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Ornithine ELISA Kit
特異性の高いオルニチン測定キットです! Ornithine ELISA Kit
掲載日情報:2024/06/13 現在Webページ番号:71328
血漿試料中のL-オルニチン(Orn)を競合法により比色定量するELISAキットです。特異性が高く、アグマチン、L-アルギニン、NGメチル-L-アルギニン、L-アルギノコハク酸、L-シトルリン、L-グルタミンおよびL-グルタミン酸との有意な交差反応性は観察されません。
※ ImmuSmol社の各種遊離アミノ酸の定量キットは、Amino Acid ELISA Kitシリーズをご覧下さい。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。

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アルギニンとオルニチン
遊離L-アルギニン(Arg)は、デノボ合成、タンパク質のターンオーバーによって供給されます。デノボ合成時には十分量あるため、Argは必須アミノ酸とはみなされません。ただし状況によっては、たとえば発育初期、感染症や炎症などではデノボ合成だけでは十分ではなく、食事からのArg摂取が必要となるため、条件付き必須アミノ酸に分類されます。ArgはシトルリンとNOを生成する一酸化窒素シンターゼ(NOS)経路、および尿素とL-オルニチン(L-Ornithine、Orn)生成につながる有名な尿素回路などの分解経路を介して代謝されます。
参考文献
- Caldwell, R.W., et al., "Arginase: A Multifaceted Enzyme Important in Health and Disease.", Physiol. Rev., 98(2), 641~665 (2018). [PMID: 29412048]
- Niu, F., et al., "Arginase: An emerging and promising therapeutic target for cancer treatment.", Biomed. Pharmacother., 149, 112840 (2022). [PMID: 35316752]
- Saab, J.J.A., et al., "Pancreatic tumors exhibit myeloid-driven amino acid stress and upregulate arginine biosynthesis.", eLife, 12:e81289 (2023). [PMID: 37254839]
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特長
- 測定動物種:全動物種
- 測定試料:血漿(EDTA処理)
- アッセイ数:96well
- 試料調製時間:3時間
- アッセイ時間:Overnight
- 測定範囲:20~781.25 μM(3.37~131.73 μg/ml)
- 感度:8.5 μM
- 測定波長:450 nm(補正波長:620~650 nm)
- 交差反応性
被検物質 | 反応性(%) |
---|---|
L-Ornithine | 100 |
Agmatine | <0.04 |
L-Arginine | <0.04 |
NG-Methyl-L-Arginine | <0.08 |
L-Argino-succinate | <0.04 |
L-Citrulline | <0.30 |
L-Glutamine | <0.04 |
L-Glutamate | <0.07 |
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検量線・使用例
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キット内容
- Adhesive foil
- Reaction plate
- Wash buffer concentrate
- Enzyme conjugate
- Substrate
- Stop solution
- Microtiter strip
- Ornithine antiserum
- Assay buffer
- Equalizing reagent
- D-reagent
- Reducing concentrate
- PBS
- Precipitating reagent, ready to use
- Standard, ready to use
- Control, ready to use
※ 測定にはマイクロプレートリーダーが別途必要です。
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価格
Ornithine ELISA Kit
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
詳細 | 商品名 |
|
文献数 | ||
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Ornithine ELISA Kit |
|
1 | |||
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
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関連製品:Ariginine/ Ornithine ELISA Pack
ImmuSmol社では、免疫制御におけるアルギニン代謝経路の重要性を考慮して、複数の生物種に対応する血漿/血清中のアルギニンとオルニチンの両方を同時に検出・定量するELISA Packを開発しました。Ornithine ELISA Kit(#IS-I-1000R)とArginine ELISA Kit(#IS-I-0400R、製品の詳細はこちらからご覧下さい)を、ひとまとめにした便利な製品です。

特長
- 測定動物種:全動物種
- 測定試料:血清、血漿(EDTA処理)
- アッセイ数:96well
- 測定範囲:Arginine(5.12~200 μM)、Ornithine(20~781.25 μM)
- 感度:Arginine(2.1 μM)、Ornithine(8.5 μM)
使用例

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図3. ヒト血漿試料中のL-アルギニンとL-オルニチンの定量(ELISAとLC/MSデータの相関性)
健常人の血漿試料を用いて、Arginine ELISA Kit(#IS-I-0400R)とOrnithine ELISA Kit(#IS-I-1000R)、あるいはLC/MS法によりArginineとOrnithineを定量した。以上の結果から、Arginine ELISA Kit、Ornithine ELISA KitとLC/MSによる定量法に高い相関性が認められ、 ELISA Kitの正確性が確認された。

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図4. 薬物処理担がんマウスモデル(M38細胞株)の血清を用いた、ArginineおよびOrnithineの定量
C57BL/6Jマウスに大腸がん細胞株MC38を皮下移植し、アルギナーゼ阻害物質INCB-1158(CB-1158)を100 mg/kg、1日あるいは5日間連続で経口投与した。それぞれの投与期間後に血清を採取し、Arginine ELISA Kit(#IS-I-0400R)およびOrnithine ELISA Kit(#IS-I-1000R)を用いてArginine(Arg)およびOrnithine(Orn)の定量を行った。また、Orn/Arg比も算出した。INCB-1158は、担がんマウスモデル(M38細胞株)の血清中Orn産生を抑制しながらArgレベルを回復させた。
価格
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
詳細 | 商品名 |
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文献数 | ||
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Arginine/Ornithine ELISA Pack (2 ELISA Kits:1 Arg IS-I-0400 and 1 Orn IS-I-1000) |
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0 | |||
[在庫・価格 :2025年04月25日 20時55分現在]
Arginine/Ornithine ELISA Pack (2 ELISA Kits:1 Arg IS-I-0400 and 1 Orn IS-I-1000)
文献数: 0
- 商品コード:ISE-0410R
- メーカー:ISM
- 包装:1set
- 価格:¥302,000
- 在庫:無(未発注)
- 納期:2週間程度 ※※ 表示されている納期は弊社に在庫がなく、取り寄せた場合の目安納期となります。
- 法規制等:
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製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。