退色しにくい！ライブイメージング可能な、ミトコンドリア蛍光プローブ AIE Mitochondria Probes（Red / Yellow / Green / Blue）

光安定性が高く、退色（消光）しにくいミトコンドリア染色用蛍光プローブです。ライブイメージングが可能であり、細胞イメージングに有用です。

※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

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HeLa細胞の共焦点イメージング

（A）他社製品（GFP）で一晩染色（励起：488 nm／蛍光：469～555 nm）
（B）AIE Mitochondria Red (5μM)で45分間染色（励起：488 nm／蛍光：561～656 nm）
（C）merged
Scale bar : 20μm

本製品と他社製品の消光の比較

AIE Mitochondria Redと他社製品を用いてHeLa細胞を染色し、共焦点顕微鏡で観察した。10回足らずのスキャンで消光する他社製品に比べ、本製品は40回のスキャンでも褪色していないことが分かる。
（左、（●）AIE Mitochondria Redの488 nmにおける連続的励起を1～40回スキャンし消光をトラッキングした。
（右、◑）他社製品の560 nmにおける連続的励起を1～9回スキャンし消光をトラッキングした。

マウス精細胞の共焦点イメージング

（A）AIE Mitochondria Red (5μM)で1時間染色（励起：488 nm）
（B）Hoechst 33342（1μg/ml）で10分間染色（励起：405 nm）
（C）merged
Scale bar : 20μm

ミトコンドリアの膜電位に影響を与える薬剤オリゴマイシン、CCCPの投与により、ミトコンドリア膜電位の変化に応じて蛍光シグナルが変化する様子を観察した。
(A) AIE Mitochondria Red (5μM)で染色したHeLa細胞の発光強度測定
矢印はオリゴマイシン（10μg / ml）処理、CCCP（20μM）処理を表す。
励起波長：488 nm、Scale bar：20μm

（B）フローサイトメトリーによる蛍光強度測定

untreated：オリゴマイシン未処理／ AIE Mitochondria Red 染色HeLa細胞
oligomycin：オリゴマイシン処理／ AIE Mitochondria Red 染色HeLa細胞
CCCP：CCCP処理／ AIE Mitochondria Red 染色HeLa細胞

HeLa細胞の共焦点イメージング

（A）AIE Mitochondria Yellow (5μM)で15分間染色
（B）他社製品（100 nM）で15分間染色
（C）merged
Scale bar : 20μm

本製品と他社製品の消光の比較

AIE Mitochondria Yellowと他社製品を用いてHeLa細胞を染色し、共焦点顕微鏡で観察した。急速に消光する他社製品に比べ、本製品は180秒後も褪色していないことが分かる。
（■）AIE Mitochondria Yellow：405 nmにおける励起をトラッキングした。
（●）他社製品：560 nmにおける励起をトラッキングした。

HeLa細胞の蛍光像

（A）AIE Mitochondria Green (200μM、励起波長：220～385 nm)で15分間染色
（B）他社製品（50 nM、励起波長：540～580 nm）で15分間染色
（C）merged
（D）明視野像
Scale bar : 20μm

HeLa細胞の蛍光像

AIE Mitochondria Green (500μM、励起波長：330～385 nm)で10分間染色し、UVを照射した。
UV照射時間：（A）1秒（B）3秒（C）5秒（D）10秒

HeLa細胞の蛍光像

AIE Mitochondria Blue（5μM、励起波長：330～385 nm）による染色：
（A）30分間（B）1時間（C）2時間
（D）各インキュベーションにおける、バックグラウンドに対するシグナル強度比
Scale bar：15μm

HeLa細胞の蛍光像

（A）AIE Mitochondria Blue (5 μM、励起波長：330～385 nm)で15分間染色
（B）他社製品（50 nM、励起波長：540～580 nm）で1時間染色
（C）merged

HeLa細胞の蛍光像と消光トラッキング

HeLa細胞をAIE Mitochondria Blue (5 μM、励起波長：405 nm／蛍光波長：449～520 nm)で染色し、50回のスキャンの消光をトラッキングした。