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Cyto3D Live-Dead Assay Kit
二次元/三次元培養における生細胞と死細胞の判別キット Cyto3D Live-Dead Assay Kit
掲載日情報:2024/12/06 現在Webページ番号:69654
二次元(2D)または三次元(3D)培養における生細胞と死細胞の判別を蛍光法により簡便、迅速に行えるキットです。Ready-to-useのCyto3D reagentを細胞に加えて5~10分間インキュベートした後に、蛍光顕微鏡やフローサイトメーターなどを用いて生細胞(緑色)・死細胞(オレンジ色)の判別を行います。
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2024/11/15
試薬 特別価格
[TWB]三次元培養関連製品20%OFFキャンペーン[~2025/02/28]
期間:2024/11/15 ~2025/02/28
TheWell Bioscience LLC(TWB)
測定例
VitroGelシステムで培養した膠芽腫細胞(SF298細胞)の生・死細胞の判定
膠芽腫細胞(SF298、約60%の細胞生存率)を☞ VitroGelシステムで2日間、三次元培養した。Cyto3D reagent 2 μlをハイドロゲル 50 μlとカバー培地50 μlを含む各ウェルに添加し、37℃で5~10分間混合物をインキュベートした。Cyto3D Live-Dead Assay Kitを使用すると、ハイドロゲルの高レベルの生細胞と死細胞が画像にはっきり示されることがわかる。
3Dハイドロゲルマトリックス内の生細胞(緑色)と死細胞(オレンジ色)の蛍光顕微鏡観察
ハイドロゲル内の細胞のzスタック画像を三次元(3D)で再構成した四次元(4D)イメージ
幹細胞スフェロイドの生死細胞生存率画像
幹細胞をVitroGel STEM(#VHM02)で5日間静的浮遊培養した。Cyto3D reagent 2 μlを細胞懸濁液100 μlを含む各ウェルに添加した。37℃で混合物を5~10分間インキュベートし、細胞を蛍光顕微鏡下で観察した。3Dハイドロゲルマトリックスで培養された幹細胞スフェロイドは、生細胞(緑色)および死細胞(オレンジ色)で示される。Cyto3D reagentは、大きな細胞スフェロイドにも浸透し、細胞生存率の分析を行えることがわかる。
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測定原理
本製品は、2種類の核染色試薬、アクリジンオレンジ(AO、Acridine Orange)とヨウ化プロピジウム(PI、Propidium Iodide)をあらかじめ最適比で混合した試薬であるCyto3D reagentを用いています。AOは、生細胞と死細胞の両方の細胞膜を透過し、すべての有核細胞を染色して緑色蛍光を生成します。PIは、細胞膜が損傷した有核細胞にのみ浸透し、死細胞を染色してオレンジ色蛍光を生成します。
PIの蛍光共鳴エネルギー移動(FRET)による消光によって、細胞がAOとPIの両方で染色されると、すべての有核の生細胞は緑色蛍光を発します。一方ですべての有核の死細胞はオレンジ色蛍光を発します。赤血球、血小板、破片などの非有核物質は蛍光を発することはなく、蛍光顕微鏡では検出されません。
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特長
- 2種類の核染色試薬があらかじめ最適比で混合されたReady-to-useの試薬で、すぐに使用できます。
- 迅速かつ高感度で生細胞と死細胞を判別できます。
- 二次元(2D)培養細胞のみならず、三次元(3D)培養細胞においても最適です。
- 用途:有核細胞の生・死細胞の判別
- 測定試料:細胞株、初代培養細胞、幹細胞
- 測定方法:蛍光
- 検出方法:蛍光顕微鏡、フローサイトメーター、蛍光プレートリーダー、蛍光細胞測定機器
- キット内容:Cyto3D reagent(1 ml)
- 測定回数:500回(100 μlあたり2 μl使用時)
核染色試薬 | AO | PI |
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測定波長 | 励起 494 nm/蛍光 517 nm | 励起 535 nm/蛍光 617 nm |
標準フィルター | GFP | Texas Red |
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操作方法概略
- Cyto3D reagentを室温に戻す。
- 培養液または細胞懸濁液100 μlをウェルに入れ、Cyto3D reagent 2 μlを加える。
- 37℃で5~10分間インキュベート後に、検出を行う。
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キット内容
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ホワイトペーパー&ウェビナーのご案内
A Quick Organoid Viability Measurement by Using Cyto3D Live-Dead Assay Kit(ホワイトペーパー)
