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レンチウイルス粒子の濃縮試薬 Viro-PEG Lentivirus Concentrator

掲載日情報:2020/02/03 現在Webページ番号:65901

レンチウイルス粒子を効率的に濃縮する試薬です。超遠心分離機や磁気ラックは使用しません。

特長

  • 70〜95%の回収率が得られ、レンチウイルスベースで最大100倍に濃縮できます。
  • 標的細胞に対して毒性がありません。
  • Ready-to-useで、すぐに使用できます。
  • 本製品1容量をレンチウイルス懸濁液4容量と混合し、インキュベーション(4℃、4時間~一晩)後に遠心分離することで濃縮します。
商品コード包装濃縮可能なウイルス懸濁液量
LVG100100 ml400 ml
LVG500500 ml2,000 ml

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使用方法概略

Viro-PEG Lentivirus Concentrator使用方法

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使用例

濃縮により感染効率が上昇

レンチウイルス濃縮により感染効率が上昇

濃縮レンチウイルスのJurkat T細胞感染
(A)本製品でレンチウイルス懸濁液を10倍に濃縮した。それを10倍に希釈して体積を初期量に戻した試料と、濃縮していない非処理(NT)のウイルス懸濁液で感染効率を比較した。
(B)非処理(NT)ウイルスとの感染効率から求めた回収率

4℃インキュベーション時間の調整により、感染効率を最適化

ウイルス溶液に本製品を添加後、 4℃で常時振とうしながらインキュベーションを行いますが、この時間を変えることによりウイルス回収効率を最適化できます。ウイルス量などによっては一晩(OverNight)インキュベートすることをおすすめします。

℃インキュベーション時間の調整により、感染効率を最適化

4℃でのインキュベーション時間に応じた回収率
本製品で濃縮したレンチウイルス懸濁液を4時間または一晩インキュベーションした。一晩インキュベーションした場合の方が、濃縮効率が高くなったことが分かる。

メーカー資料:レンチウイルストランスダクションのヒントとコツ

画像をクリックすると、メーカー作成のアプリケーションノート(PDF)がダウンロードできます。

レンチウイルストランスダクションのヒントとコツ


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OZ Biosciences社 ウイルス粒子の捕捉・濃縮試薬の比較

品名 Mag4C Kit Viro-PEG Lentivirus Concentrator
(本製品)
濃縮できるウイルス

アデノウイルス用のAd Kitと、レンチウイルス/レトロウイルス用のLv Kitのラインナップ

レンチウイルス

原理
  • 磁性ナノ粒子を使用してウイルスを濃縮
  • 静電作用、疎水性相互作用により培地中のウイルス粒子を捕捉
  • 試薬の化学的性質を使用してレンチウイルスを濃縮
特長
  • ウイルスの取り扱いを最小限にし、より迅速な濃縮が可能
  • 磁気粒子に結合したままでウイルス粒子を回収し、磁気感染ベースの形質導入アッセイに使用可能
  • 超遠心分離は不要
  • 超遠心分離、磁気ラックは不要
  • スケールアップに対応

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価格

[在庫・価格 :2024年04月19日 16時15分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
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  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
Viro-PEG Lentivirus Concentrator
10日程度 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
レンチウイルス粒子を効率的に濃縮する試薬です。超遠心分離や磁気ラックは使用しません。
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2020年7月15日号 p.19
ニュース2020年4月15日号 p.16

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Viro-PEG Lentivirus Concentrator
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ニュース2020年4月15日号 p.16

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Viro-PEG Lentivirus Concentrator

文献数: 0

説明文 レンチウイルス粒子を効率的に濃縮する試薬です。超遠心分離や磁気ラックは使用しません。
法規制等
保存条件 4℃ 法規備考
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ニュース2020年4月15日号 p.16

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説明文 レンチウイルス粒子を効率的に濃縮する試薬です。超遠心分離や磁気ラックは使用しません。
法規制等
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掲載カタログ ニュース2020年7月15日号 p.19
ニュース2020年4月15日号 p.16

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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