(株)微生物化学研究所(微化研)は、梅澤濱夫博士が発見したカナマイシンの特許料をもとに1962年に設立されました。微化研では抗菌抗生物質ジョサマイシン、アルベカシンなどや、抗がん抗生物質ブレオマイシン、アクラルビシンなどの医薬の他、動物薬、農薬として用いられる多数の抗生物質を発見し、抗生物質研究を牽引してきました。さらにロイペプチン、アーブスタチンなどの各種研究に用いられる酵素阻害物質も数多く発見しています。また、従来の抗微生物薬や抗がん剤の創薬シーズに加えて、代謝疾患、血管疾患、筋肉疾患など高齢化社会に存在するunmet medical needsにも積極的に取り組んでいます。