HOME> 試薬> 免疫化学> 免疫染色(免疫組織染色)> 組織切片作製関連製品> RapiClear

組織透明化試薬 RapiClear

掲載日情報:2020/11/05 現在Webページ番号:64228

RapiClearは,水溶性の組織試料透明化試薬です。組織を透明化することにより,蛍光染色または非蛍光染色された動物や植物組織中の細胞形態を見やすくすることができます。
本製品は研究用です。本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

sliderimage_1 sliderimage_2 sliderimage_3 sliderimage_4

ユーザーレビュー『RapiClear 1.47ユーザー様ご使用例』はこちらをご覧ください。

使用例

蛍光染色結果の三次元的解析画像

RapiClear bottle3

(左)マウス腸の蛍光染色画像。血管:赤紫色,核:緑色
(中央)マウス膵島の蛍光染色画像。血管:赤紫色,外分泌腺房:青緑色,膵島の核:緑色
(右)ハエ神経の蛍光染色画像。神経分枝:緑色, シナプス前末端:赤紫色,細胞体:青色

ギャラリー

各画像をクリックすると,高画像の図と解説をご覧いただけます。
IE以外のブラウザで拡大図をご覧いただく場合には,右クリック→「名前を付けてリンク先を保存(Chrome)]または,右クリック→「新しいタブで画像を開く(Edge)」をご選択いただいた上でご覧下さい。

Mouse brain in RC147 Mouse embryo in RC147 Mouse cerebellum in RC152 Mouse spinal cord in RC149 Drosophila brain in RC147 Mouse hippocampus in RC149 Mouse hippocampus in RC152 Mouse brain in RCCS Mouse pancreas in RC152 Mouse spinal cord in RC149 Mouse spleen in RC152 Mouse brain in RC152
  • 画像No. 試料名,商品コード

  1. マウス脳,#RC147
  2. マウス胚,#RC147
  3. マウス小脳,#RC152
  4. マウス脊髄,#RC149
  5. ショウジョウバエ脳,#RC147
  6. マウス海馬,#RC149
  7. マウス海馬,#RC152
  8. マウス脳,#RCCS
  9. マウス膵臓,#RC152
  10. マウス脊髄,#RC149
  11. マウス脾臓,#RC152
  12. マウス脳,#RC152

製品ラインナップへ

目次に戻る

特長

  • 適用動物種:哺乳動物,植物,昆虫,ゼブラフィッシュ,生体材料スキャフォールド(コラーゲン,マトリゲル,アガロースなど)
  • 0.5 mm以下の厚さの組織スライスの場合,30分で透明化できます
  • 水,バッファーおよびグリセリン中の試料を直接RapiClearに入れて透明化できます。
  • 透明化後,試料を再度バッファーなどに浸すと,透明化する前の状態に戻ります。
  • 透明化する際に,組織が変形することはありません。
  • 組織を透明化することにより,蛍光染色の結果を三次元的に観ることができるようになります。

動物種,器官および組織の厚さによって使用するRapiClearの種類,透明化にかかる時間が異なります。


目次に戻る

製品ラインナップ/選択ガイド

品名をクリックすると製品の詳細,商品コードをクリックすると各製品の価格表priceをご覧いただけます。

ゼブラフィッシュ(zebrafish)研究用製品特集

品名 RapiClear
1.47 1.49 1.52 1.55 CS
Solution Gel
包装・商品コードprice 10 ml RC147001 RC149001 RC152001 RC155001
20 ml RCCS001 RCCS004
100 ml RC147002 RC149002 RC152002 RC155002 RCCS002 RCCS005
500 ml RCCS003
製品データシート pdf※最新のデータシートでない場合があります pdf※最新のデータシートでない場合があります pdf※最新のデータシートでない場合があります pdf※最新のデータシートでない場合があります pdf※最新のデータシートでない場合があります
試料の種類 動物種 マウス 組織切片
(組織の厚さ)
<0.5 mm
>0.5 mm
臓器全体 脳,腎臓
胃,腸,肝臓,肺,膵臓,心臓,皮膚など
胎児 <E13.5
>E13.5
ラット 組織切片
(組織の厚さ)
<0.5 mm
>0.5 mm
ゼブラフィッシュ 幼生
成体
昆虫 ハエ,バッタ,ゴキブリなどの組織
植物 シロイヌナズナ(A. thaliana ),イネ,タバコなど
オルガノイド 厚さ <0.5 mm
>0.5 mm
生体材料 マトリゲル,コラーゲンマトリックス,アガロース

RapiClear 1.55を使用して,臓器そのものを透明化する際には他の透明化試薬で前処理が必要です。ご注意下さい。
前処理例:試料はまず, SCALEVIEW-A2 solution (Olympus Co., LTD.) 50 mlで2日間処理した後, ScaleB4 solution(8M Urea)(参照:Nat. Neurosci. 14, 1481~1488(2011).)で5~10日間処理する。

製品ラインナップへ

目次に戻る

操作方法概略

ワンステップ透明化処理(RapiClear 1.47,1.49,1.52)

ワンステップ透明化処理

CLARITY併用(RapiClear CS)

CLARITY併用

Scale併用(RapiClear 1.55)

