RNA転写後制御の解析はEclipse Bioにお任せ下さい! eCLIP法による各種RNA転写後制御受託解析サービス
掲載日情報:2025/05/23 現在Webページ番号:72136
Eclipse BioInnovations社ではeCLIP(enhanced Crosslinking and Immunoprecipitation)法を応用した、高解像度かつ正確な解析が可能な各種RNA転写後制御受託解析サービスを提供しています。
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eCLIP法について
eCLIP(enhanced Crosslinking and Immunoprecipitation)法は、CLIP法を改良した手法です。CLIP法は、RNA結合タンパク質(RNA-binding protein、RBP)のRNA結合部位、miRNAの標的部位、RNA上のm6A修飾部位を同定するための次世代シークエンスライブラリー調製で用いられています。CLIP法は標的部位を高解像度で同定できる優れた手法ですが、ライブラリー調製の反応効率が不十分なためPCRによる大幅なライブラリー増幅が必要となり、PCRで生じた重複(PCR duplicate)配列がライブラリーの大半を占めてしまう(=効率的なシークエンシングができない)点が問題となっていました。
一方で、Eclipse BioInnovations社が開発したeCLIP法ではCLIP法と比較して1,000倍効率的なライブラリー調製を実現しており(ライブラリー増幅時のPCRサイクルが約10回少なくなります)、PCR duplicateによるシークエンスの無駄を減らすことが可能になりました。Eclipse BioInnovations社ではeCLIP法を用いた各種サービスを展開しており、RBP結合部位の同定、miRNAの標的mRNAの同定、mRNA上のm6A修飾部位の同定を行うことが可能です。

eCLIP法(本手法)と他のCLIP法(別々のプロトコル)で調製したRNA結合タンパク質の標的RNA由来ライブラリー中におけるPCR duplicateの比較
本手法で調製したライブラリーではPCR duplicateが占める割合は低いが、一方従来のCLIP法(①、②)ではライブラリーの大部分がPCR duplicateで占められていることが分かる。
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受託解析サービスラインナップ
miR-eCLIP受託解析サービス(Webページ番号:☞ 70923)
miR-eCLIP解析サービスは、miRNAの標的mRNAを直接同定する受託サービスです。トランスクリプトーム全体にわたるmiRNAとmRNA間の相互作用を正確にマッピングすることが可能です。siRNAのオフターゲットの解析を行うことも可能です。詳細は☞ miR-eCLIP受託解析サービスをご覧下さい。
RBP-eCLIP解析サービス(Webページ番号:☞ 71299)
高効率かつ高精度にRNA結合タンパク質(RNA-binding protein、RBP)の標的RNAを同定する受託サービスです。タンパク質-RNA間の相互作用をトランスクリプトームワイドかつ正確に解析することが可能です。詳細は☞ RBP-eCLIP解析サービスをご覧下さい。
m6A-eCLIP解析受託サービス(Webページ番号:☞ 72134)
m6A-eCLIP解析サービスはmRNA上のm6A修飾部位をトランスクリプトーム全体にわたって同定する受託サービスです。1塩基レベルの高解像度で修飾部位を同定でき、さまざまな条件下でのm6A修飾制御の解析に有用です。詳細は☞ m6A-eCLIP解析受託サービスをご覧下さい。
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