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レンチウイルス発現システム特集 | System Biosciences社

掲載日情報:2018/07/20 現在Webページ番号:81095

System Biosciences社(メーカー略称:SBI)は、幅広いレンチウイルス発現システムを取り扱っています。

レンチウイルス(Lentivirus)とは

レンチウイルスはレトロウイルスの一種で、ラテン語の「遅い」を意味するlenti-という接頭語を有するように、起因疾患はゆっくりと進行することが知られています。レンチウイルスベクターは、cDNA、shRNA、microRNA、転写レポーターなどを分裂細胞や非分裂細胞のいずれにも導入できます。標的細胞に導入された導入遺伝子は、宿主細胞のゲノムに組み込まれ、導入遺伝子を永続的に発現します。

SBI社のレンチウイルスベクターは、第3世代HIV(ヒト免疫不全ウイルス)ベースおよび、FIV(ネコ免疫不全ウイルス)ベースです。トランスフェクションが困難な細胞にも、高効率で導入できます。

  レンチウイルスの電子顕微鏡画像イメージ

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System Biosciences社レンチウイルスベクターの安全性について

  • 3' ⊿ LTR の U3 領域のエンハンサーを欠損させているため、標的細胞への形質転換・ゲノム DNA への組み込み後に、レンチウイルスコンストラクト(偽ウイルス粒子)は自己不活性化します。
  • パッケージング、複製、形質転換に必要なレンチウイルス由来遺伝子の数を 3 種類(gag , pol, rev)にまで減らし、それらのタンパク質はそれぞれ異なるプラスミドからパッケージングシグナルを欠損したものとして発現します(HIV ベースパッケージングプラスミドの場合)。 またこれらのタンパク質の発現ベクターは、レンチベクター、pVSV-G 発現ベクターを始めとするベクターと有意な相同配列を持たず、相同組換えによって自己複製能を有するウイルスが産生することを防いでいます。

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レンチウイルス関連製品ラインナップ

STEP 1 レンチウイルスとトランスフェクトの画像 STEP 2 培地を回収しPEG-itを添加 STEP 3 TransDuxとレンチウイルスを添加 レンチウイルス



STEP 1

cDNA発現用レンチウイルスベクター

ウイルス作製・導入用スターターキット

レンチウイルスベースの簡便な細胞標識システム

・レンチウイルスパッケージング

STEP 2

・ウイルス濃縮試薬・タイター測定キット

STEP 3

・ウイルス導入・トランスダクション試薬

コントロール用ウイルス粒子


受託サービス

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レンチウイルス関連製品フライヤー

レンチウイルス発現

フライヤーのダウンロードは画像をクリックして下さい。

本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
本紙に掲載されている価格は、2018年7月1日現在です。
仕様は改善のため、予告なく変更することがあります。

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レンチウイルス関連サイト

画面をクリックするとPDFファイルをダウンロード、または関連サイトに移動できます。

Gene Delivery and Expression Products and Servicesフライヤー

遺伝子導入関連製品の小冊子

Gene Delivery and Expression Products and Servicesフライヤー

Lenti-Labeler Cell Labeling System紹介ウェビナー(約49分)

Packagingプロトコル論文

レンチウイルスパッケージングのプロトコル

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
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