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ChIP-Seq(クロマチン免疫沈降シークエンス)解析受託サービス

掲載日情報:2022/01/20 現在Webページ番号:64718

転写因子やその他のタンパク質が相互作用するDNAの特定部位を検出し、DNA-タンパク質間の相互作用を解明するChIP-Seq法による解析受託サービスです。
クロマチン免疫沈降(ChIP)後の試料をお預かりし、illuminaの次世代シーケンサー(NextSeq500など)を用いて、転写因子やその他のタンパク質が相互作用するDNAの特定部位を検出します。
近年、DNAメチル化やヒストン修飾部位をゲノムワイドに決定する上で強力なツールとなっています。


ChIP-Seq解析の流れ

  1. クロマチン免疫沈降(ChIP)試料の品質チェックを行います。
  2. シーケンスライブラリーを調製します。
  3. 調製したシーケンスライブラリーは、illumina社の次世代シーケンサーでシーケンスします。
  4. リファレンスゲノムにアライメント(マッピング)し、ピーク(相互作用部位)を検出し、試料間の比較を行います。

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試料送付について

ChIP後のDNA量 濃度 OD260/280 サイズ 性状
100 ng以上 200 pg/μl以上 1.5以上 200~800 bp 2本鎖であること

注意

  • クロマチン免疫沈降(ChIP)後の試料をご用意下さい。
  • 試料はNuclease Free Waterに溶解し、ご送付下さい。TEバッファなどのEDTAを含むバッファに溶解した場合、データが取得できない可能性があります。
  • 試料は、冷凍便(冷凍状態)にてお送り下さい。
  • 試料量が上記に満たない場合でも解析は可能ですが、必ずあらかじめご相談下さい。

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ご注文方法/価格

詳細は当社受託・特注品担当(下記参照)までお問い合わせ下さい。

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次世代シークエンス解析受託サービス

解析受託サービス 解析内容
ChIP-Seq解析 転写因子やその他のタンパク質が相互作用するDNAの特定部位を検出し、DNA-タンパク質間の相互作用を解明。
DNAメチレーション解析 メチル化DNAに特異的に結合するタンパク質、抗体を用いてメチル化DNAを濃縮し、回収されたDNAをシークエンスする。
RNA-Seq解析 RNA-Seq法により、mRNAやlincRNAの配列をシークエンスし、発現変動のある遺伝子を同定。
Small RNA-Seq解析 miRNAやスプライシングに関わるとされるsnRNAなどのsmall RNAを次世代シークエンサーにより網羅的に解析。
エクソーム解析 エクソン領域のみを濃縮して解析することにより、効率的にエクソン上の変異 (SNV (SNP)/InDel) を検出。
Cancer Panel解析 がん遺伝子のエクソン領域およびホットスポット領域をPCR増幅し、遺伝子変異を検出。

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