HOME> 試薬> 神経/イオンチャネル> 神経生理> 神経伝達/神経修飾関連物質> LiveReceptor® GABAAR(GABAAR Labeling Reagent)
HOME> 試薬> 生化学一般試薬/その他> 蛍光/標識用試薬> LiveReceptor® GABAAR(GABAAR Labeling Reagent)

イオンチャネル型GABAレセプター ライブセルイメージング試薬 LiveReceptor® GABAAR(GABAAR Labeling Reagent)

掲載日情報:2019/02/25 現在Webページ番号:68109

フナコシ /
フナコシ株式会社
[メーカー略称:FNA]

LiveReceptor® GABAARは生細胞でイオンチャネル型GABAレセプター(GABAAR)を特異的にフルオレセイン標識するタンパク質標識試薬です。生細胞でGABAARを標識できるため、ライブセルイメージングによるGABAARの挙動解析や競合性阻害剤の探索に優れています。
本製品はフナコシ株式会社が京都大学工学研究科 浜地格教授の研究成果に基づき製品化したものです。
LiveReceptorシリーズにはこのほか、AMPA型グルタミン酸レセプター(AMPAR)を標識するLiveReceptor® AMPAR代謝調節型グルタミン酸レセプターサブタイプ1(mGluR1)を標識するLiveReceptor® mGluR1があります。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


GABA<sub>A</sub>R (α1/β3/γ2) の生細胞標識とイメージング

図をクリックすると拡大します(拡大図

まとめ買いバナー

  ☞ 価格表へ  

GABAAR (α1/β3/γ2) の生細胞標識とイメージング

GABAAR (α1/β3/γ2)を過剰発現させたHEK293細胞をLiveReceptor® GABAAR 1μMで添加した条件下で37℃、3時間培養し、培地交換の後、生細胞イメージングをおこなった。細胞表面にフルオレセインの蛍光シグナルが観察された。一方、LiveReceptor®標識時にGABAAR特異的阻害剤Gabazine(100μM)を共添加すると細胞膜上のシグナルが著しく減少していることから、GABAAR (α1/β3/γ2)特異的に標識されていることが分かる。


LiveReceptor® GABAARとは

LiveReceptor®は神経伝達物質受容体を標的としたリガンド指向性タンパク質標識試薬です。LiveReceptor® GABAARはイオンチャネル型GABAレセプター(GABAAR)に対する世界初の特異的フルオレセイン標識試薬1)であり、抑制性神経伝達物質のレセプターとして注目されるGABAARの挙動解明に有用で、脳神経の基礎研究はじめ神経・精神疾患研究などの治療薬開発に優れた試薬として期待されています。

参考文献

  1. Yamaura, K., et al., "Discovery of allosteric modulators for GABAA receptors by ligand-directed chemistry.", Nat. Chem. Biol., 12, 822~830 (2016). [PMID:27526031]

  ☞ 価格表へ  



目次に戻る

特長

  • GABAARにフルオレセインを標識できます。
  • GABAAR (α1/β3/γ2)を過剰発現させたHEK細胞において標識実績があります。
  • 培地に添加し、1~4時間の標識反応後に、GABAARのライブイメージングが可能です。
  • 膜透過性がないため細胞表面のGABAARのみを標識することができます。
  • 蛍光色素としてフルオレセインを用いているため、pH応答性があり、インターナリゼーションされた標識GABAARは消光します。細胞表面GABAARの観察に最適です。
  • イオンチャネル活性に標識は影響しません。

  ☞ 価格表へ  


目次に戻る

アプリケーション

  • ライブセルイメージング
  • ウエスタンブロット(抗フルオレセイン抗体)
  • 免疫沈降(抗フルオレセイン抗体)によるGABAAR結合タンパク質の解析・探索
  • 免疫染色(他の因子に対する抗体と共染色が可能)
  • 拮抗型阻害剤の探索および活性評価

  ☞ 価格表へ  


目次に戻る

使用例

ウエスタンブロッティングによる標識タンパク質の評価

LiveReceptor GABAARを用いたウエスタンブロッティングによる標識タンパク質の評価

図をクリックすると拡大します(拡大図

GABAAR (α1/β3/γ2)を過剰発現させたHEK293細胞をLiveReceptor® GABAAR 0.01~1μMで添加した条件下で37℃、3時間培養し、細胞ライセートを調製した。細胞ライセートをSDS-PAGEで分離後、抗フルオレセイン(FL)抗体および抗GABAAR α1抗体で検出した。LiveReceptor® GABAARの添加濃度依存的にGABAARの分子量に相当する位置に抗FL抗体のシグナルが増加するのが観察された。また抗FL抗体のシグナルは阻害剤Gabazine添加により顕著に減少していることから、本試薬による標識がGABAARに特異的であることが分かる。


目次に戻る

価格

[在庫・価格 :2024年04月20日 20時35分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
LiveReceptor GABAAR <GABAAR Labeling Reagent>
1週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
生細胞でイオンチャネル型GABAレセプター(GABAAR)を特異的にフルオレセイン標識するタンパク質標識試薬。生細胞で特異的に標識できるため,ライブセルイメージングによる生理的なGABAARの挙動解析に優れている。
法規制等
保存条件 -20℃,暗所保存 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年8月合併号 p.25
ニュース2022年10月1日号 p.9

製品記事
関連記事

[在庫・価格 :2024年04月20日 20時35分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

LiveReceptor GABAAR <GABAAR Labeling Reagent>

文献数: 0

説明文 生細胞でイオンチャネル型GABAレセプター(GABAAR)を特異的にフルオレセイン標識するタンパク質標識試薬。生細胞で特異的に標識できるため,ライブセルイメージングによる生理的なGABAARの挙動解析に優れている。
法規制等
保存条件 -20℃,暗所保存 法規備考
掲載カタログ ニュース2023年8月合併号 p.25
ニュース2022年10月1日号 p.9

製品記事
関連記事

目次に戻る

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。