会員ID：
パスワード：

キーワード	：

キーワード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
製品区分	：	中止製品	：

キーワード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
中止製品	：

抗原種ヘルプ	：	交差性ヘルプ	：	免疫動物ヘルプ	：
標識ヘルプ	：	適用ヘルプ	：	性状ヘルプ	：
吸収処理ヘルプ	：	クラスヘルプ	：	クローンヘルプ	：

製品区分	：	一致条件	：	中止製品	：

メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：
メーカー略称	：選択	商品コード	：

CAS番号	：

メーカー略称	：選択	中止製品	：

メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies TransOMIC Technologies
	Horizon社Dharmacon製品(メーカー略称：DHA)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら OriGene Technologies社(メーカー略称：ORI)のTrueClone / TrueORF / TrueORF Gold cDNAクローンなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら TransOMIC Technologies社(メーカー略称：TOT)のRNAiコレクション，cDNAコレクション，Yeastコレクションなど，遺伝子機能研究に有用な遺伝子リソースを検索することができます。クローンコレクション検索の使い方はこちら
キーワード	：

WEBページ番号検索	：

HOME> 試薬> 免疫化学> 免疫染色（免疫組織染色）> 蛍光染色法> Glysite Scout Glycan Screening Kit
HOME> 試薬> 天然物／有機化合物／糖質> 糖質> 糖鎖> Glysite Scout Glycan Screening Kit

レクチンを用いた蛍光染色で組織切片上の糖鎖をスクリーニングするキット Glysite Scout Glycan Screening Kit

掲載日情報：2022/08/08 現在Webページ番号：67478

ベクターラボラトリーズ /
VECTOR LABORATORIES, INC.
[メーカー略称：VEC]

Glysite Scout Glycan Screening Kitはレクチンを用いて組織切片上の糖鎖を蛍光染色するキットです。キットには8種類のレクチンが含まれており、組織切片上のマンノース、複合型N-glycan、コアO-glycan、フコース、シアル酸、硫酸化、GlcNAc、キチン、ガラクトースおよびLacNAcといった糖鎖の状態や変化を分析することが可能です。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

Glysite Scout Glycan Screening Kit（#GSK-2000）で染色されたホルマリン固定パラフィン包埋（FFPE）ヒト大腸がん組織切片
8種類のビオチン標識レクチンとDyLight 594（赤色）標識ストレプトアビジンを用いて組織切片上の糖鎖を検出した。ECL、GNL、WFA、WGAについてはクエン酸溶液（#H-3300）による抗原賦活化処理を実施した。また各組織切片の自家蛍光を抑制するためVector TrueVIEW Autofluorescence Quenching Kit（#SP-8400）を使用した。細胞の核をDAPI（青色）で染色した。

特長
キットに含まれるレクチンの反応性
キット内容
使用例
操作法概略
関連情報
価格

特長

8種類のレクチンが含まれており、組織切片上の糖鎖の状態や変化を分析することが可能です。
検出に使用する蛍光色素が異なる3種類のキット（DyLight 488（#GSK-3000）、DyLight 594（#GSK-2000）、DyLight 649（#GSK-1000））があり、免疫蛍光染色などと組み合わせた多重染色が可能です。
ヒトおよびマウスの幅広い組織切片（FFPE組織切片を含む）で検証されています。
蛍光組織染色に最適化されており、キットにはブロッキング試薬、蛍光標識ストレプトアビジンおよび褪色防止封入剤が含まれています。
レクチンの選択や反応条件の最適化にかかる労力が軽減されます。
各レクチンの反応性はThe National Center for Functional Glycomics（NCFG）でも個別に評価されています。

目次に戻る

キットに含まれるレクチンの反応性

Glysite Scout Glycan Screening Kitに含まれるレクチンは、がん、免疫学、代謝、炎症、ウイルス学および腫瘍微小環境といった分野の文献で頻繁に引用されている糖鎖構造を幅広く、かつ特異的に検出できる組み合わせとして選択されています。

