HOME
>
試薬
>
細胞培養
>
昆虫細胞/植物
>
昆虫細胞培養関連商品
>
スキャフォールドフリーで三次元培養モデルを作製(OrganoLinX社)
HOME
>
試薬
>
細胞培養
>
細胞培養一般試薬
>
3次元細胞培養試薬・器材
>
スキャフォールドフリーで三次元培養モデルを作製(OrganoLinX社)
スキャフォールドフリーで三次元培養モデルを作製(OrganoLinX社)
掲載日情報:2018/03/15 現在Webページ番号:65835

Vol. 26 スキャフォールドフリーで三次元培養モデルを作製
三次元培養モデルでは細胞の増殖・成長を促し、組織構造を形成させるために合成スキャフォールドなどが広く使用されてきました。しかし合成スキャフォールドは、種類ごとに安定性が異なることや、分解による副産物の生成、細胞間相互作用への影響、そのほか予期せぬ細胞への作用などが危惧されます。また三次元組織を構成した際にその大部分をスキャフォールドが占めてしまい、細胞密度が低くなることもあります。 将来的に再生医療や組織工学へ応用するため、スキャフォールドフリーの三次元培養モデルの作製が期待されています。 |
![]() |
追加しました。
クリックケミストリー技術を応用した細胞結合試薬を開発
スキャフォールドや細胞外マトリクス(ECM)を使わずに三次元培養モデルを作製するため、私達はクリックケミストリーを応用した新たな試薬Aydin Click Reagentをもとに細胞結合試薬ViaGlueを開発しました。
ViaGlueはAydin Click Reagentをリポソームに標識した試薬で、ViaGlueを細胞に投与すると細胞表面に化合物が標識されます。標識細胞を混合するだけで細胞同士を結合させることができるため、迅速に三次元組織培養モデルを作製できます。また、異なる細胞同士を結合させることも可能です。

ViaGlue は時間の経過と共に消失しますが、細胞から分泌される細胞外マトリクスによって細胞同士が接着します
追加しました。
新たな手法の開発に役立てていただきたい
私たちのお客様は化学、生物学、材料科学など幅広い分野にわたり、ハーバード大学やMITを始めとして50以上の大学・企業でご使用頂いています。 |
![]() |
追加しました。
使用例
- 3種類の肝臓細胞で構成された肝臓組織モデルの作製
- 3種類の心臓細胞で構成された心臓組織モデルの作製
- 三次元血液脳関門組織の作製
- 三次元皮膚モデルの作製
- がんオルガノイドの作製
- 異なる細胞同士による情報伝達への影響解析
- 共培養スフェロイドにおける細胞間のオートクライン/パラクラインシグナル伝達の解析
追加しました。
OrganoLinX社の製品
異なる細胞同士を結合させることができる試薬 ViaGlue
追加しました。
製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。