線維芽細胞ユニバーサル培地システム 線維芽細胞(Fibroblasts)増殖/分化/共培養用培地
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:64534
新しい線維芽細胞用CnT-Prime培地シリーズは、血清10%を使用前に添加する、従来の製品に比べ、様々な成長因子やビタミンCの最適配合により血清使用量を1%(10分の1)に低減しました。高い増殖活性と細胞分離効率が得られる線維芽細胞増殖用培地や、細胞外マトリックス(ECM)の高分泌量が得られるECM産生誘導用培地があります。
CnT-Prime Fibroblast Medium(#CnT-PR-Fau)培地を使用した初代ヒト皮膚線維芽細胞。播種後3日目。 | CELLnTEC社の培地ラインナップ ご興味のある細胞の図をクリックすると、それぞれの培地製品の詳細をご覧いただけます。 |
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- CELLnTEC社のユニバーサル培地システム
- CELLnTEC社のユニバーサル培地システムとは
- CELLnTEC社の細胞種別増殖/分化用培地の種類
- 各種動物の皮膚線維芽細胞
- 製品の説明
- Air-lift培養における培地量と培地交換頻度
- 価格
CELLnTEC社のユニバーサル培地システム
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CELLnTEC社のユニバーサル培地システムとは
CELLnTEC社のユニバーサル培地システムでは、細胞の分離、増殖、維持、分化、凍結用培地に至るまでの各種培地の基本培地成分を統一しています。これにより、各培養段階において、培地の変更に伴う細胞に与えるストレスを最小化できるため、馴化などの操作を簡略化できます。
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CELLnTEC社の細胞種別増殖/分化用培地の種類
※対象細胞名をクリックすると製品の詳細がご覧いただけます。商品コードをクリックすると直接価格表をご覧いただけます。
対象細胞 | 培地タイプ | 品名 | 商品コード | 適用細胞 動物種* | Defined |
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線維芽細胞 (Fibroblasts) | 2D-増殖用 | CnT-Prime Fibroblast Culture Medium | CnT-PR-Fau | Human Mouse Rat | - |
Fibroblast Medium | CnT-05au | Human Mouse | - | ||
- | CnT-Prime Fibroblast Culture Medium | CnT-PR-FH | Human | ● | |
2D-分化用 | CnT-Prime ECM | CnT-PR-ECM | Human Mouse Rat | ● | |
ケラチノサイト・ 線維芽細胞共培養 (Keratinocyte/Fibroblast co-culture) | 2D-増殖用 | CnT-Prime Co-Culture, Epithelial/Stromal Medium | CnT-PR-CC | Human | ● |
3D-分化用 | CNT-Prime Airlift | CnT-PR-FTAL5 | ● | ||
培養キット | Full Thickness Primary Cell Value Pack | CnT-FT-CELLS | ● | ||
3D FT Starter Kit, with cells | PRFT-CELLS-24 | ● | |||
3D FT Starter Kit, no cells | PRFT-24 | ● | |||
12-well Spacer Plate | CnT-SP | - | - | ||
上皮細胞 (Epitheria) | 2D-増殖用 | CnT-Prime, Epitherial Culture Medium | CnT-PR | Human (表皮、乳腺、角膜、膀胱、歯肉) | ● |
CnT-Prime Basal Medium | CnT-PR-BM.1 | ● | |||
CnT-Prime Airway, Epithelial Culture Medium/td> | CnT-PR-A | Human (気道) | ● | ||
Epidermal Keratinocyte Medium | CnT-09au | Dog | - | ||
- | CnT-Prime Keratynocyte Homeosytasis Medium | CnT-PR-H | Human | ● | |
2D-分化用 | CnT-Prime 2D Diff, Epitherial Culture Medium | CnT-PR-D | Human (表皮、乳腺、角膜、膀胱、歯肉) | ● | |
CnT-Prime Airway Differentiation, Epitherial Culture Medium | CnT-PR-AD | Human (気道) | ● | ||
3D-分化用 | CnT-Prime 3D Barrier Medium | CnT-PR-3D | Human | ● | |
3D-分化用培養キット | 3D Keratinocyte Starter Kit including Primary Keratinocytes | PR3D-HPEK-50 | ● | ||
3D Keratinocyte Starter Kit without Primary Keratinocytes | PR3D-K-50 | ● | |||
細胞老化研究用 | Epidermal VitroAge Keratinocyte Aging Medium | CnT-AG2 | ● | ||