レクチン	結合モチーフ	分類
AAL（Aleuria Aurantia）	αFuc	フコース
ECL、ECA（Erythrina Cristagalli）	Terminal type 2 LacNAc, Terminal type 2 LacdiNAc	ガラクトースおよびLacNAc
GNL（Galanthus Nivalis）	Terminal α1-3 or α1-6 mannose	マンノース
Jacalin	Core 1 and 3 O-glycans、3-substituted GalNAcα	コアO-glycan
MAL II（Maackia Amurensis Ⅱ）	α2-3-sialylated Galβ1-3GalNAc in O-glycans、3' sulfated βGal	シアル酸および硫酸化
PHA-L（Phaseolus Vulgaris Leucoagglutinin）	β1-6 branched N-glycans、Binds tri- and tetraantennary	複合型N-glycan
WFA、WFL（Wisteria Fluoribunda）	Terminal GalNAcβ, Terminal GalNAcα, Terminal multiantennary LacNAc	GalNAc
WGA（Wheat Germ Agglutinin）	Terminal GlcNAcβ, Terminal GlcNAcα, Terminal NAc containing glycans	GlcNAcおよびキチン

目次に戻る

キット内容

Carbo-Free blocking solution
VECTASHIELD Vibrance Antifade Mounting Medium with DAPI
Streptavidin blocking solution
Biotin blocking solution
Streptavidin、DyLight 488（#GSK-3000のみ）
Streptavidin、DyLight 594（#GSK-2000のみ）
Streptavidin、DyLight 649（#GSK-1000のみ）
AAL（Aleuria Aurantia）、biotinylated
ECL、ECA（Erythrina Cristagalli）、biotinylated
GNL（Galanthus Nivalis）、biotinylated
Jacalin, biotinylated
MAL II（Maackia Amurensis Ⅱ）、biotinylated
PHA-L（Phaseolus Vulgaris Leucoagglutinin）、biotinylated
WFA、WFL（Wisteria Fluoribunda）、biotinylated
WGA（Wheat Germ Agglutinin）、biotinylated

目次に戻る

使用例

ヒト大腸がんFFPE切片の多重染色

ヒト大腸がんFFPE切片のGlysite Scout Glycan Screening Kit（#GSK-2000、赤色）と抗pan-Cytokeratin抗体 AE1/AE3（緑色）による多重染色
抗原賦活化にはクエン酸溶液（#H-3300）を使用し、Vector TrueVIEW Autofluorescence Quenching kit（#SP-8400）により自家蛍光を抑制した。細胞の核をDAPI（青色）で染色した。がん微小環境における高分子量および低分子量のサイトケラチンと糖鎖の分布が示された。

ヒト前立腺FFPE切片の染色

ヒト前立腺FFPE切片のGlysite Scout Glycan Screening Kit（#GSK-3000、緑色）による染色
GNL（Galanthus Nivalis）での染色像。自家蛍光の抑制にはVector TrueVIEW Autofluorescence Quenching kit（#SP-8400）を使用した。細胞の核をDAPI（青色）で染色した。

ヒト前立腺FFPE切片のGlysite Scout Glycan Screening Kit（#GSK-1000、紫色）による染色
PHA-L（Phaseolus Vulgaris Leucoagglutinin）での染色像。自家蛍光の抑制にはVector TrueVIEW Autofluorescence Quenching kit（#SP-8400）を使用。細胞の核をDAPI（青色）で染色した。

目次に戻る

操作法概略

FFPE切片の場合は組織切片の脱パラフィンおよび親水化処理、凍結切片の場合は固定処理を行う。
必要に応じて抗原の賦活化処理を行う。
Streptavidin blocking solution、Biotin blocking solutionを使用して内在性ビオチンおよびストレプトアビジンのブロッキングを行う。
Carbo-Free blocking solutionを使用して非特異的結合のブロッキングを行う。
ビオチン化レクチンを組織に反応させる。
DyLight標識ストレプトアビジンを反応させる。
必要に応じて自家蛍光の抑制を行う。
VECTASHIELD Vibrance Antifade Mounting Medium with DAPIで封入する。

操作法説明動画