がん病理研究に最適な抗ラミニンモノクローナル抗体4製品 販売開始のお知らせ
掲載日情報:2019/01/07 現在Webページ番号:68104
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このたび、抗ラミニンモノクローナル抗体4製品の販売を開始いたしました。
Laminin(ラミニン)はα鎖、β鎖、γ鎖のヘテロ三量体からなる巨大な細胞外糖タンパク質で、基底膜の基本構成因子として知られています。現在α鎖は5種類、β鎖は3種類、γ鎖は3種類が同定されており、15種類以上の組み合わせが報告されています。
このたび販売の抗ラミニンモノクローナル抗体4製品は、それぞれ特定の構造のラミニンを特異的に認識し、がん病理研究などに有用です。
※ 本製品は横浜市立大学 木原研究所 宮崎香名誉教授の研究成果を元に製品化されました。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
- メーカー:フナコシ株式会社
- メーカー略称:FNA
※ それぞれの抗体の詳細については、商品コードをクリックして下さい。
商品コード | 品 名 | 概 要 |
---|---|---|
FDV-0024 | Anti-Laminin-α3A, Human, Mouse-Mono (BG5) | 免疫染色においてLaminin-3A32とLaminin-3B32アイソフォームをそれぞれ特異的に検出します。両者とも良性がんの腫瘍基底膜を染色します。クローンF7抗体は機能が十分に分かっていないα3B鎖に対する世界で唯一の抗体です。 |
FDV-0023 | Anti-Laminin-α3B, Human, Mouse-Mono (F7) | |
FDV-0025 | Anti-γ2 N-terminal Fragment, Human, Mouse-Mono (P2H) | Laminin-γ2 N末端部位に対する抗体です。免疫染色による浸潤性がん細胞の同定およびN末端断片の機能解明に有用です。 |
FDV-0026 | Anti-Laminin 511, Human, Mouse-Mono (12D) | 全長Laminin-511ヘテロ三量体に対する特異的抗体です。各々のサブユニットや、類似するLaminin-521に反応しません。特に腫瘍組織の微小血管の検出に優れています。 |
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