HOME > 受託サービス・特注品 > ゲノミクス・エピジェネティクス > DNAシークエンシング > DRUG-seq解析受託サービス

RNA抽出不要。多検体トランスクリプトーム解析を受託サービスで効率的に DRUG-seq解析受託サービス

掲載日情報:2026/06/16 現在Webページ番号:73703

DRUG-seq解析受託サービスは、RNA抽出を行わずに3' mRNAシークエンシング用またはリボソーム除去RNAシークエンシング用NGSライブラリーを調製し、NGS解析およびデータ前処理まで対応する、ハイスループットなトランスクリプトーム解析の受託サービスです。多数の化合物や条件をRNA-seqで評価したい場合に適しています。

研究室でライブラリー調製を行いたい場合は、MERCURIUS DRUG-seq Library Preparation Kitをご参照下さい。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。


DRUG-seq解析受託サービスについて

DRUG-seqは、細胞株や初代細胞などの試料を用いて、細胞ライセートから直接NGSライブラリーを調製する、3' mRNAシークエンシング用またはリボソーム除去RNAシークエンシング用のハイスループットな解析技術です。RNA抽出工程を省略できるため、多数の試料を扱うスクリーニング解析において、RNA抽出やライブラリー調製の負担軽減、試料ロスの低減が期待できます。
逆転写のステップで試料ごとに固有のバーコード配列とUMIを付加し、以降のステップを1本のチューブにプールして処理します。これにより、多数の化合物、濃度、時間点、細胞モデルを組み合わせた解析に対応します。創薬スクリーニング、作用機序解析、毒性評価、用量反応解析、タイムコース解析などに有用です。
本サービスは、研究室でライブラリー調製やシークエンスを行うことなく、多数の試料の遺伝子発現解析データを取得したい場合に適しています。


目次に戻る

特長

  • RNA抽出不要のワークフロー
    細胞ライセートから直接ライブラリー調製を行うため、多数の試料を扱う際に負担となるRNA抽出工程を省略できます。作業の効率化や試料ロスの低減につながります。

  • 多数の試料解析に適したハイスループット設計
    96または384ウェルプレートに対応し、多数の化合物、濃度、時間点、細胞種を組み合わせたスクリーニング解析に適しています。

  • バーコード付加による試料の一括処理
    逆転写のステップで試料ごとに固有のバーコード配列とUMIを付加し、以降のステップを1本のチューブにプールして処理します。シークエンス後はバーコード情報に基づいて各試料由来のデータを識別できるため、多数の試料解析を効率化できます。

  • 創薬・毒性評価に有用な発現解析
    薬剤処理による遺伝子発現変化を解析することで、作用機序、オフターゲット効果、毒性応答、ストレス応答、細胞状態の変化などの評価に利用できます。

  • ライブラリー調製からデータ前処理まで対応
    ライブラリー調製、NGS解析、データ前処理まで対応します。DRUG-seq解析を導入したいものの、研究室での実験実施が難しい場合にも利用しやすいサービスです。

目次に戻る

このような研究におすすめです

DRUG-seq解析受託サービスは、多数の条件を比較する創薬研究に適しています。化合物処理後の遺伝子発現変化をハイスループットで取得できるため、作用機序の推定、毒性シグナルの検出、用量依存的な応答の評価などに利用できます。

  • 化合物処理後の遺伝子発現変化を多数の試料で解析したい
  • 創薬スクリーニングにトランスクリプトーム解析を導入したい
  • RNA抽出やライブラリー調製の負担を減らし、多検体解析を効率化したい
  • 用量反応やタイムコースなど、多条件のRNA-seq解析を行いたい
  • 毒性評価や作用機序解析に遺伝子発現データを活用したい
  • オルガノイド、スフェロイドなどの3Dモデルを用いた薬剤応答評価について相談したい
  • 数百~数千試料規模の発現データセットを作成したい