Scale併用

試料の封入

免疫染色

Quick Guide

各項目をクリックすると,それぞれの操作方法概略(pdf)をご覧いただけます。

製品ラインナップへ

目次に戻る

使用例動画

製品ラインナップへ

目次に戻る

関連資料

各画像をクリックすると,関連資料(pdf)をご覧いただけます。

Brochures

One Step Tissue Clearing Reagents RapiClear Application in Multiscale 3D Image Mouse Brain in RapiClear CS Reagent Mouse Pancreas in RapiClear 1.52 Reagent Cerebral organoid in RapiClear 1.49 Reagent Hippocampus in RapiClear 1.49 and 1.52 Reagents Neuromuscular Junction in RapiClear 1.49 and 1.52 Reagents Spinal Cord in RapiClear 1.49 Reagent

製品ラインナップへ

目次に戻る

ユーザーレビュー

トランスジェニックナミテントウ(Harmonia axyridis)2 齢幼虫 whole bodyの透明化,蛍光顕微鏡観察(新美輝幸 教授 基礎生物学研究所 進化発生研究部門)

RapiClear 1.47を用いた使用例 蛍光観察像

実験条件

  • 固定:4% パラホルムアルデヒド(PFA)
  • 透明化試薬:RapiClear 1.47
  • 顕微鏡:蛍光実体顕微鏡

製品ラインナップへ

目次に戻る

FAQ

Q-1. RapiClearの屈折率はどれくらいですか?

A-1. 商品名中の数字が,それぞれの屈折率(RI)を表しています。例えば,RapiClear 1.52のRIは1.52nD(589.3 nm)です。

屈折率(RI)


Q-2. 免疫組織染色後に固定を行っても良いですか?

A-2. 免疫組織染色後の固定は,試料の変形を防ぎたい場合にお勧めです。PBSTで完全に洗浄した後は,RapiClearによる透明化への影響はありません。


Q-3. RapiClearの透過性について教えて下さい。

A-3. この溶液は370 nmの光を吸収しますが,400 nm以上の光は透過します。



Q-4. 厚い試料をRapiClearで処理した後,ぼやけた画像しか得られないのはなぜですか?

A-4. 0.3 mmより厚い組織には,Alexa Fluor 633,635,647など近赤外スペクトルの蛍光色素を適用することをお勧めします。さらに,画像の取り込みには,NAが大きく作動距離が長い対物レンズを使用することが重要です。



Q-5. 有機色素とRapiClearの適合性に関する情報はありますか?

A-5.これまでの 試験結果によると,Alexa Fluor,DyLight,Brilliant Violet,およびCyDye reactive蛍光色素は問題なくご使用いただけます。



Q-6. RapiClearで透明化処理を行った試料は,どのように保存すればよいですか?

A-6. 透明化処理を行った試料のスライドは必ず4℃で保管して下さい。試料が乾燥しないように注意して下さい。



Q-7. 試料を透明化処理するには,どのくらいのRapiClearを使用する必要がありますか?

A-7. 試料とRapiClearの体積比は少なくとも1:5で行うことを推奨します。



Q-8. RapiClearに気泡が見られる場合はどうすればよいですか?

A-8. 試料をRapiClearで処理する前に,マイクロ遠心機で数秒間遠心分離して内部の気泡を取り除くことをお勧めします。



Q-9. 試料のスライドに粘着性がある場合はどうすればよいですか?

A-9. 綿棒を水で濡らし,スライドを数回軽く拭いて余分なRapiClearを取り除きます。



Q-10. Dip-inレンズをRapiClearに浸すことはできますか?

A-10. はい,RapiClearはDip-inレンズと互換性があります。イメージング後のレンズは脱イオン水,次いでエタノールで拭き取り,RapiClearを除去して下さい。


製品ラインナップへ

目次に戻る

関連製品 iSpacer

RapiClearを満たして試料を観察する際に便利な試料ホルダーです。カバーグラスで挟んで使用します。RapiClearを満たしたまま両面からの観察が可能になります。様々なサイズや厚さだけでなく,片面粘着タイプと両面粘着タイプもあります(製品ラインナップを参照)。
製品の詳細はiSpacerをご覧下さい。

iSpacer使用イメージ

iSpacer外観iSpacer

製品ラインナップ

品名をクリックすると製品の詳細,商品コードをクリックすると各製品の価格表priceをご覧いただけます。

iSpacer,Single sided sticky iSpacer,Double sided sticky
ウェル数 サイズ 厚さ/深さ 容量 包装・商品コードprice ウェル数 サイズ 厚さ/深さ 容量 包装・商品コードprice
50 sheets 250 sheets 50 sheets 250 sheets
1 26×16 mm 0.15 mm 75μl IS101 IS111 1 26×16 mm 0.05 mm 25μl IS201 IS211
0.2 mm 100μl IS001 IS010 0.25 mm 125μl IS203 IS213
0.5 mm 250μl IS002 IS011 3.0 mm 1.5 ml IS004 IS013
1.0 mm 500μl IS003 IS012 7.0 mm 3.5 ml IS005 IS014
4 直径7 mm 0.15 mm 12μl/each IS006 IS015 4 直径7 mm 0.05 mm 4μl/each IS204 IS214
0.2 mm 15μl/each IS007 IS016 0.25 mm 18μl/each IS206 IS216
0.5 mm 35μl/each IS008 IS017
1.0 mm 75μl/each IS009 IS018

製品ラインナップへ

目次に戻る

おすすめ製品記事

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。