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AGCファミリー好塩基性タンパク質キナーゼの阻害物質探索に最適なキット ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kits

掲載日情報:2016/11/22 現在Webページ番号:65356

AGCファミリーのプロテインキナーゼ(PKA, ROCK I, ROCK II, AKT3, PKG Iα, PKCδ, MSK1,Pim 1,CK2など)活性を,TR-FRET(Time-resolved fluorescence)(#BAS-LUM590)または蛍光偏光法(#BAS-FLUO590)で簡便かつ迅速に測定するキットです。従来のタンパク質キナーゼアッセイとは異なり,AGCファミリー好塩基性タンパク質キナーゼ活性の包括的な検出が行えるため, ATPおよび基質に対するプロテインキナーゼの競合阻害物質のスクリーニングに特に有用です。

関連製品「ARC(CK2)-Fluo Protein Kinase CK2 Assay Kit」については,こちらをご覧下さい。

ARC操作方法概略

ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kitsの操作方法概略

ARC-LUM590 ARC-FLUO590

左:発光プローブARC-LUM590:ROCKⅡ複合体の競合阻害物質による置換作用
右:ROCKⅡを用いた蛍光プローブARC-FLUO590の検量線

ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kitsの特長

  • 約50種類のAGCファミリーの好塩基性タンパク質キナーゼ活性を包括的に測定できます。
  • 試料と溶液を混合し,TR-FRET対応プレートリーダーまたは蛍光偏光プレートリーダーで測定するだけで簡便,迅速に酵素活性測定や基質阻害物質のスクリーニングが行えます。
  • 384プレートフォーマットで,ハイスループットスクリーニングに最適です。
  • 自動化分析に対応可能です。
  • 検証済みのプロテインキナーゼ:PKA, ROCK I, ROCK II, AKT3, PKG Iα, PKCδ, MSK1,Pim 1,CK2

お手持ちのプレートリーダーがTR-FRETおよび蛍光偏光法の両方に対応している場合,高感度で バックグラウンドが低いARC-Lum Kinase Assay Kit(#BAS-LUM590)の使用をお推めします。

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ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kitsの主な適用

  • リード化合物のスクリーニング
  • キナーゼ阻害物質のIC50およびKd値の決定
  • キナーゼ阻害物質の選択性プロファイリング
  • プロテインキナーゼ活性型の濃度測定

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ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kitsの製品ラインナップと主な仕様

商品コードをクリックすると,直接価格表がご覧いただけます。

品名 ARC-Lum Kinase Assay Kit ARC-Fluo Kinase Assay Kit
商品コード BAS-LUM590 BAS-FLUO590
測定原理 Time-resolved FRET (TR-FRET) 蛍光偏光法
測定波長 ルミノール発光 蛍光
検出 337 nm / 590 nm 540 nm / 590 nm
試料量 10~25μl
アッセイフォーマット 384ウェルマイクロプレート
必要機器 TR-FRET対応プレートリーダー 蛍光偏光対応プレートリーダー
キット内容 Assay buffer
BAS-LUM590 probe
BAS-Fluo590 probe
Solid DTT
384-well low volume microtiter plate with film
Transparent lid
主な特長 ・蛍光/非蛍光阻害物質の両方に適応。
・狭い結合領域の阻害物質にも使用可能。
・多量のタンパク質との非特異的な結合が抑えられる。
・高い信頼性(Z値:>0.80)
・カイネティクス(on/off値,滞留時間)測定や研究に有用。
・インキュベーション時間:15分
・感度:15 pmol/L(LOQ法,試料:PKA)
・簡便で操作が容易。
・対応機種が多い。

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ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kitsの測定原理

(1)ARC-Lum Kinase Assay Kit (#BAS-LUM590)

AGCファミリーのプロテインキナーゼはATP結合部位と基質認識部位をもちます。BAS-LUM590プローブは,ATPと基質結合部位に同時に結合し(二基質特性), 近紫外線(300~360 nm)のパルス励起により590 nmのタンパク質誘導性のμ秒スケールの発光シグナルを発します。PK:BAS-LUM590複合体のBAS-LUM590プローブが競合阻害物質(C)に置換されると,マイクロプレートリーダーのTGL(time-gated luminescence)により励起される発光シグナルは消失します。高濃度(100 nM以上)遊離BAS-LUM590プローブ存在下でも発光シグナルは影響されないため,検出されるシグナル量はBAS-LUM590-プロテインキナーゼ複合体総量に正比例します。この特性を利用することで,従来の基質リン酸化阻害ベースのアッセイでは正確な測定ができなかった化合物(例えば,数種のキナーゼに対するKi値が1 nM以下のStaurosporine)などの結合親和性の決定も可能になります。

#BAS-LUM590測定原理

(2)ARC-Fluo Protein Kinase Assay Kit (#BAS-FLUO590)

AGCファミリーのプロテインキナーゼに高い親和性を有する蛍光プローブBAS-FLUO590は,溶液中で基質との結合した高分子(M.W.:>40,000)状態では強い蛍光偏光(Ex 540 nm / Em 590 nm)を発します。競合阻害物質(C)存在下では,BAS-FLUO590が置換されて遊離型の低分子(MW<2,000)となるため,ブラウン運動による高速回転が可能となり蛍光偏光が減少します。この蛍光強度の差異から,試験物質のプロテインキナーゼに対する阻害活性を求めることができます。