メラノサイト (Melanocyte) | 2D-増殖用 | Melanocyte Medium, PCT | CnT-40 | Human | - |
- | CnT-Prime Melanocyte Homeostasis Medium | CnT-PR-MH | - | ||
2D-分化用 | CnT-Prime Melanocyte Differentiation Medium | CnT-PR-MDau | - | ||
ケラチノサイト・ メラノサイト共培養 (Meranocyte/Keratinocyte co-culture) | 2D-増殖用 | CnT-Prime, Keratinocyte / Meranocyte Co-culture Medium | CnT-PR-KM | Human | ● |
* Human以外の動物種への適用に関しては、当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問い合わせ下さい。
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各種動物の皮膚線維芽細胞
動物種 | Human | Mouse | Rat | Single donor | Pooled | BalbC | Wistar |
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商品コード | HDFs | HDFp | DF-BALBC | DF-R |
細胞の種類 | 包皮細胞 | 皮膚細胞 | ||
細胞数 | >5×105 (1 ml) | |||
増殖培地 | CnT-Prime Fibroblast Medium | Fibroblast Medium Kit |
※商品コードをクリックすると直接価格表をご覧いただけます。培地名をクリックすると、製品の詳細がご覧いただけます。
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製品の説明
The 5 powers of Prime
CELLnTEC社のプライム培地(Prime medium)は、共通に以下の特長を有しています。
ACF(Animal Component Free), Chemically Defined | プライム培地は、増殖性前駆細胞の維持や成長因子の結合を促進させる補因子を使用しています。ほとんどの培地は、実験環境を最大限に制御できるように化学的成分が明らかな組成となっています。 |
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Reliable & Commercially Upgradable | 将来的に商業化に向けて培養環境をアップグレードする場合に、信頼性は非常に重要となります。化学的に明らかな組成で、動物成分を含まない培地を研究段階から使用することで、アップグレードに伴う培養環境の変化を最小限に留めることができます。 |
Sophistication | 十分な検討を重ねて調製された培地により、標準的な培地と比較して、分化、共培養または老化などの専門的な培養も著しく改善することができます。 |
Simplicity | 培地添加物をあらかじめ含んだ1ボトルフォーマットで、1ステップの簡便な操作で培養に用いることができます。 |
Customizable | 成長因子などを除去したカスタム培地も承ります。詳細はテクニカルサポート:試薬担当までお問い合わせ下さい。 |
CnT-Prime Fibroblast Medium (#CnT-PR-Fau)
様々な成長因子やビタミンCを最適配合することにより、血清の使用を1%(従来のFibroblast Mediumの10分の1)に低減し、かつ高い増殖活性と細胞分離効率が得られる線維芽細胞培養用培地進化バージョンです。
■CnT-Prime Fibroblast Mediumの特長
- 線維芽細胞増殖専用培地です。増殖に必要十分な成長因子を含んでいるため、他の細胞増殖補助成分の追加は不要です。
- 分化を誘導する成分は、ほとんど含まれていません。
- 培地の機能性について、成長、形態または初代ヒト線維芽細胞2世代以上に渡り検証を行っています。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 培地成分は、浸透圧、pHおよび種々のイオンの濃度について検証を行っています。
- 適用動物種:ヒト、マウス、ラット
- 組織のタイプ:皮膚
- 推奨播種細胞量:12,000 cells/cm2(細胞分離後)、1,000 cells/cm2(継代後)
- 培養タイプ:2次元増殖用
- 包装:4×500 ml(オーストラリア製FCS 1%含有)
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
※細胞の播種や継代方法の詳細はこちらをご覧下さい。
※線維芽細胞の分離マニュアルについては、こちらをご参照下さい。
■CnT-Prime Fibroblast Mediumの使用例
CnT-Prime Fibroblast Medium(1%FCS含有)は、従来のFibroblast Medium(#CnT-05au、10%FCS含有)と比較して播種5日後において、50%以上多い細胞数が得られます。
CnT-Prime Fibroblast Medium(1%FCS含有)を用いた初代ヒト皮膚線維芽細胞の分離24日(5継代)後の成長率は、従来のFibroblast Medium(#CnT-05au、10%FCS含有)培地より40%早くなった。標準的な組織培養プラスチック上で増殖し、Accutaseを用いて継代し、1,000 cells/cm2で播種した。
Fibroblast Medium(#CnT-05au)
