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植物細胞タンパク質の可溶化バッファー Protein Extraction Buffer (PEB)

掲載日情報:2013/03/08 現在Webページ番号:6282

植物組織や藻類の細胞を効率良く溶解し,総タンパク質を可溶化するための抽出用バッファーです。

特  長

  • 陰イオン性の界面活性剤であるLDS(ドデシル硫酸リチウム)と共に,超音波処理や凍結融解処理を行うことで,非変性タンパク質の可溶化量を向上させます。
  • 従来の方法1よりも,効率よく溶解することができます。
  • 1~2試料当たりの操作時間は,20~30分程度です(推奨プロトコル使用時)。
  • 総タンパク質の収量は,約1.5~6.0μg/μlです(試料により異なります)。
  • 小スケールの試料(0.2~0.5 ml)の溶解に適しています。
  • 溶解後の試料は,SDS-PAGE,ウエスタンブロッティング,免疫沈降に使用できます。
  • 適用試料:高等植物,コケ植物,地衣類,藻類,珪藻類,渦鞭毛藻類,シアノバクテリア
  • 使用量の目安:新鮮な植物試料100 mg:1×PEB 450~500μl
    総クロロフィルⅡ量が4~10μgの藻類:1×PEB 200μl

本製品はPBSで4倍希釈してご使用下さい。
プロテアーゼ阻害物質は含まれていません。必要に応じて添加して下さい。

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参考文献

1. Brown, C. M., et al., Marine Biology, 154 (3), 413~422 (2008).
2. Brouwer, B., et al., Plant Cell Environ., 35 (6), 1084~1098 (2012).
3. Chatchai, K., et al., J. Environ. Manage., 95, S365~S368 (2012).

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使 用 例

A:本製品を用いて溶解した試料は,LDSにより沈殿物を生じることなく溶解することがわかる。
B:SDS含有タンパク質溶解バッファーで溶解した試料では濁りが見られる。

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操作方法概略

1. 液体窒素中で凍結させた試料を,あらかじめ冷却しておいた乳鉢ですりつぶす。

2. 調製した1×PEBを加え,速やかに液体窒素中に戻して凍結する。

3. 試料が溶解するまで超音波処理を行い,試料が熱くならないように液体窒素で再び凍結する。

4. 3. の操作を繰り返す

5. 試料を10,000×gで3分間遠心分離し,不溶画分や未破砕の細胞を除去する。

6. ピペットを用いて,上清を新しいチューブに移す。

試料によって繰り返す回数が異なります。

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ウエスタンブロット関連情報

■植物由来タンパク質のウエスタンブロットに関する動画

Part I - Sample harvesting, extraction. Qualitative western blot.

Part II - Quantitative western blot. Questions and answers.

■ウエスタンブロットに関するヒント,トラブルシューティング,プロトコル

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価格

[在庫・価格 :2021年04月17日 00時13分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

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Protein Extraction Buffer, 4× <PEB>

文献数:2

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お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

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