#BAS-FLUO590測定原理

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ARC-Fluo Protein Kinase Assay Kit (#BAS-FLUO590)の使用例

PKAc蛍光偏光測定結果 ROCK II蛍光偏光測定結果

左:プロテインキナーゼPKAc・プローブARC-FLUO590複合体に対する各種阻害物質との置換による蛍光偏光測定結果
右:プロテインキナーゼROCK II・プローブARC-FLUO590複合体に対する各種阻害物質との置換による蛍光偏光測定結果

NAC - normalized anisotropy change

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参考資料:各キットの測定溶液中のプローブとプロテインキナーゼの推奨濃度

Protein
Kinase
Cofactors ARC-Lum Kinase Assay Kit ARC-Fluo Kinase Assay Kit
BAS-LUM590 BAS-FLUO590
Probe conc.
(nM)
Active Kinase
conc.(nM)
Approx.Kd
(nM)
Probe conc.
(nM)
Active Kinase
conc.(nM)
Approx.Kd
(nM)
PKAcα 2~100 1 0.02 2 2 0.02
ROCKⅡ 0.2 3 0.2
MSK1 0.1 0.1
Akt3 15~100 5 10 5
PKCη PKC mix* 5~100 2 1.1 3 1.1
PKCδ 0.77 0.77
PKCβ1 1.3 1.3
PKGⅠα 1μM
cGMP
10~100 2.7 10 2.7

* 0.2 mM CaCl2, 10μg/ml DAG(diacylglycerol), 50μg/ml PS(phosphatidylserine),0.015% Triton X-100

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ARC-Lum/Fluo Protein Kinase Assay Kitsの価格

[在庫・価格 :2021年05月15日 00時13分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
ARC-Lum Protein Kinase Assay Kit
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
Basophilic protein kinase family (AGC group) のキナーゼ活性を幅広く測定できるアッセイキットです。キットに含まれるARC-Lumプローブはキナーゼに結合するとFRETを誘導します。キナーゼの活性測定や阻害剤探索に有用です。測定には時間分解能 (TR-FRET)がある蛍光プレートリーダーが必要です(Ex: 337 nm/Em: 590 nm)。キットには384ウェルファーマット1枚分の試薬が含まれています。
法規制等
保存条件 室温,-20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2017年3月15日号 p.17
ニュース2017年2月15日号 p.25

製品記事
関連記事 AGC タンパク質キナーゼファミリーのハイスループットアッセイシステム(KinaseRa社)
ARC-Fluo Protein Kinase Assay Kit
3~4週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
説明文
Basophilic protein kinase family (AGC group) のキナーゼ活性を幅広く測定できるアッセイキットです。キットに含まれるARC-Fluoプローブはキナーゼに結合すると蛍光偏向性が変化します。キナーゼの活性測定や阻害剤探索に有用です。測定には蛍光偏向 (Fluorescence polarization) プレートリーダーが必要です (Ex: 540 nm/Em: 590 nm)。キットには384ウェルファーマット1枚分の試薬が含まれています。
法規制等
保存条件 室温,-20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2017年3月15日号 p.17
ニュース2017年2月15日号 p.25

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[在庫・価格 :2021年05月15日 00時13分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

ARC-Lum Protein Kinase Assay Kit

文献数:0

説明文 Basophilic protein kinase family (AGC group) のキナーゼ活性を幅広く測定できるアッセイキットです。キットに含まれるARC-Lumプローブはキナーゼに結合するとFRETを誘導します。キナーゼの活性測定や阻害剤探索に有用です。測定には時間分解能 (TR-FRET)がある蛍光プレートリーダーが必要です(Ex: 337 nm/Em: 590 nm)。キットには384ウェルファーマット1枚分の試薬が含まれています。
法規制等
保存条件 室温,-20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2017年3月15日号 p.17
ニュース2017年2月15日号 p.25

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ARC-Fluo Protein Kinase Assay Kit

文献数:0

説明文 Basophilic protein kinase family (AGC group) のキナーゼ活性を幅広く測定できるアッセイキットです。キットに含まれるARC-Fluoプローブはキナーゼに結合すると蛍光偏向性が変化します。キナーゼの活性測定や阻害剤探索に有用です。測定には蛍光偏向 (Fluorescence polarization) プレートリーダーが必要です (Ex: 540 nm/Em: 590 nm)。キットには384ウェルファーマット1枚分の試薬が含まれています。
法規制等
保存条件 室温,-20℃ 法規備考
掲載カタログ ニュース2017年3月15日号 p.17
ニュース2017年2月15日号 p.25

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メーカーインタビュー: AGC タンパク質キナーゼファミリーの ハイスループットアッセイシステム


Frontiers_KRS

KinaseRa(キナセラ)社は,2006 年にエストニアのTartu 大学発ベンチャーとして起業した,タンパク質キナーゼファミリーのアッセイキットを販売するメーカーです。
今回は,創業者兼Tartu 大学研究者であるDr. Asko Uri 氏に設立の経緯や製品の特長について伺いました。

  Frontiers_KSR_Dr. Asko Uri CSO
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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。