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コンサル・解析・考察までをトータルサポート 食品・化粧品の細胞評価サービス
掲載日情報:2025/11/20 現在Webページ番号:72570
食品成分や化粧品素材の安全性・機能性評価および作用メカニズムの解析を、細胞試験に基づいて行います。オートファジーの活性評価や、遺伝子発現への影響を解析するニュートリゲノミクスを中心に、腸管吸収試験、バリア機能評価、肝機能評価、脂肪分解評価など、多様な解析メニューを組み合わせて、お客様のニーズに合わせたオーダーメイド試験をご提案します。さらに、現役研究者による詳細な解析レポートの提供に加え、得られたデータに基づくコンサルティングサービスも行っています。研究開発の課題解決に向けて、まずはお気軽にご相談下さい。
解析サービス例です。画像をクリックするとPDFをダウンロードできます。5ページ目と6ページ目をご覧下さい。
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試験例:オートファジー活性評価
GFP-LC3-RFP蛍光プローブ1を遺伝子導入した細胞を用いて、オートファジー活性化作用を評価します。
参考文献
- Kaizuka, T., et al., Mol. Cell, 64(4), 835-849(2016). [PMID:27818143]
解析内容
細胞内で発現したGFP-LC3-RFP蛍光プローブは、ATG4によって切断され、細胞質内に等量のGFP-LC3とRFPが生成されます(下図左)。GFP-LC3はオートファゴソームに局在し、その後オートリソソーム内で消光・分解されます。一方、RFPは細胞質内に留まり、GFP-LC3量を反映する内部コントロールとして機能します。食品・化粧品の原料・素材を細胞に添加し、 GFPおよびRFPの蛍光強度を測定し、GFP/RFP比を算出することで、オートファジー活性を解析します(下図中および右)。
参考:知りたい!新規に開発した オートファジーの測定方法
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試験例:ニュートリゲノミクス(新規素材や既存素材の機能性ポテンシャル評価)
食品・化粧品の原料素材を細胞に添加し、網羅的なトランスクリプトーム解析を行います。得られたRNA-seqデータに対しては、包括的なバイオインフォマティクス解析(アップストリームレギュレーター解析、パスウェイ解析、発現変動遺伝子解析など)を行い、詳細な生物学的解釈を行います。
栄養(ニュートリッション)と解析法(ゲノミクス)を組み合わせた造語で、食品摂取により生体内の遺伝子発現がどのように変化するかを研究する学問です。特定の栄養素が遺伝子発現に与える影響を評価することで、ターゲットを絞った製品開発が可能になります。また、ニュートリゲノミクスを活用し、食品や化粧品、未知・既知の素材を用いて機能性スクリーニングを行うことで、機能性食品の開発期間の短縮や素材の持つポテンシャルを網羅的に知ることが期待されます。
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ご注文方法・価格
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