,M.W.:502.612,純度:>90%(HPLC),溶解性:水、メタノール、DMSOに溶解する。
CAS No:123652-87-9
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
掲載カタログ

製品記事 微生物由来生理活性物質
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知りたい!天然物創薬 -「ものとり」という研究-
微生物化学研究所 第1生物活性研究部部長 川田学先生

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Probestin <Aminopeptidase M Inhibitor> <Aminopeptidase N Inhibitor>

文献数: 1

説明文 Aminopeptidase M(AP-M, AP-N)を強く阻害する(IC50=0.030μg/ml)。分子式:C26H38N4O6,M.W.:502.612,純度:>90%(HPLC),溶解性:水、メタノール、DMSOに溶解する。
CAS No:123652-87-9
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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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