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カスタムアデノウイルスベクター作製受託サービス

掲載日情報:2012/12/04 現在Webページ番号:7039

O.D. 260社のアデノウイルスベクター構築システムAdenoQuickまたはAdenoZapを用いて、目的遺伝子を導入したアデノウイルスベクターを作製する受託サービスです。構築システムやカセット挿入領域をお選びいただけます。
本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
アデノウイルスベクター構築システムの詳細は、それぞれ下記ページをご覧下さい。
AdenoQuick Cloning Systemについて
AdenoZap Cloning Systemについて

E1またはE3領域のいずれかに目的配列を導入する場合

  • E1領域またはE3領域に、発現カセットを導入したアデノウイルスベクター(第一世代)です。
  • すべてのベクターはE1領域を欠損しています。
  • E3領域は、野生型E3を残すか、E3を欠損させるかのいずれかを選択できます。
  • 作製したベクターは、in vivoおよびin vitroにおける一過性の遺伝子発現に適しています。
  • ベクター構築システムとして、AdenoQuickまたはAdenoZapのいずれかをお選びいただけます。
用いるシステム AdenoQuick
ベクターのバックボーン Ad5
E1領域 欠損(3.1 kb)
E3領域 野生型E3領域を残すか、
欠損(2.7 kb)させるかを選択可能
挿入可能な目的遺伝子サイズ 5 kb(野生型E3領域を残す場合)
7.8 kb(E3領域を欠損させる場合)

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E1およびE3領域の2領域に目的配列を導入する場合

  • E1領域およびE3領域の2領域に発現カセットを導入したアデノウイルスベクターです。
  • 2つの目的遺伝子を、それぞれ異なるプロモーターで発現させることが可能です。
  • 同一経路に関与する2つの遺伝子の組み合わせや、制御遺伝子と被制御遺伝子の組み合わせで、同一のベクターに組み込みたい場合に最適です。
用いるシステム AdenoQuickまたはAdenoZap
ベクターのバックボーン Ad5
E1領域 欠損(3.1 kb)
E3領域 欠損(2.7 kb)
挿入可能な目的遺伝子サイズ 7.6 kb

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作業内容

下記作業項目の中から、ご希望の項目のみをご依頼いただくこともできます。

作業項目 最短作業時間
シャトルベクターの作製 4日間
コスミドの作製(AdenoQuickのみ) 4日間
ウイルス回収(トランスフェクションからウイルスプラーク分離まで) 6日間
ウイルスゲノムの確認 5日間
上記すべてのサービスを実施する場合 3週間

上記日数は、O.D. 260社にて実作業を行うのに必要な日数であり、実際には、試料・納品物の送付などに時間を要します。

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ご用意いただくもの

・プロモーター、コード配列、ポリアデニル化シグナルを含む発現カセット
・制限酵素マップ
・導入遺伝子の遺伝子配列(任意)

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ご注文方法

詳細は当社受託・特注品業務担当までお問い合わせ下さい。

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製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。