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メーカー：	Horizon社Dharmacon製品 OriGene Technologies
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HOME > 試薬 > 細胞培養 > 前駆細胞／正常細胞／その他細胞 > 正常細胞 > Feeder Cell

幹細胞を未分化状態で維持する各種フィーダー細胞 Feeder Cell

掲載日情報：2020/06/12 現在Webページ番号：65653

セルバイオラボ /
Cell Biolabs. Inc.
[メーカー略称：CBO]

ヒトES細胞を未分化状態で誘導、維持する際に用いられるフィーダー細胞（JK1、SNL-76/7、MEF細胞）です。

※ JK1フィーダー細胞はCornell UniversityおよびSloan Kettering Institute for Cancer Research、SNLフィーダー細胞はBaylor College of Medicineからライセンスを受けています。
※本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

Feeder Cellの使用例
胚性幹細胞（ES細胞）とフィーダー細胞（Feeder Cell）について
Feeder Cellのラインナップ
Cell Biolabs社幹細胞研究用製品一覧
Feeder Cellの価格表

Feeder Cellの使用例

JK1フィーダー細胞は、マウス胚性幹細胞の維持を支持する。
A-B：JK1細胞（A）およびマウス胚性線維芽細胞（MEF）（B）におけるマウスES細胞コロニーの位相差画像（オリジナル倍率：×200）。類似の特徴的なESC形態（核対細胞質比率が高い細胞のタイトで丸いコロニー）を示した。
C-D：免疫組織染色像（茶色の染色）。ES細胞におけるNANOG（C）およびOCT4（D）の発現が、JK1細胞上で培養することで1ヶ月以上維持されることを示した。
E-L：免疫蛍光染色像。マウスES細胞由来の奇形腫が三胚葉すべてのマーカー、CD31（E）、HNF3β（F）、ムチン（G）、VE-カドヘリン（H）、NeuN（I）、GFAP（J）、ネスチン（K）およびGCNA（L）を発現した。
緑色：抗体染色、青色：核の対比染色

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胚性幹細胞（ES細胞）とフィーダー細胞（Feeder Cell）について

ES細胞は多くの種の胚盤胞の内部細胞塊（ICM）に由来し、フィーダー細胞層上において無制限の未分化増殖が可能で、また正常な核型および安定な表現型を保ちます。さらに、in vitro およびin vivo で多種多様な細胞型に分化する能力を有しています。マウスES細胞培養では、フィーダー細胞層の代わりに増殖培地へのLIFを添加することができますが、ヒトES細胞培養においては、LIFはマウスES細胞培養と同じ効果を示しません。したがって、ヒトES細胞の誘導および維持の両方においては、フィーダー細胞を用いる必要があります。

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Feeder Cellのラインナップ

商品コードをクリックすると、直接価格表がご覧いただけます。

品名		商品コード	特長	細胞数	未分化状態を維持可能な細胞*
JK1 Passage-Independent Feeder Cell		CBA-315	・MEFフィーダー細胞と比較して長期間の増殖を支持する。・多能性胚性幹細胞（ESC）、生殖系列幹細胞（SPC、MASCなど）および始原生殖細胞由来の胚性生殖細胞（EGC）を含む多種多様な細胞型の培養に有用。・様々なタイプの幹細胞の長期間にわたる増殖を支持する不死化CD34⁺精巣間質細胞株。・連続継代後も幹細胞の自己再生を促進する能力を1年以上維持する。	＞1×10⁶ cells/ml	様々なタイプの幹細胞
SNL 76/7 Passage-Independent Feeder Cell		CBA-316	・マウスLIFおよびネオマイシン耐性遺伝子で形質転換したマウス線維芽細胞STO細胞由来の不死化細胞株。・ヒト／マウスiPS細胞の培養、およびにES細胞の増殖に有用。	3×10⁶ cells/ml	ES細胞またはiPS細胞
MEF Feeder Cell	Wild type	CBA-310	・マウス胚性線維芽細胞であり、LIFなしで幹細胞培養を可能にする。・幹細胞培養促進用に長年伝統的に使用されてきたマウス胚性繊維芽細胞。・初代細胞ではなく、老化することなく通常約6週間継代培養することができる。	5×10⁶ cells/ml	マウスまたはヒトES細胞
MEF Feeder Cell	Neomycin-resistant	CBA-311		5×10⁶ cells/ml	安定的なネオマイシン耐性マウスまたはヒトES細胞
Puromycin-resistant	CBA-312	安定的なピューロマイシン耐性マウスまたはヒトES細胞
Hygromycin-resistant	CBA-313	安定的なハイグロマイシン耐性マウスまたはヒトES細胞

* マイトマイシンC（2-4時間、10μg/ml）処理など、ES細胞やiPS細胞を加える前に有糸分裂を不活性化する必要があります。

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Cell Biolabs社幹細胞研究用製品一覧

品名をクリックすると各製品群の個別記事がご覧いただけます。

カテゴリー	品名	製品概要
アルカリホスファターゼ検出	StemTAG Alkaline Phosphatase Staining/Activity Assay Kit	アルカリホスファターゼ（AP）マーカーを用いた免疫細胞化学染色（ICC）または96ウェルプレートでの比色法／蛍光法による活性定量により、幹細胞の分化または未分化を効率的にモニタリングするキット。
フィーダー細胞	SNL Feeder Cell、MEF Feeder Cell	幹細胞を未分化状態で維持するために使用する2種類のフィーダー細胞（MEFフィーダー細胞およびSNL 76/7フィーダー細胞）。
幹細胞解析用PCRプライマー	StemTAG PCR Primer Set for Stem Cell Characterization	幹細胞および三胚葉（内胚葉、中胚葉および外胚葉）マーカーである7種類のプライマー（Oct-4、NANOG、AFP、Flk-1、NCAM、GAPDH、β-Actin）がセットになったキット。RT-PCRにより、ES細胞の分化／未分化を効率的にモニタリングできる。
幹細胞コロニー形成アッセイ	StemTAG Stem Cell Colony Formation Assay (Cell Recovery Compatible)	蛍光検出またはアルカリホスファターゼの活性測定により、ES細胞をわずか7～10日で定量するハイスループットアッセイキット。コロニーを回収し、さらなる培養または解析も可能。
ES細胞総タンパク質	Total Protein - Murine Embryonic Stem Cell Line D3	マウスES-D3細胞株から単離した総タンパク質。