線維芽細胞の増殖、分離用に最適化された基本培地と必要な成長補助因子や抗酸化剤、ビタミン、血清(オーストラリア製FCS)のセットです。
■Fibroblast Mediumの特長
- 培養直前にキットに付属の10%FCSを添加して使用します。
- 培地の機能性については、成長、形態または初代ヒト線維芽細胞2世代以上に渡り検証を行っています。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 適用動物種:ヒト、マウス
- in vitroでのイヌおよびヒツジのケラチノサイトの分離効率の向上や培養期間の延長も可能です。
- 包装:4×1 kit(4×500 ml培地分、オーストラリア製FCS 10%(最終濃度)添付)
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
※細胞増殖の最適化には、播種や継代方法が特に重要となります。詳細はこちらをご覧下さい。
※線維芽細胞の分離マニュアルについては、こちらをご参照下さい。
■Fibroblast Mediumのキット内容
- 500 mL CnT basal medium 2 (liquid)(#CnT-BM)
- Supplement A/B (#CnT-05.S)
CnT-Prime FH Homeostasis Medium (#CnT-PR-FH)
繊維芽細胞を外的刺激に晒されるのを最小化し、細胞機能を最大1週間持続する培地です。
■CnT-Prime FH Homeostasis Mediumの特長
- 動物由来成分を含まず、化学的に組成が明らかな培地です。
- 培地には成長因子が予め添加されているので、サプリメントを追加する必要はありません。
- 抗生物質、抗真菌剤は含まれていません。
- 培地の機能性と細胞の形態について、検証を行っています。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 培地成分は、浸透圧、pHおよび種々のイオンの濃度について検証を行っています。
- 適用動物種:ヒト繊維芽細胞
- 組織のタイプ:間葉
- 培養タイプ:2次元増殖(維持)培養用
- 包装:250 ml
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
※細胞増殖の最適化には、播種や継代方法が特に重要となります。詳細はこちらをご覧下さい。
※線維芽細胞の分離マニュアルについては、こちらをご参照下さい。
■CnT-Prime FH Homeostasis Mediumの使用例
CnT-Prime FH Homeostasis Medium (#CnT-PR-FH)で増殖した繊維芽細胞は、標準増殖培地中で培養したコントロールよりもビタミンC処理に対して5倍高い応答性を示した。
CnT-Prime ECM Medium (#CnT-PR-ECM)
様々なヒトおよび動物組織から分離された線維芽細胞による細胞外マトリックス(ECM)の生成向上に有効で、かつ培地成分が明確な無血清培地です。CnT-Prime ECM MediumはECMの生成に必要な成長因子、ビタミンCを配合することにより、in vivoに匹敵する細胞外マトリックス量の生成が可能です。
■CnT-Prime ECM Mediumの特長
- 最初にCnT-Prime Fibroblast Mediumを用いて線維芽細胞をコンフルエントまで培養後、CnT-Prime ECM培地に交換して用います。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 培地成分は、浸透圧、pHおよび種々のイオンの濃度について検証を行っています。
- 適用動物種:ヒト、マウス、ラット
- 組織のタイプ:皮膚
- 包装:250 ml
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
※細胞の播種や継代方法の詳細はこちらをご覧下さい。
線維芽細胞をCnT-PR-ECM培地中において培養した場合、CnT-Prime Fibroblast Medium(#CnT-PR-Fau)培地中で培養した細胞の5倍以上のコラーゲンを生成した。
線維芽細胞のビタミンC(100μg/ ml)応答性は、CnT-Prime-ECM培地がCnT-Prime Fibroblast Medium(#CnT-PR-Fau)に比べて5倍高かった。CnT-Prime Fibroblast Mediumでは、ビタミンCによる線維芽細胞の成長への影響はなかった(左)。これに対し、CnT-Prime-ECM培地を用いて培養した細胞は、同じビタミンC量で総コラーゲン分泌が5倍増加した。コンフルエントな皮膚線維芽細胞は、各培地に交換してからさらに5日間増殖させた。総コラーゲンは、酢酸を加えたウェル中で溶解した後、シリウスレッドを用いて定量し、細胞数の違いを補正するためgDNAで正規化を行った。
CnT-Prime Co-Culture, Epithrial/Stromal Medium(#CnT-PR-CC)
通常の二次元培養におけるヒトのケラチノサイト(Keratinocyte、ケラチン生成細胞)増殖用培地に含まれる線維芽細胞阻害物質を除去する一方で、ケラチノサイトと線維芽細胞の中程度の増殖も促進する共培養用バランス培地です。
■CnT-Prime Co-Culture, Epithrial/Stromal Mediumの特長
- 血清およびBPEフリーです。
- 培地には成長因子が含まれています。他の添加物は不要です。
- 増殖と形態または初代培養ヒト表皮細胞と間質細胞の検証を行っています。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 培地成分は、浸透圧、pHおよび種々のイオンの濃度について検証を行っています。
- 適用動物種:ヒト、マウス
- 組織のタイプ:皮膚
- 培養タイプ:ケラチノサイト・線維芽細胞2次元共培養用
- 包装:250 ml
