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サイトカイン抗体アレイを世界で初めて製品化したRayBiotech社 数百のアレイ製品と2,400種以上のELISA キットを製造・販売

掲載日情報:2020/02/14 現在Webページ番号:63362

サイトカイン定量抗体アレイ(Cytokine Antibody Array)『Quantibody』

RayBiotech社(略称:RAY)では、マルチプレックスサンドイッチELISA技術をベースにした、「定量」可能な抗体アレイ(Antibody Array)を提供しています。簡単な操作、少ない試料容量で一度に複数のサイトカインを定量できます。多数の製品があり、豊富なラインアップをそろえています。

その他のRayBiotech社アレイ製品についてはこちら「RayBiotech社 抗体アレイ/タンパク質アレイ製品選択ガイド」をご覧下さい。


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Quantibodyの特長

  • 1 枚のアレイスライドにサブアレイが配置されており、各サブアレイにはそれぞれ各種サイトカインに対する抗体、ポジティブコントロール、ネガティブコントロールがスポットされています。蛍光で検出するため、 化学発光法や比色法よりも高い再現性(CV < 20%)で定量できます。
  • 操作時間はわずか 4~6 時間です。(キットにより異なります)
  • 別売品の解析ソフトウェア RayBio Q Analyzer を使用すれば、簡単な手順で迅速に測定試料の濃度計算が行えます。
  • 適用試料: 細胞培養上清、血清、血漿、細胞/組織ライセート (例外:#QAH-ISO-1:血清、血漿)
  • 検出波長:励起 554 nm /蛍光 568 nm

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Quantibodyの製品リスト

「●」をクリックすると各抗体アレイの詳細にリンクします。

   
因子名 動物種
ヒト マウス ラット ラビット 霊長類
Cytokine
Chemokine - - -
Inflammation - -
Interleukin - - - -
Growth Factor - - - -
Receptor - - - -
Adipokine - - - -
Angiogenesis - - - -
Th1/2/17 - - - -
Bone Metabolism - - - -
アレイパックセット - - -
Igのアイソタイプを同定・定量 - - -
がん関連バイオマーカー - - - -
20~1,000種類の各Cytokine - - - -

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Sandwich ELISAシリーズ

RayBiotech社(略称:RAY)では、ヒトを含めた15の動物種、2,400以上の因子のサンドイッチELISAキットを製造・販売しています。

サイトカイン・ケモカインの定量用ELISAキット

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Sandwich ELISAシリーズの特長

  • GMPおよびISO 13485規格に準拠して製造されたELISAキットです。
  • 2,000以上の論文で使用報告があります。
  • アッセイに必要な全ての試薬が含まれています。
  • 96ウェルプレートが分割可能なストリップタイプです。
  • 抗体アレイ解析データの検証・確認に有用です。
  • 高感度な測定が可能です。
  • 測定波長:450 nm
  • 測定試料:血清、血漿、細胞培養上清、細胞ライセートなど
  • 動物種:ヒト、マウス、ラット、ウシ、イヌ、ニワトリ、ウマ、イルカ、ネコ、ヒツジ、ブタ、ウサギ、アカゲザル、コットンラット、ゼブラフィッシュ
様々な動物種に対応しています。

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Sandwich ELISAシリーズの一例
~サイトカイン・ケモカインの定量用ELISAキット~