臓器の機能的および構造的特徴を模倣した三次元(3D)自己組織化組織構造より成るオルガノイドへの注目が集まっています。オルガノイドの培養技術や材料は過去10年間で大幅に改善されましたが、細胞生存率アッセイなどいくつかの領域においては、さらなる改善が必要とされています。臨床研究および基礎的な創薬研究では、生・死細胞を認識する細胞生存率の特定が重要となります。しかし、従来の細胞生存率アッセイは主に二次元細胞培養用に設計されており、オルガノイドなどの三次元システムに適用すると、ウェル間の染色の不均一、試薬の浸透の制限、細胞の不均一性による染色のばらつき、およびバックグラウンドシグナルの増加などの多くの課題がありました。これらの課題のために偽陽性や不正確な仮定につながる可能性があり、三次元細胞生存率アッセイは標準的な二次元細胞生存率アッセイに比べ、より困難で複雑なものでした。
(A)明視野 | (B)生細胞 | (C)死細胞 | (D)マージ | |||
図をクリックすると拡大します(🔍) | ||||||
生死細胞生存率画像:本製品で染色した腸オルガノイド |
腸オルガノイドを5日間、規定の条件で培養した。本製品6 μlをオルガノイド培養培地に加え混合し(各ウェルには、オルガノイド培養培地150 μlとハイドロゲル 150 μlを含む)、37℃で10~15分間インキュベート後に細胞を蛍光顕微鏡で観察した。
- (A):成熟した腸オルガノイドの明視野像
- (B):成熟した腸オルガノイド内の生細胞(緑色)
- (C):成熟した腸オルガノイド内の死細胞(赤色)
A Quick Organoid Viability Measurement by Using Cyto3D Live-Dead Assay Kit(ウェビナー)
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ユーザーレビュー
★★★★★
"When we used the Cyto3D Live-Dead Assay Kit, we were able to obtain a very clear image without any unevenness in the well and almost no background staining on the gel. We tried various reagents, but it was difficult because uneven staining occurred within or between the wells."
−from a Regenerative Medicine Company
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VitroGelシリーズの共通の特長
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- 簡単な操作で、培地またはPBSと混合するだけでゲル化が開始し、わずか20分で安定なゲルが得られます。
- 酸素・培地成分・各種分子のゲル透過性が高く、長期培養や創薬研究に有用です。
- 天然の状態により近い環境下で細胞を培養できるため、in vitro からin vivo への移行の際に有用なデータが得られます。
- 様々な細胞で使用実績があります。
- 専用の☞ VitroGel Organoid Recovery Solution(別売)を用いることで、酵素を使用することなく高い細胞生存率で簡単に細胞を回収することができます。
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価格
[在庫・価格 :2025年01月27日 00時00分現在]
詳細 | 商品名 |
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Cyto3D Live-Dead Assay Kit |
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[在庫・価格 :2025年01月27日 00時00分現在]
Cyto3D Live-Dead Assay Kit
文献数: 3
- 商品コード:BM01
- メーカー:TWB
- 包装:1kit
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価格:
¥43,000特別価格 ¥34,400 - 在庫:3個以上
- 納期:10日程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
キャンペーン期間 |
2024/11/15 ~ 2025/02/28
[TWB]三次元培養関連製品20%OFFキャンペーン[~2025/02/28] |
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説明文 | 二次元(2D)培養および三次元(3D)培養細胞において,培地中・細胞懸濁液中に添加して5~10分静置するだけで,迅速かつ高感度で生細胞と死細胞を判別できる。2種類の核染色試薬,アクリジンオレンジ(AO,Acridine Orange)とヨウ化プロピジウム(PI,Propidium Iodide)をあらかじめ最適比で混合したReady-to-useの試薬。 |
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法規制等 | |||
保存条件 | 4℃ | 法規備考 | |
掲載カタログ |
ニュース2024年11月1日号 p.15 ニュース2021年7月15日号 p.26
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製品記事 | |||
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