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
※細胞の播種や継代方法の詳細はこちらをご覧下さい。
※線維芽細胞の分離マニュアルについては、こちらをご参照下さい。
■CnT-Prime Co-Culture, Epithrial/Stromal Mediumの使用例
CnT-Prime Co-Culture, Epithrial/Stromal Medium(#CnT-PR-CC)で、ヒトケラチノサイトと線維芽細胞を共培養しコンフルエントに達した培養物。この際、ケラチノサイトは、線維芽細胞に囲まれた前駆細胞コロニー(小さくタイトな石畳様形態)を示す。
CnT-Prime Airlift Medium(#CnT-PR-FTAL5)
ヒト線維芽細胞とケラチノサイトの三次元共培養で全層皮膚モデルを構築する際の、エアーリフト状態で使用する培地です。in vivo と同様に線維芽細胞により高レベルのECMを分泌するので、コラーゲンゲルの添加は不要です。
■CnT-Prime Airlift Mediumの特長
- 培地には成長因子が含まれています。他の添加物は不要です。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 培地成分は、浸透圧、pHおよび種々のイオンの濃度について検証を行っています。
- 適用動物種:ヒト
- 組織のタイプ:皮膚
- 培養タイプ:ケラチノサイト・線維芽細胞3次元共培養用におけるエアーリフト段階で使用
- 包装:250 ml
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。<
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
※三次元全層皮膚モデルの構築では、ヒトのケラチノサイトと線維芽細胞の初代細胞株がセットになったFull Thickness Primary Cell Value Pack(#CnT-FT-CELLS)の使用をお勧めします。
■CnT-Prime Airlift Mediumの操作方法概要
- 線維芽細胞をCnT-Prime Fibroblast Medium(#CnT-PR-Fau)培地に播種し、9~10日間液内培養中で成育させる。
- ケラチノサイトを皮膚線維芽細胞層の上部に播種し、CnT-Prime Airlift Medium(#CnT-PR-FTAL5)培地に交換する。
- 3日間液内培養し、次いで12日間 air-liquid interface (ALI)を高める。
Full Thickness Primary Cell Value Pack (#CnT-FT-CELLS)
全層皮膚モデル構築用のヒト子供(Juvenile)単一ドナー由来のケラチノサイト(HPEKs)と線維芽細胞(HDF)のセットです。
■Full Thickness Primary Cell Value Packの特長
- HBV、HCV、HIV-1陰性を確認済です。
- 細菌、真菌、マイコプラズマのコンタミネーションがないことを確認しています。
- 適用動物種:Human juvenile, single donor
- 組織のタイプ:皮膚
- 培養タイプ:ケラチノサイト・線維芽細胞3次元共培養用におけるエアーリフト状態で使用
- コンフルエントまでの参考培養時間*:5~7日
- 包装:2 vials
*培養条件により変化します。
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
■Full Thickness Primary Cell Value Packの内容
品名(商品名) | Full Thickness Primary Cell Value Pack(#CnT-FT-CELLS) | |
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細胞株名 | Normal human epidermal keratinocyte progenitor cells | Normal human dermal fibroblasts |
商品コード | HPEKs | HDFs |
由来 | Juvenile / Human, Single Donor | |
細胞数 | >5×105 (1 ml) each | |
増殖培地 | CnT-Prime Fibroblast Medium (#CnT-PR) | CnT-Prime Fibroblasts Culture Medium (#CnT-PR-Fau) |
3D FT Starter Kit(#PRFT-CELLS-24, #PRFT-24)
Air-liquid界面で3次元全層皮膚モデルを構築する上で、必要なコンポーネントを全て含んでいるスターターキットです。
■3D FT Starter Kit のキットの特長
- 細胞株(ケラチノサイトおよび線維芽細胞)を含むキット(#PRFT-CELLS-24)と、細胞株を含まないキット(#PRFE-24)があります。
※各培地、細胞株の詳細については、下記のキット内容の表の品名をクリックするとご覧いただけます。
※5% CO2の培養条件で使用して下さい。
※通常の細胞培養における抗生物質や抗真菌剤の使用はお推めしません。
※培地の解凍方法は、暗所、4℃で一晩静置するか室温下に5~6時間静置して下さい。室温下で解凍する場合には、解凍後の培地の温度が15℃以上にならないよう注意して下さい。
※培地の品質は光により急速に劣化します。暗所で保管し、また操作中の光への暴露を最小限にして下さい。
■3D FT Starter Kit のキット内容
※商品コードをクリックすると直接価格表をご覧いただけます。
品名 | 商品コード | PRFT-CELLS-24 | PRFT-24 |
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Human epidermal keratinocyte progenitors | HPEKs | ● | - |
