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抗ダニ活性と広い抗微生物活性を示すシトシンヌクレオシド化合物 Bagougeramine A (Formate)

掲載日情報:2025/02/14 現在Webページ番号:71644

Bagougeramine A(バグゲラミンA)は土壌から発見されたBacillus circulansより見いだされたシトシンヌクレオシド化合物です。ナミハダニに対して強い活性を示し、また細菌や真菌に対して広い抗微生物活性を示します 1、2
また、Streptomyces gougerotiiから抗菌活性を有する天然物として発見されたGougerotinはBagougeramine Aと構造的に類似しており、タンパク質の合成を阻害することが報告されています 3、4
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


Bagougeramine A構造

Bagougeramine A(本製品)

Gougerotin構造

Gougerotin

Bagougeramine AとGougerotinの化学構造式


特長

  • CAS No.:104840-35-9(free salt form、参考情報)
  • 分子式:C17H28N10O7・2HCO2H(ギ酸塩)
  • 分子量:576.524(ギ酸塩)
  • 純度:>98%(HPLC)
  • 水に溶解し、DMSOにやや溶ける。メタノールには溶けない。

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生理活性・作用の報告例

  • 抗ダニ活性を持つDicofolと比べ、ナミハダニに対して強い活性を示した 1
  • グラム陽性菌、グラム陰性菌、植物病原菌として知られるPellicularia frlanrentosa f. sp. Sasakiiなど数種の真菌に対して抗菌活性を示した 1
  • マウスに経口投与(100 mg/kg)にしても急性毒性を示さず、毒性は低いと考えられる 1

本数値は文献に基づく数値であり、販売用本製品についての生理活性有無の実証実験はしていません。


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参考文献

  1. Takahashi A., et al., J. Antibiotics, 39 (8), 1033~1040 (1986). [PMID:3759653]
  2. Takahashi A., et al., J. Antibiotics, 39 (8), 1041~1046 (1986). [PMID:3759654]
  3. Kanzaki T., et al., J. Antibiotics, 15 (2), 93~97 (1962). [DOI:10.11554/antibioticsa.15.2_93]
  4. Clark, J. M. Jr., et al., Biochimica et Biophysica Acta, Specialized Section on Nucleic Acids and Related Subjects, 76 (4), 636~638 (1963). [DOI:10.1016/0926-6550(63)90092-6]

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価格

[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]

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詳細 商品名
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納期 文献数
Bagougeramine A Formate <Acaricidal>
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説明文
ギ酸塩として提供。ナミハダニに対して特異的に活性を示し、また細菌や真菌に対して広い抗微生物活性を示す。分子式:C17H28N10O7・2HCO2H(ギ酸塩),M.W.:576.524(ギ酸塩),純度:>98%(HPLC),溶解性:水に溶解し、DMSOにやや溶ける。メタノールには溶けない。
CAS No:104840-35-9 (salt free form)
法規制等
保存条件 -20℃ 法規備考
掲載カタログ

製品記事 微生物由来生理活性物質
農薬・肥料開発研究支援などに有用な微生物由来の天然物
植物研究製品特集
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Bagougeramine A Formate <Acaricidal>

文献数: 1

説明文 ギ酸塩として提供。ナミハダニに対して特異的に活性を示し、また細菌や真菌に対して広い抗微生物活性を示す。分子式:C17H28N10O7・2HCO2H(ギ酸塩),M.W.:576.524(ギ酸塩),純度:>98%(HPLC),溶解性:水に溶解し、DMSOにやや溶ける。メタノールには溶けない。
CAS No:104840-35-9 (salt free form)
法規制等
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