ATCC®ウェビナーのお知らせ
「病原性真菌のハイスループットな特性解析および細菌の表現型変化のモニタリング」
掲載日情報：2024/08/28 現在Webページ番号：71604
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ATCC®（メーカー略称：ACC）では2024年9月20日（金）に、微生物の表現型変化の解析について無料のウェビナーを開催します。
夜遅い時間になりますが、ぜひご覧いただき、皆様の今後のご研究にお役立て下さい。
※ ATCC® ウェビナー一覧についてはこちらをご覧下さい。
・演題：High-throughput Characterization of Fungal Pathogens and Monitoring Phenotypic Drift in Bacteria
・演者：Max Cravener, PhD,（Field Applications Scientist - West, Biolog, Inc.）
Shahin Ali, PhD,（Senior Scientist, Collections, ATCC®）
・言語：英語
・開催日：2024年9月20日（金）1：00 am
・視聴方法：登録フォームからご登録下さい。ご登録いただいたメールアドレスに、ウェビナー参加先のURLを記したメールを配信いたします。
ウェビナー要旨
認証された生物学的材料の主要サプライヤーであるATCC®は、Biolog社と提携し、細菌株の表現型変化をモニターするとともに、WHOがリストアップした病原性真菌の特性解析を行っています。ある微生物の表現型プロファイルを理解することは、あらゆる研究の結果について状況を説明するための鍵となります。
我々は、国際的な公衆衛生上の観点で特別な懸念があるとWHOによって認識されている11種類の病原性真菌と、一般的な研究・産生に用いられる菌株について、基本的な表現型プロファイルを作成しました。
研究・産生に用いられる菌株における表現型変化の発生を調査するため、数年間の継代をシミュレートし、その間の各菌株の表現型プロファイルの変化をモニターしました。表現型変化が見いだされた後、影響を受けた世代の株の塩基配列を解読し、各系統内での突然変異の発生を確認しました。この研究により、ハイスループットな表現型のスクリーニングは、継代による遺伝的変化による表現型の不安定性をモニタリングし、菌株の特徴を明らかにするための貴重なツールであることが示されました。
キーポイント
- Biolog社の表現型解析／微生物同定装置Odinを用いた新興の重要な病原体の大規模な表現型プロファイルは、種レベルを超えた迅速な同定と、代謝および薬剤感受性の徹底的な特性解析を可能にします。
- 微生物はわずか15回の継代で、遺伝的変異と、代謝と薬剤感受性の表現型の有意な変化を示し、それは時間の経過とともに悪化しました。
- Odinを使用して研究・産生に用いられる菌株の表現型の安定性を経時的に監視することにより、ゲノム配列解読を補完し、変異を特定することができます。
演者について
※ウェビナーご視聴後、内容に関してのご質問がございましたらフォームからお問い合わせ下さい。
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