ATCC®ウェビナーのお知らせ
「医薬品開発を加速させるアッセイレディーな細胞」
掲載日情報:2025/03/17 現在Webページ番号:71670
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ATCC®(メーカー略称:ACC)では2025年4月4日(金)に、解凍してそのままアッセイに使用できる細胞について無料のウェビナーを開催しました。
ATCC® Webにて、録画版をご覧になれますので、ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
※ ATCC® ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。

・演題:From Curiosity to Breakthroughs: Accelerate Your Drug Development with Assay Ready Cells
・演者:Fatah Kashanchi, PhD(Professor, George Mason University)
Heather Branscome, PhD(Senior Scientist, ATCC®)
・言語:英語
・開催日:2025年4月4日(金)1:00 am(開催済み)
・ウェビナーの詳細・録画版のご視聴はこちらから
※ ATCC® ThawReady™ Cellsについてはこちらをご覧下さい。
ウェビナー要旨
ヒト細胞株THP-1は、急性単球性白血病のモデル化、新薬化合物の試験、細胞治療や遺伝子治療の開発に幅広く用いられています。しかし、THP-1およびその他の細胞株を用いる際には、細胞増殖に長い時間を要する、遺伝的浮動、微生物汚染、細胞認証などの点が問題となることがあります。このような課題に対処するため、ATCC®はThawReady™プラットフォームを開発し、アッセイ準備の整ったフォーマットでTHP-1細胞をご提供したします。これらの細胞は解凍して使用することができ、培養した親細胞株と同等の性能を発揮します。
本ウェビナーでは、ThawReady™ THP-1(ATCC® No. TIB-202-AR™)細胞およびTHP-1 NFkB-LUC2(ATCC® No. TIB-202-NFkB-LUC2-AR™)細胞のさまざまなin vitroアッセイにおける新規応用例をご紹介します。例えば、これらの細胞を用いて、様々な種類の細胞外小胞(EV)による抗炎症作用や抗アポトーシス作用の研究を行いました。
また、THP-1細胞はマクロファージ様細胞に分化することができるためHIV-1に関連した研究に使用し、ThawReady™細胞がPMA(Phorbol 12-myristate 13-acetate)存在下で強固な感染を許容することを示しました。さらに、感染細胞をcARTまたは乱用薬物で処理すると、ウイルス複製レベルが著しく変化することを示しました。
これらのデータを総合すると、ATCC®のThawReady™プラットフォームは、利便性、一貫性、効率性があり、免疫学、ウイルス学、再生医療を含むさまざまな分野に広く応用可能で、革新的でインパクトのある研究の促進をもたらします。
キーポイント
- 従来の細胞培養では、遺伝的浮動、微生物汚染のリスク、細胞誤同定や交差汚染の可能性があります。
- 細胞ベースのアッセイのワークフローを合理化するために、ATCC®はThawReady™細胞を開発しました。
- これらの細胞は最適な条件で培養・凍結保存されており、「解凍してそのまま」アッセイに使用できます。
- 複数の実験から得られたデータはATCC®のThawReady™ THP-1細胞を使用することの利便性、一貫性、効率性を示し、医薬品開発を加速させます。
演者について
※ ウェビナーご視聴後、内容に関してのご質問がございましたらフォームからお問い合わせ下さい。

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