目次に戻る

サービス内容

項目 内容
サービス名 DRUG-seq解析受託サービス
解析技術 3' mRNAシークエンシング
対象試料 細胞株、初代細胞など
オルガノイド、スフェロイドなどの3Dモデルについてはお問い合わせ下さい。
対応フォーマット 96または384ウェルプレート
対応範囲 ライブラリー調製、NGS解析、データ前処理
主な納品物 FASTQファイル、QCファイル、遺伝子カウント表、解析レポートなど
主な用途 化合物スクリーニング、作用機序解析、毒性評価、用量反応解析、タイムコース解析など

目次に戻る

解析例

DRUG-seqは、スクリーニング規模のトランスクリプトーム解析により、作用機序の推定、薬剤併用効果の検出、パスウェイ解析などに利用できます。

大規模スクリーニングの解析例

大規模スクリーニング

51種類の化合物を4段階の濃度で処理し、6種類の細胞株について計22,000試料を解析した例

クラスタリング解析の例

クラスタリング解析

遺伝子発現プロファイルに基づき、応答が類似する化合物を分類した解析例

薬剤併用効果の解析例

薬剤併用効果の解析

遺伝子発現パターンに基づき、薬剤併用による相乗効果や拮抗効果を評価した解析例

パスウェイ解析の例

パスウェイ解析

遺伝子発現変化に基づき、影響を受けた生物学的プロセスや分子経路を解析した例


目次に戻る

解析ワークフロー

お問い合わせをいただいた後、試料条件や解析目的を確認し、DRUG-seqライブラリー調製からデータ前処理・納品まで進行します。

  1. お問い合わせ・解析内容の確認
  2. 試料条件、試料数、解析目的の確認
  3. 試料の調製・送付
  4. DRUG-seqライブラリー調製
  5. NGS解析
  6. データ前処理・納品

目次に戻る

FAQ

Q1. MERCURIUS DRUG-seqとは何ですか?

A1. MERCURIUS DRUG-seqは、RNA抽出を行わずに細胞ライセートからNGSライブラリーを調製する、3' mRNAシークエンシング用またはリボソーム除去RNAシークエンシング用のハイスループットな解析技術です。

Q2. 従来のRNA-seqとどのように異なりますか?

A2. 従来のRNA-seqでは、試料ごとにRNA抽出やライブラリー調製を行う必要があります。MERCURIUS DRUG-seqでは、逆転写のステップで試料ごとにバーコードを付加し、以降のステップを1本のチューブにプールして処理できます。

Q3. 主な用途は何ですか?

A3. 化合物スクリーニング、作用機序解析、薬剤処理による遺伝子発現変化の解析、既存薬の新たな用途探索、毒性応答・ストレス応答の解析、用量反応解析、タイムコース解析などに利用できます。

Q4. どのような試料に対応していますか?

A4. 細胞株、初代細胞などに対応します。オルガノイド、スフェロイドなどの3Dモデルを用いた解析にも対応可能です。試料条件により対応可否や推奨条件が異なる場合がありますので、詳細はお問い合わせ下さい。

Q5. 試料はどのように準備すればよいですか?

A5. 細胞は、細胞溶解および逆転写反応への影響を避けるため、PBSで洗浄して下さい。オルガノイド、スフェロイドなどの3Dモデルでは、凍結試料での対応が可能です。スキャフォールドやMatrigel中の試料や、高度に希釈された試料は推奨していません。詳細な試料調製条件はお問い合わせ下さい。

Q6. 必要な細胞数はどのくらいですか?

A6. 必要な細胞数は、プレート形式や試料種、解析条件により異なります。目安として、96ウェルプレートでは15,000~50,000 cells/well、384ウェルプレートでは2,000~10,000 cells/wellが推奨されています。詳細はお問い合わせ下さい。


目次に戻る

ご注文方法/価格/納期

詳細は、当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。


目次に戻る

関連した特集記事

NGS特集へのリンク
オミクス特集へのリンク

目次に戻る

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。