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新規免疫抑制物質 PQA-18, Immunosuppressor
掲載日情報:2020/06/12 現在Webページ番号:64768
フナコシ /
フナコシ株式会社
[メーカー略称:FNA]
PQA-18, Immunosuppressorは、in vitro,およびin vivoのどちらにおいても使用できる新規の免疫抑制物質です。IL-2、IL-4、IL-6、TNF-αの産生に関与するp21-activated kinase 2(PAK2)を強力に抑制します。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
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免疫抑制物質PQA-18とは
免疫抑制物質は、免疫活動を抑制もしくは阻害する作用を持ち、自己免疫疾患の研究に必要不可欠な化合物の一つです。PQA-18は、Prenylated quinolinecarboxylic acid compound 18の略で、新規に合成された化合物です。これまでに以下の様な効果を示すことが報告されています。
- PQA-18をJurkat細胞へ投与した際に、PAK2の活性が濃度依存的に減少する。
- ConA(10 ug/ml)で24時間刺激をしたヒト末梢リンパ球にPQA-18を投与したところ、用量依存的にIL-2、IL-4、IL-6、TNFαの産生量が減少した。
- マウス腹腔内へPQA-18を投与した際に抗原特異的免疫応答の抑制が起きた。
- 13週令のNc/Ngaマウスに、PQA-18を含んだワセリン軟膏100 mgを塗布したところ、皮膚炎が改善され、血中IgE量が減少した。
以上のことから、PQA-18は、in vitroおよびin vivoのどちらにも使用できる免疫抑制物質として注目されています。
製品概要
参考文献
- Ogura, M, et al., "Prenylated quinolinecarboxylic acid derivative suppresses immune response through inhibition of PAK2", Biochem Pharmacol, 105, 55~65 (2016). [PMID:26827943]
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特長
- in vitroおよびin vivoのどちらにも使用することができます。
- 既存の免疫抑制物質であるFK-506に比べ血中安定性が高く、in vivo 実験における投与回数を減らすことができます。
- 細胞の生存性を損なうことなく、サイトカインの誘導産生を抑制することができます。
- マウスの腹腔内注射において、制御性T細胞の細胞数を減少させ、Igの産生を抑制することが確認されています。
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価格
[在庫・価格 :2025年04月26日 12時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||
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PQA-18, Immunosuppressor |
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[在庫・価格 :2025年04月26日 12時55分現在]
PQA-18, Immunosuppressor
文献数: 0
- 商品コード:FDV-0009
- メーカー:FNA
- 包装:5mg
- 価格:¥30,000
- 在庫:3個以上
- 納期:1週間程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
説明文 | PAK2を阻害する,新規の免疫抑制物質。 CAS No:1604678-82-1 |
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法規制等 | |||
保存条件 | -20℃ | 法規備考 | |
掲載カタログ |
ニュース2023年12月15日号 p.25 ニュース2020年12月15日号 p.17
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製品記事 | |||
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