HOME
>
試薬
>
細胞情報伝達
>
エピジェネティクス
>
EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit
HOME
>
試薬
>
遺伝子工学
>
エピジェネティクス
>
EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit
従来法より簡便かつ短時間でクロマチンアクセシビリティ解析ができるキット EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit
掲載日情報:2024/09/03 現在Webページ番号:70874
ヌクレオソーム/転写因子の配置を含むゲノム全体のクロマチンアクセシビリティを分析するためのキットです。哺乳動物の組織/細胞試料から核を単離し、これを独自の核酸切断酵素で処理して標的タンパク質やヒストンに結合したDNAのみを得て、次世代シークエンシング(NGS)用ライブラリーを迅速に調製します。従来のDNase-seq法やMNase-seq法、ATAC-Seq法に比べて操作時間が短縮でき、さらにミトコンドリアDNAの混入の防止やバイアスの低減などの長所を有しています。キットには、必要なすべての試薬が含まれています。
※ qPCRによりクロマチン状態(ユークロマチン・ヘテロクロマチン)を解析するキットについては☞ EpiQuik Chromatin Accessibility Assay Kitをご覧下さい。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
追加しました。
従来のクロマチンアクセシビリティ解析法における問題点について
従来のクロマチンアクセシビリティ解析・評価方法
クロマチンと転写因子間の相互作用の役割を解明するには、ゲノムに沿って配置されたヌクレオソームのマッピングを通してクロマチンのアクセシビリティを決定することが重要です。現在、クロマチンアクセシビリティ解析方法はいくつかありますが、その代表的なものにDNase I(DNase-seq法)またはミクロコッカスヌクレアーゼ(MNase-seq法)を用いる方法、およびATAC-seq法(Assay for Transposase-Accessible Chromatin using sequencing)があります。
DNase-seq法およびMNase-seq法の問題点
DNase-seq法およびMNase-seq法では、多くの細胞が必要となり、また酵素濃度や消化条件を最適化することが難しいためにアッセイバイアスの影響を受けやすい問題があります。さらに、過酷な環境では機能せず、組織試料には適していません。
ATAC-Seq法の問題点
ATAC-Seq法は、MNase-seq、FAIRE-seq、およびDNase-seq法に変わるものとして最初に報告された手法です。ATAC-seq法は、無損傷な核を直接試料として、高活性改変型Tn5トランスポゼースを用いてオープンクロマチン領域を特定する方法で、アクセス可能なDNAに直接シークエンシングアダプターを挿入します。この方法は、DNase-seq法やMNase-seqよりもエピゲノム解析において最も迅速な方法であり、また高感度であることが示されています。しかしATAC-seqは、Tn5トランスポゼースの配列特異的切断により著しい断片化とGC含有量の偏りが生じます。さらに、ミトコンドリアDNAと核DNAの両方にDNAが非特異的に挿入されるため、ミトコンドリアDNAが混入するという欠点もあります。
追加しました。
測定原理
本アッセイでは、細胞/組織から単離した核を独自の核酸切断酵素混液で処理します。これにより、クロマチンが断片化されて標的クロマチンの両端のDNA配列が切断/除去されますが、標的タンパク質/ヒストンが占めるDNA配列には影響を与えません。アダプターは、標的タンパク質/ヒストンに結合したDNAフラグメントに結合します。次にアダプターが結合したDNAを高フィデリティのPCR Mixで増幅し、ライブラリーを調製します。
追加しました。
特長
- 3ステップからなる操作で細胞/組織試料からシークエンシングに使用できるライブラリーの調製が、わずか2時間で完了します。ATAC-seq法に比べて短時間で、かつ核損傷を最小限に抑えるとともに、クロマチン構造を維持し、ミトコンドリアDNAの混入を防ぎます。
- DNAse-seq法やMNase-seq法とは異なり、過酷な環境下や少量の新鮮/凍結組織試料に適応します。
- 核酸切断酵素による特異的な切断がないため、断片化バイアスやGCまたはAT含量に起因するバイアスを最小限に抑えることができます。
- 適応試料:哺乳動物組織(凍結組織)、細胞(培養細胞)など
- 必要試料量:細胞50,000~500,000 cellsまたは組織5~50 mg(推奨試料量:細胞200,000 cellsまたは組織20 mg)
追加しました。
操作方法概略
細胞/組織試料 | 核の単離 | 核酸切断酵素で処理 | ライブラリー調製 | 増幅 | NGS解析 | |||||
➡ | ➡ | ➡ | ➡ | ➡ |
追加しました。
使用例
追加しました。
キット内容
追加しました。
価格
[在庫・価格 :2024年09月17日 00時00分現在]
詳細 | 商品名 |
|
文献数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit(12 reactions) |
|
0 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit(24 reactions) |
|
0 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
[在庫・価格 :2024年09月17日 00時00分現在]
EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit(12 reactions)
文献数: 0
- 商品コード:P-1071-12
- メーカー:EPG
- 包装:1kit
- 価格:¥146,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:10日程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
説明文 | |||
---|---|---|---|
法規制等 | |||
保存条件 | 法規備考 | ||
掲載カタログ |
|
||
製品記事 | 次世代シークエンス(NGS)関連製品特集 |
||
関連記事 |
EpiNext Chromatin Accessibility Sequencing Fast Kit(24 reactions)
文献数: 0
- 商品コード:P-1071-24
- メーカー:EPG
- 包装:1kit
- 価格:¥286,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:10日程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
説明文 | |||
---|---|---|---|
法規制等 | |||
保存条件 | 法規備考 | ||
掲載カタログ |
|
||
製品記事 | 次世代シークエンス(NGS)関連製品特集 |
||
関連記事 |
追加しました。
製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。