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スクリーニング用イオンチャネル定常発現細胞 イオンチャネル標的創薬研究を支える(株式会社チャネロサーチテクノロジー)

掲載日情報:2020/01/17 現在Webページ番号:65899

Frontiers

Vol. 54 イオンチャネル標的創薬研究を支える

株式会社チャネロサーチテクノロジーは、名古屋市立大学発のベンチャー企業として、名古屋市立大学大学院薬学 研究科の渡邉稔名誉教授(故人)、今泉祐治特任教授らによって設立されました。様々なイオンチャネル定常発現細胞株を保有し、イオンチャネル標的創薬研究を支援しています。
各種イオンチャネルに作用する化合物のスクリーニングや、各化合物の細胞への作用機構や作用効果の解析に有用なスクリーニング用イオンチャネル定常発現細胞についてお話を伺いました。

今泉 祐治 代表取締役(名古屋市立大学特任教授、写真右端)と株式会社チャネロサーチテクノロジーの社員の皆様

今泉 祐治 代表取締役(名古屋市立大学特任教授、写真右端)と株式会社チャネロサーチテクノロジーの社員の皆様

株式会社チャネロサーチテクノロジーについて

イオンチャネルに関する分子薬理学的基礎研究で作製された約40 種類のヒト型イオンチャネルの定常発現細胞(主にHEK293 細胞)ライブラリーを保有しています。
これまで製薬企業、オートパッチクランプを含むイオンチャネル機能解析機製造企業、および安全性薬理試験会社でご利用いただいています。良質なハイスループットスクリーニング(HTS:High-Throughput Screening)用細胞として製薬企業での利用実績や、心筋イオンチャネルへのオフターゲット効果をチェックする安全性薬理試験受託会社への供給では、パッチクランプ(マニュアル・オート)による測定用として数多くの実績を有しています。汎用性と発現率が高く、短期での出荷が可能なイオンチャネル定常発現細胞について、フナコシ株式会社を通じて皆様にお届けできるようになりました。

受託による特定イオンチャネル定常発現細胞の作製やパッチクランプによる測定の受託サービスも承っています。

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イオンチャネル標的創薬について

イオンチャネルは重要な創薬標的であり、局所麻酔薬・抗不整脈薬・抗不安薬・抗てんかん薬・鎮痛薬など、様々な疾患領域の治療薬が神経や心筋などの興奮性細胞のイオンチャネルを標的として生み出されてきました。
最近では、がんや免疫系疾患など、より広い対象疾患における活動電位を生じない非興奮性細胞でも、イオンチャネルを標的とした創薬研究が推進されています。
しかし、酵素やGタンパク結合型受容体に比べ、イオンチャネルの標的創薬は開発がより難しいとされています。選択性を上げることの困難さ、副作用が多い傾向などに加え、膜電位を保持している生細胞系を用いて低分子化合物ライブラリーからハイスループットスクリーニングを行う困難さも指摘されています。

チャネロサーチテクノロジーでは右図のイオンチャネル標的創薬の非臨床段階での様々な技術支援により、新薬研究開発のお手伝いをしています。是非、ご相談下さい。

イオンチャネルの創薬

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製品紹介 イオンチャネル定常発現細胞

イオンチャネルに対する化合物の効果を、パッチクランプ法などの電気生理学的手法やイオン選択性蛍光指示薬などを用いて評価できます。

  • 各種イオンチャネルに作用する化合物のスクリーニングや、各化合物の細胞への作用機構や作用効果の解析に有用です。
  • 発現細胞:HEK293
  • 包装:2×1 ml(106 細胞)

イオンチャネル定常発現細胞の詳細はこちら「イオンチャネル定常発現細胞」をご覧下さい。

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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