Human dermal fibroblasts | HDFs | ● | - |
CnT-Prime epithelial culture medium | CnT-PR | ● | ● |
CnT-Prime fibroblast culture medium | CnT-PR-F | ● | ● |
CnT-Prime FTAL full thickness air-lift culture medium | CnT-PR-FTAL5 | ● | ● |
Spacer plate for 12-well plates | CnT-SP | ● | ● |
FT inserts | - | ● | ● |
Spacer Plate
標準的な12-well培養プレート上にセットすることにより、well当たりの培地量を増量し、培地交換の頻度を減らすことができる、再利用が可能なプレートです。
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Air-lift培養における培地量と培地交換頻度
Air-lift培養では、各wellの培地量が重要となります。培地量が少ない場合には、週末を含めて頻繁な培地交換が必要となります。しかし、標準的な12-well培養プレートを用いたair-lift培養では、添加できる培地量が少ないため頻繁な培地交換が必要となりますが、deep wellプレートはかなり割高で、また大容量(3~5ml)の培地量が必要となります。Spacer plateを用いることにより、標準的な12-well培養プレートの上部にセットするだけで簡便に培地量を増すことができ、また使用前にアルコールに浸漬殺菌することにより再利用が可能です。
■Spacer Plateの特長
- 標準的な12-well培養プレートの上部にセットするだけで、ウェルに加えられる培地量を増加することができるため、週3回の培地交換でAir-lift培養が可能になります。
- アルコールに浸漬殺菌することにより、再利用が可能です。
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価格
[在庫・価格 :2025年01月25日 08時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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CnT-Prime Fibroblast Culture Medium(Aust Serum) |
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本製品は製品内容等が変更されました
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Fibroblast Medium(Aust Serum) |
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本製品は取扱中止になりました | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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CnT-Prime ECM |
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本製品は製品内容等が変更されました
変更先製品 |
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[在庫・価格 :2025年01月25日 08時55分現在]
CnT-Prime Fibroblast Culture Medium(Aust Serum)
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保存条件 | 法規備考 | ||
掲載カタログ |
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製品記事 | 各種ヒト正常上皮細胞 CELLnTEC社 ユニバーサル培地選択ガイド |
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関連記事 | CELLnTEC社製品変更のご案内 CELLnTEC社細胞培養についてのFAQ 皮膚科学研究用の細胞/培地/培地添加物(CELLnTEC社) |
Fibroblast Medium(Aust Serum)
文献数: 0
- 商品コード:CnT-05au
- メーカー:CEL
- 包装:4x1kit
- 本製品は取扱中止になりました
説明文 | |||
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法規制等 | |||
保存条件 | 法規備考 | ||
掲載カタログ |
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製品記事 | 各種ヒト正常上皮細胞 CELLnTEC社 ユニバーサル培地選択ガイド |
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CnT-Prime ECM
文献数: 0
説明文 | |||
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法規制等 | |||
保存条件 | 法規備考 | ||
掲載カタログ |
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表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。