HOME > 試薬 > 細胞培養 > 幹細胞 > 神経細胞 > ヒトiPS細胞由来脊髄後角ニューロン RealDHN

痛覚研究のin vitroモデリングに有用なヒトiPS細胞由来の脊髄後角ニューロン ヒトiPS細胞由来脊髄後角ニューロン RealDHN

掲載日情報:2026/03/13 現在Webページ番号:73284

慢性疼痛(Chronic pain)は世界的な健康課題ですが、従来のげっ歯類モデルではヒトの複雑な疼痛メカニズムを捉えきれない場合が少なくありませんでした。
Anatomic社のRealDHNは、ヒトiPS細胞(Human induced pluripotent stem cell、hiPSC)から、転写因子の過剰発現を必要とせずに分化させた脊髄後角ニューロン(Dorsal horn neuron、DHN)です。単独で機能的な神経ネットワークを形成するだけでなく、ヒトiPS細胞由来感覚ニューロンとの共培養により、感覚伝達路研究のin vitroモデリングや疼痛治療研究に有用です。

RealDHN脊髄後角ニューロンの形態変化を示す位相差顕微鏡像

図. ヒトiPS細胞由来脊髄後角ニューロン「RealDHN」(本製品)の形態変化を示す位相差顕微鏡像
RealDHNを3.0×104 cells/cm2の密度で播種し、3週間にわたって経時的に観察した。


Anatomic社のヒトiPSC由来細胞の商用利用について

Anatomic社のヒトiPSC由来細胞は、以下の用途においてはライセンスフリーでご使用いただけます。

  • Anatomic社細胞を用いた評価試験をCROなどの第三者へ委託する場合
  • CROなどの受託試験機関がAnatomic社細胞を購入し、得られた評価データをその顧客に提供する場合

その他の用途でのご使用や、ご不明な点につきましては当社テクニカルサポート(試薬担当)までお問い合わせ下さい。



Anatomic社のヒトiPS細胞由来脊髄後角ニューロン作製技術について

Anatomic社は、原始外胚葉プラットフォーム(Primal Ectoderm Platform)を基盤とした技術により、わずか7日間でヒトiPS細胞から高純度の脊髄後角ニューロンを作製できます。脊髄外胚葉の分化に伴い、侵害受容器(Nociceptor)への分化経路から分岐し、PAX3/OLIG2脊髄後角前駆細胞となります。この前駆細胞は最終的に、BRN3A/TUJ1陽性またはPAX2/TUJ1陽性の未熟な脊髄後角ニューロンへと分化します。このようにして得られた脊髄後角ニューロンは、中枢性疼痛回路、神経毒性、炎症に関する研究に有用です。

Anatomic社の脊髄後角ニューロン作製技術について


目次に戻る

特長

  • ヒトiPS細胞由来の脊髄後角ニューロン(Dorsal horn neuron、DHN)です。
  • グルタミン酸作動性ニューロンおよびGABA作動性ニューロンの発現比率や、高純度であることを免疫細胞化学およびRNAシークエンシングによって確認しています。
  • 機能的なネットワークを形成し、ヒトiPS細胞由来感覚ニューロンと共培養することで末梢-中枢疼痛経路に特有の活動パターンを生成します。
  • 拡張性があり、シンジェニックな共培養モデルは、疼痛治療薬やより効果的な疼痛治療法の研究開発に有用です。

目次に戻る

検証例

脊髄後角ニューロンマーカーの発現

一般的な二次元培養条件下における細胞解凍後1日目の位相差顕微鏡像。免疫細胞染色では、主要な転写因子であるBRN3A、PAX2、およびイオンチャネルであるNaV1.7の発現が確認されました。

脊髄後角ニューロンマーカーの発現

微小電極アレイを用いた電気生理学的解析

RealDHNは機能的に成熟し、化学刺激に応答することが示されています。微小電極アレイアッセイにおいて、RealDHNは成熟に伴い同期活動を示し、カプサイシンおよびYoda1に対する発火頻度が増加します。

微小電極アレイを用いた電気生理学的解析

マイクロ流体チップにおけるヒトiPS細胞由来感覚ニューロンとの共培養

ヒトiPS細胞由来感覚ニューロン「RealDRG」との共培養により、ヒトの疼痛感覚経路のin vitro培養モデルを構築できます。下図では、マイクロ流体チップの左側にヒトiPS細胞由来感覚ニューロン「RealDRG」、右側にヒトiPS細胞由来脊髄後角ニューロン「RealDHN」(本製品)を配置しています。

マイクロ流体チップにおけるヒトiPS細胞由来感覚ニューロンとの共培養


目次に戻る

クイックガイド

RealDHNの成熟化プロトコルは、以下のクイックガイドをご確認下さい。画像をクリックすると、PDFをダウンロードをいただけます。

クイックガイド


目次に戻る

価格

[在庫・価格 :2026年03月15日 00時00分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
RealDHN Male #1
2~3週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
  • お問い合わせ
説明文
※輸入諸費用(90,000円)を別途いただく製品です。
法規制等
保存条件 液体窒素中での保存 法規備考
掲載カタログ

製品記事
関連記事 Anatomic社 hiPSC由来細胞 最新アプリケーションのご案内

[在庫・価格 :2026年03月15日 00時00分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

RealDHN Male #1

文献数: 0

説明文 ※輸入諸費用(90,000円)を別途いただく製品です。
法規制等
保存条件 液体窒素中での保存 法規備考
掲載カタログ

製品記事
関連記事 Anatomic社 hiPSC由来細胞 最新アプリケーションのご案内



目次に戻る

関連製品:成熟化培地

[在庫・価格 :2026年03月15日 00時00分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。
詳細 商品名
  • 商品コード
  • メーカー
  • 包装
  • 価格
  • 在庫
  • 法規制等
納期 文献数
DHN-MM
2~3週間 ※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。 0
  • お問い合わせ
説明文
※輸入諸費用(90,000円)を別途いただく製品です。
法規制等
保存条件 4℃,-20℃ 法規備考
掲載カタログ

製品記事
関連記事 Anatomic社 hiPSC由来細胞 最新アプリケーションのご案内

[在庫・価格 :2026年03月15日 00時00分現在]

※ 表示されている納期は弊社に在庫が無く、取り寄せた場合の納期目安となります。

DHN-MM

文献数: 0

説明文 ※輸入諸費用(90,000円)を別途いただく製品です。
法規制等
保存条件 4℃,-20℃ 法規備考
掲載カタログ

製品記事
関連記事 Anatomic社 hiPSC由来細胞 最新アプリケーションのご案内


目次に戻る

お問い合わせ先

(テクニカルサポート 試薬担当)

reagent@funakoshi.co.jp

製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。