フナコシニュース連載企画 「FRONTIERS」 BiOptic社の紹介

掲載日情報:2017/01/12 現在Webページ番号:81120

Frontiers

Vol. 36 誰でも操作できる装置を目指して

(BiOptic 社は,バイオテクノロジー分野の革新的な研究用計測機器を開発している新興メーカーです。中華民国の首都台北市の衛星都市新北市に拠点を置き,2004 年の創業以来,様々な生体試料の分析で広く使用されているキャピラリー電気泳動の技術開発に注力しているメーカーで,キャピラリー電気泳動装置が抱えている問題を改善させた製品Qsep100 を開発しました。今回は,同社のEric Tsai 社長(フロリダ大学工学修士)にお話を伺いました。 Eric Tsai氏


従来のキャピラリー電気泳動装置の問題点

現在,DNA/RNA のフラグメント解析は,研究室において必須の技術となっています。すでに市販されている装置でも,分析を行い結果を出すことはできますが,実験操作の複雑さと結果を得るまでの時間,コストの面を考慮すると,これまで簡便かつ費用対効果の高い装置はありませんでした。



BiOptic社 キャピラリー電気泳動装置 Qsep100

キャピラリー電気泳動装置Qsep100 は,画期的なペンタイプのカートリッジシステムを採用。操作はシンプルで完全自動化されているので,生物学的な専門知識を持たない人でも簡単に操作ができ,結果を得ることができます。

Qsep100

Qsep100の操作性

Qsep100 は,蛍光色素を含むポリマーを自動充填・詰替えするので,試料をセットしてスタートボタンを押すだけで解析できます(最大96 試料を連続して解析)。また,ペン型のゲルカートリッジは,分析回数や使用期限を自動的にモニタリングするため,ノートなどに使用回数をメモしておく必要はありません。



Qsep100の用途

Qsep100 は,次世代シークエンサー(NGS)用のDNA / RNA 試料のサイズ・品質の確認以外にも,アガロースゲル電気泳動代わりの日常的な使用も可能です。また,寄生虫や感染症,種同定などの遺伝子解析への使用もできます。

用途

Qsep100のカートリッジの種類と解析可能な塩基数

Qsep100のカートリッジ

広がるユーザー層

Qsep100 は,システムの使いやすさや柔軟性があり,高性能でありながら低コストという点で高い評価を受けており,着実にユーザー層を増やしています。



遺伝子解析を行う研究者をサポート

BiOptic 社は,キャピラリー電気泳動装置以外にもサーマルサイクラーやPCR 酵素(p.26 参照)の開発も行っており,遺伝子解析を行う研究者をサポートします。



手のひらサイズのサーマルサイクラー

わずか1 kg と軽量・コンパクトで操作が簡単な8 ウェルタイプのサーマルサイクラーです。PC 上で作成したプログラムを,USB 端子経由で接続できる専用Programmable chip を用い読み込ませて使用します。操作時は,試料をセットしてスタートボタンを押すだけです。 サーマルサークラー


Qsep100の製品ページ

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kiki@funakoshi.co.jp

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