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洗浄不要のイムノアッセイ構築キット ONEPot Immunoassay Kit <OpenGUS Method>

掲載日情報:2023/10/10 現在Webページ番号:71518

タンパク質の測定系を構築するためのキットです。変異体β-glucuronidase(GUS)を用いたOpenGUS Immunoassayの原理で測定を行います。
現在幅広く用いられているELISA法と比べて、操作が簡便、必要抗体量が少量で済むなどの利点があります。また、ウエスタンブロッティングと比べて短時間で反応が完了し、より高い定量性を得られます。
本製品は上田宏博士、北口哲也博士および朱博博士 他 (国立大学法人 東京工業大学 科学技術創成研究院 (当時)) の研究成果をもとに、BDLが開発、製品化しました。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。



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特長

  • 2種類の抗体(Mouse IgG1)で標的抗原をサンドイッチして、検出します
  • プレートへの抗体の固相化やウェルの洗浄は不要です。
  • 抗体と検出用酵素は混合するだけでアフィニティ結合します。
  • 抗体の使用量を節約できます(96 wellあたり、約7 μg×2種類)。
  • 蛍光測定用キット(#DS850)と吸光度測定用キット(#DS860)があります。

多量体を安定に形成するタンパク質では、1種類の抗体のみで検出できる場合もあります。


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本製品とサンドイッチELISAとの比較

本製品 サンドイッチELISA
抗体の固相化 不要 必要(一晩~)
ウェル洗浄 不要 必要(2~3回)
反応時間 2時間10分 3時間程度
(プレートに抗体の固相化を
行う場合は+1日)
使用抗体量
(96 wellあたり)
約7 μg×2種類 捕捉抗体:約100 μg
検出抗体:~数 μg
検出用抗体 未標識 標識が必要
検出感度
抗原の種類 任意のものを測定可能
検出方法 蛍光または吸光度

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原理

大腸菌のβ-glucuronidase(GUS)は四量体を形成することで活性を示します。本製品に用いられている変異体GUSは、二量体は形成するものの、四量体はほとんど形成しません。
本製品は、抗体結合ドメインを融合させた変異体GUSです。抗原抗体反応を介して変異体GUSの二量体同士が連結し、強制的に四量体が形成されます。このGUS四量体の酵素活性によって、抗原濃度依存的なシグナルが得られます。

ONEPot Kit原理

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操作方法概略

  1. 測定試料(または検量線作製用の精製抗原)と、2種類の抗体、キット付属の酵素を混合する。
  2. 60分間静置する。
  3. キット付属の基質を添加する。
  4. 60分間静置する。
  5. 蛍光または吸光度で測定する。

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使用例:唾液/涙中のラクトフェリン濃度の測定

唾液および涙中のLactoferrin濃度を本製品を使用して測定し、市販のLactoferrin ELISA Kitを用いて得られた結果と比較した。

試料の
種類
試料の
希釈
検量線から
算出した
Lactoferrin濃度
唾液 1,000倍 6.2 μg/ml
2,000倍 5.7 μg/ml
200,000倍 2,158 μg/ml
400,000倍 2,175 μg/ml

市販ELISA Kitによる測定結果

試料の
種類
試料の
希釈
検量線から
算出した
Lactoferrin濃度
唾液 300倍 4.2 μg/ml
600倍 4.4 μg/ml
40,000倍 1,831 μg/ml
80,000倍 1,734 μg/ml

本製品による測定結果

ONEPotキットで作製した検量線

本製品で作製した検量線

  • 市販ELISA Kitおよび本製品で得られた測定値が近似する値となった。
  • 本製品での測定には1種類の抗体のみを用いた。Lactoferrinは多量体を形成しているため、1種類の抗体のみでの検出が行えたと考える。
  • 検量線の縦軸(Absorbance)は、[Singal-Background]の値で表示。

使用した抗体:Anti-Lactoferrin, Human, Mouse-Mono(1A1)( HyTest, #4L2-1A1

その他の使用例として、C-Reactive Protein(CRP)、Calf-Intestinal Alkaline Phosphatase(CIAP)、Cry j 1、AAV2(empty capsids)で作製した検量線を製品マニュアルに掲載しています。製品マニュアルについては価格表部分からダウンロードいただけます。


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原著文献

  1. Su, J., et al., "Noncompetitive homogeneous immunodetection of small molecules based on beta-glucuronidase complementation.", Analyst, 143 (9), 2096~2101 (2018). [PMID:29634056]
  2. Su, J., et al., "Creation of stable and strictly regulated enzyme switch for signal-on immunodetection of various small antigens.", J. Biosci. Bioeng., 128 (6), 677~682 (2019). [PMID:31235413]
  3. Su, J., et al., "Transmembrane signaling on a protocell: Creation of receptor-enzyme chimeras for immunodetection of specific antibodies and antigens.", Sci. Rep., 9 (1), 18189 (2019). [PMID:31796769]
  4. Zhu, B., et al., "Creating a thermostable beta-glucuronidase switch for homogeneous immunoassay by disruption of conserved salt bridges at diagonal interfaces.", Biochemistry, 62 (2), 309~317 (2023). [PMID:35849118]

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キット内容(100 well / kit)

  • Recombinant GUS mixture
  • Reaction buffer
  • Fluorescent substrate(#DS850のみ)
  • Colorimetric substrate(#DS860のみ)

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別途ご用意いただく試薬/器具

  • 標的抗原をサンドイッチ可能な抗体(Mouse IgG1)のペア(2種類)
  • 精製抗原(検量線作製用)
  • 96 wellプレート(測定法に対応したもの)
  • 蛍光プレートリーダーまたはマイクロプレートリーダー
      蛍光測定(#DS850):励起:340 nm /蛍光:450 nm
      吸光度測定(#DS860):主波長:405 nm(補正波長:660 nm)

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ご注意

  • 標的抗原がタンパク質の場合、3 μg/ml以上含まれる試料のご使用を推奨します。
  • サンドイッチELISAが適用可能な2種類の抗体の組合せであっても、本製品に適さない場合があります。
  • 試料溶液の組成によっては、シグナル強度に大きく影響する場合があります。
  • 検出感度は、標的抗原および用いる抗体によって異なります。
  • ヒト血清/血漿/血液などのイムノグロブリンが多く含まれる試料は、バックグラウンドが高くなるため使用できません。

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価格

[在庫・価格 :2024年05月22日 14時55分現在]

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詳細 商品名
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納期 文献数
ONEPot Immunoassay Kit, Fluorescent <OpenGUS Method>
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キャンペーン期間 2024/05/15 ~ 2024/07/12
説明文
タンパク質の測定系を構築するためのキット。変異体β-glucuronidase(GUS)を用いたOpenGUS Immunoassayの原理で測定を行う。標的抗原に対する2種類の抗体(Mouse IgG1)をご用意いただき,測定試料,キット付属の酵素を混合,インキュベートするだけで検出が行える。蛍光測定用。
法規制等
保存条件 -80℃ 法規備考
掲載カタログ

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(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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