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お客様の研究ニーズに合ったmiRNAプローブを作成します! カスタムmiRNAプローブ作成受託サービス(Abnova社)

掲載日情報:2025/01/09 現在Webページ番号:71071

お客様の研究に特化した高品質なmiRNAプローブをデザイン・受託作成するサービスです。miRNA in situハイブリダイゼーション(miRNA ISH)による生体試料中の標的miRNAの可視化や発現レベルの半定量化に使用できます。

miRNAおよびmiRNAプローブについて

miRNA(microRNA、マイクロRNA)は、遺伝子発現を調節し、さまざまな生物学的プロセスにおいて重要な役割を果たす低分子ノンコーディングRNA(small ncRNA、small non-coding RNA)です。組織または細胞内のmiRNAの分布と局在の研究は、その機能性の理解のために非常に重要です。

miRNAプローブは、生体試料中に存在するmiRNAの同定・局在の可視化に用いられる短いRNA分子です。標的miRNAの配列に対して相補的に設計することで、miRNAと安定した二重鎖を形成し、miRNAの検出と定量を容易にします。



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miRNAプローブを用いた検出のメカニズムと可視化例

可視化の手法で一般的に使用されるのは、miRNA ISHです。この技術は、ホルマリン固定パラフィン包埋(FFPE)組織、凍結組織、培養細胞などの生体試料中の標的miRNAとハイブリダイズする特異的プローブを利用し、検出および可視化を可能にします。miRNAプローブは通常、短いヌクレオチド配列を持ち、検出のために蛍光タグまたはDIGタグで標識できます。

Chromogenic in situ hybridization(CISH)による検出

miRNAプローブを用いたCISHの検出メカニズム

miRNAプローブを用いたCISHによる検出のメカニズム

miRNAプローブを用いたCISHによる可視化例

miRNAプローブを用いたCISHによる可視化例

試料:ホルマリン固定パラフィン包埋ヒト肝臓組織、CISHを用いてhsa-miR-122を検出した。


Fluorescence in situ hybridization(FISH)による検出

miRNAプローブを用いたFISHの検出メカニズム

miRNAプローブを用いたFISHによる検出のメカニズム

miRNAプローブを用いたFISHによる可視化例

miRNAプローブを用いたFISHによる可視化例

試料:Hepa1-6細胞株FISHを用いてhsa-miR-122を検出した。


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特長

  • 高い特異性を有し、非特異的な交差反応を最小限に抑えます。
  • miRNA含有量の少ない試料の分析に最適です。
  • FFPE組織、凍結組織、培養細胞を試料として使用できます。
  • 特定のmiRNAの分布と局在を可視化できます。
  • miRNAの発現レベルの半定量化に使用できます。

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適応研究分野

  • 遺伝子制御の研究
  • 機能的解析
  • miRNA発現プロファイリング
  • 診断用バイオマーカーの探索
  • 創薬と医薬品開発

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本サービスの流れ

miRNAプローブカスタムサービスのフロー

  1. お問い合わせ・お見積り提示
    どのようなmiRNAプローブをご希望かをお聞きして、お見積もりをご提示いたします。
  2. miRNAプローブの設計・お客様からのご発注
  3. miRNAプローブ(蛍光またはDIG標識)の作製
  4. miRNAプローブ・COAの納品


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ご注文方法/価格

詳細は当社受託・特注品担当までお問い合わせ下さい。

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