下記以外の測定因子につきましてはこちらでご確認下さい(メーカーWebサイト)。

測定抗原 動物種 測定試料 測定範囲 商品コード 包装
IFN-γ ヒト 血清、血漿、細胞培養上清 15~15,000
pg/ml
ELH-IFNg-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート ELH-IFNg-CL-1 96well × 1 plate
マウス 血清、血漿、細胞培養上清 5~2,000
pg/ml
ELM-IFNg-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート 10~2,000
pg/ml
ELM-IFNg-CL-1 96well × 1 plate
ラット 血清、血漿、細胞培養上清 100~30,000 pg/ml ELR-IFNg-1 96well × 1 plate
イヌ 0.1~25
ng/ml
ELC-IFNg-1 96well × 1 plate
IL-6 ヒト 血清、血漿、細胞培養上清 3~1,000
pg/ml
ELH-IL6-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート ELH-IL6-CL-1 96well × 1 plate
マウス 血清、血漿、細胞培養上清 2~600
pg/ml
ELM-IL6-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート ELM-IL6-CL-1 96well × 1 plate
ラット 血清、血漿、細胞培養上清 30~10,000
pg/ml
ELR-IL6-1 96well × 1 plate
イヌ 血清、血漿、細胞培養上清 0.1~25
ng/ml
ELC-IL6-1 96well × 1 plate
IL-8 ヒト 血清、血漿、細胞培養上清 1~600
pg/ml
ELH-IL8-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート ELH-IL8-CL-1 96well × 1 plate
イヌ 血清、血漿、細胞培養上清 6~1,500
pg/ml
ELC-IL8-1 96well × 1 plate
IL-10 ヒト 血清、血漿、細胞培養上清 1~150
pg/ml
ELH-IL10-1 96well × 1 plate
マウス 血清、血漿、細胞培養上清 45~5,000
pg/ml
ELM-IL10-1 96well × 1 plate
ラット 血清、血漿、細胞培養上清 10~6,000
pg/ml
ELR-IL10-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート ELR-IL10-CL-1 96well × 1 plate
イヌ 血清、血漿、細胞培養上清 0.1~80
ng/ml
ELC-IL10-1 96well × 1 plate
RANTES ヒト 血清、血漿、細胞培養上清 3~2,000
pg/ml
ELH-RANTES-1 96well × 1 plate
マウス 血清、血漿、細胞培養上清 1~200
pg/ml
ELM-RANTES-1 96well × 1 plate
ネコ 血清、血漿、細胞培養上清 0.7~200
pg/ml
ELF-RANTES-1 96well × 1 plate
TNF-α ヒト 血清、血漿、細胞培養上清 30~6,000
pg/ml
ELH-TNFa-1 96well × 1 plate
マウス 血清、血漿、細胞培養上清 60~6,000
pg/ml
ELM-TNFa-1 96well × 1 plate
ラット 血清、血漿、細胞培養上清 25~20,000
pg/ml
ELR-TNFa-1 96well × 1 plate
細胞ライセート、組織ライセート ELR-TNFa-CL-1 96well × 1 plate
イヌ 血清、血漿、細胞培養上清 2~700
pg/ml
ELC-TNFa-1 96well × 1 plate

#ELC-IFNg-1は、ヘパリン血漿試料の使用は推奨されていません。

~RayBiotech社[メーカー略称:RAY]について~  (クリックで開閉します)

RayBiotech社は、Ruo-Pan Huang博士のタンパク質/抗体アレイを作成したいという発想に基づいて2001年に設立されたメーカーです。タンパク質/抗体アレイを作成するというアイデアは、Huang博士がEmory大学の教授であったときに生まれました。
2000年後半、 DNAアレイに基づいたデータが発表された学会に出席したHuang博士は多重分析の力に衝撃を受けました。 彼の研究室では、大学院生とポスドクが、個々の因子に対して、ウェスタンブロットやELISAなどの実験を行っており、多くの時間と費用が掛かっていました。Huang博士は研究を効率よくするために、自身の研究室で、合理化かつハイスループットされた生化学的な標的の変化を検出するためのタンパク質/抗体アレイの開発を始めました。そして、2001年に抗体とタンパク質の両方のアレイ技術を使用した論文が発表されました。
Huang, Ruo-Pan, et al. "Simultaneous detection of multiple cytokines from conditioned media and patient's sera by an antibody-based protein array system." Analytical biochemistry 294(1) 55~62(2001).

タンパク質/抗体アレイを用いた最初の論文を発表してから研究室に膨大な数の問い合わせがありました。これは激しい市場需要があることを示していました。起業家精神も持ち合わせていたHuang博士は、自らが研究者に抗体/タンパク質アレイを提供することを決め、RayBiotech社を設立しました。そして様々な助けを受けて、年末に最初のサイトカイン抗体アレイを世に出しました。

それ以来、RayBiotech社は、炎症や血管新生、アポトーシス、細胞増殖、シグナル伝達に関与するタンパク質を効率的に分析するための数百のアレイ製品と世界でも類を見ない数のELISA キットを製造・販売しています。またRayBiotech社では、アレイやカスタムアッセイ開発などの受託サービスも受け付けています。 RayBiotech社は現在、各国の販売代理店を通じてこれらの製品とサービスを世界中に提供しています。

RayBiotech社社員一同

RayBiotechは、2001年に設立以来ジョージア州ピーチツリーコーナーズに本拠を置き、ハイエンドバイオテクノロジーに従事する50人以上の社員を雇用しています。 GMP、GLPおよびISO 13485認定を受け、成長を続ける製品群によって、RayBiotech社の未来は輝いています。



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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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