タンパク質の熱安定性を蛍光検出するキット OptiTherm Protein Thermal Stability Kit
掲載日情報:2013/04/26 現在Webページ番号:7615
本製品は、様々なバッファー条件下において、タンパク質の熱安定性の温度上昇による変動を、蛍光法により測定するキットです。
タンパク質の熱安定性は、バッファーの特性(pH、塩濃度、有機溶媒、バッファー添加物)に依存して変動するため、最適なバッファー条件の検討が重要です。

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特 長
- タンパク質の熱安定性の変動を測定することができるため、最適なバッファーの条件検討や、お手持ちのタンパク質のバッチ間の品質管理に有用です。
- OptiTherm formulation plate(96 well)には、96条件の各種バッファーが150μlずつ分注されており、任意のバッファーを用いての測定が可能です(各バッファーの組成についてはこちらをご覧下さい)。
- TFluor dye、試料(精製タンパク質)およびOptiTherm formulation plateのバッファーを混合して蛍光測定するだけのため、操作が簡便です。
- 試料:精製タンパク質約100μl(約1 mg/ml)
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測定原理
温度が上がるとタンパク質は可塑性が増し、疎水性の部位を露出するようになります。キットに含まれるTFluor dyeは、このようなタンパク質の疎水性部位に結合することで蛍光強度が強くなる性質があり、タンパク質の熱によるアンフォールディングをモニターできます。

最適なバッファー中では、タンパク質の熱安定性が高くなります(赤線)。
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操作方法概略
1. 希釈したTFluo dyeをQ-PCRプレートの壁面に滴下し、タンパク質試料をその反対側の壁面に滴下する。
2. OptiTherm formulation plateの各ウェル中からバッファーを25μl取り、Q-PCRプレートに滴下する。
3. Q-PCRプレートにシールをし、スピンダウンした後、プレートリーダーにセットする。
4. Q-PCRプレートを、温度調節可能な蛍光プレートリーダーで測定する。

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キット内容
- TFluor dye
- OptiTherm formulation plate (96 well)
※Q-PCRプレート、Q-PCR装置(または温度調節可能な蛍光プレートリーダー)が必要です。
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
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[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
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