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パラフィン包埋切片の抗原賦活化に Antigen Unmasking Solution(Vector社)

掲載日情報:2021/04/19 現在Webページ番号:882

ホルマリン固定・パラフィン包埋切片用の抗原賦活化試薬です。多くの場合、抗原賦活化は弱酸性の試薬を用いて高温条件下で行いますが、アルカリ性の試薬による賦活化が必要な抗原もあります。

使用例

抗原賦活化試薬(H-3300)不使用
抗原賦活化試薬(H-3300)使用
抗原賦活化試薬(H-3301)不使用
抗原賦活化試薬(H-3301)使用

Antigen Unmasking Solution, Citrate-Based(#H-3300

  • 組織:ヒト乳がん
  • 抗原賦活剤(Antigen Unmasking Solution、 Citrate-Based、#H-3300):A:不使用、B:使用
  • 一次抗体:抗Estrogen receptor ウサギモノクローナル抗体
  • 増感試薬:ImmPRESS® Reagent Anti-Rabbit Ig(#MP-7401
  • 酵素基質(褐色):DAB Substrate(#SK-4100
  • 対比染色液(青色):Hematoxylin QS(#H-3404

Antigen Unmasking Solution, Tris-Based(#H-3301

  • 組織:ヒトリンパ節
  • 抗原賦活剤(Antigen Unmasking Solution、Tris-Based、#H-3301):A:不使用、B:使用
  • 一次抗体:抗Cyclin D1 ウサギモノクローナル抗体
  • 増感試薬:ImmPRESS® Reagent Anti-Rabbit Ig(#MP-7401
  • 酵素基質(褐色):DAB Substrate(#SK-4100
  • 対比染色液(青色):Hematoxylin QS(#H-3404

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抗原賦活化とは

ホルマリン固定を行ったパラフィン包埋切片を免疫染色する場合、アルデヒドの架橋形成によって、立体構造的に抗体が抗原認識部位に到達できず、抗体反応が起こらないまたは弱くなる現象がみられます。加熱処理などによって抗原分子を変性・分解させ、抗体が抗原を認識できるようにする操作が抗原賦活化です。その正確な原理は明らかではなく、賦活化条件も経験によるところが大きくなっています。

免疫染色(免疫組織化学、IHC)特集


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製品の種類

商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。

品名 pH 仕様 商品コード
Antigen Unmasking Solution 6.0 Citrate-Based(クエン酸ベース) H-3300
Antigen Unmasking Solution, High pH 9.0 Tris-Based(Trisベース) H-3301


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特長

  • 100倍に濃縮されたストック溶液で、25 リットル以上の試薬を調製可能です。
  • 最適な希釈法や賦活化条件を解説したプロトコルが含まれています。
  • 適用:免疫組織染色(IHC)、免疫細胞染色(IC)、免疫蛍光染色(IF)
  • 包装:250 ml

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抗原賦活化法(動画)

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価格

[在庫・価格 :2024年12月12日 00時01分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Antigen Unmasking Solution, High pH
2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 1
説明文
ホルマリン固定のパラフィン包埋した組織から,高温処理法を用いて抗原を露出させるのに有効な,Tris をベースにした pH の高い溶液。SKU:H-3301-250(商品コード末尾あり)
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2017年12月15日号 p.18
免疫染色実験ガイド2019-2020 p.122

製品記事 VectaFluor R.T.U. DyLight標識二次抗体シリーズ
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はじめての免疫染色
Antigen Unmasking Solution
2週間程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 2
説明文
ホルマリン固定のパラフィン包埋した組織から,高温処理法を用いて抗原を露出させるのに有効な,クエン酸をベースにした溶液。SKU:H-3300-250(商品コード末尾あり)
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ 免疫染色実験ガイド2019-2020 p.122
ニュース2024年6月1日号 p.7

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[在庫・価格 :2024年12月12日 00時01分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

Antigen Unmasking Solution, High pH

文献数: 1

説明文 ホルマリン固定のパラフィン包埋した組織から,高温処理法を用いて抗原を露出させるのに有効な,Tris をベースにした pH の高い溶液。SKU:H-3301-250(商品コード末尾あり)
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2017年12月15日号 p.18
免疫染色実験ガイド2019-2020 p.122

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Antigen Unmasking Solution

文献数: 2

説明文 ホルマリン固定のパラフィン包埋した組織から,高温処理法を用いて抗原を露出させるのに有効な,クエン酸をベースにした溶液。SKU:H-3300-250(商品コード末尾あり)
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ 免疫染色実験ガイド2019-2020 p.122
ニュース2024年6月1日号 p.7

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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