R-PE蛍光色素を抗体に標識できるキット
R-PE Antibody Conjugation Kit
(抗体のR-PE蛍光色素標識キット)
掲載日情報:2020/05/19 現在Webページ番号:69269
SoluLINK技術を用いることにより、2ステップで95%以上の抗体をR-Phycoerythrin(R-PE)標識できるキットです。
※ 本製品はR-PE Antibody All-in-One Conjugation Kit(中止)の後継品です。
※ 本製品は研究用です。研究用以外には使用できません。
追加しました。
- 使用例
- SoluLINK製品の取り扱い開始のお知らせ
- バイオコンジュゲーション ウェビナーシリーズ動画(日本語字幕付き)
- MEMO SoluLINK標識・バイオコンジュゲーション技術
- 抗体標識原理
- 製品の種類
- 特長
- 適用
- 操作方法概略
- 関連製品 ChromaLink Biotin Antibody Labeling Kits
- 価格
使用例
HyNic-b抗体の4FB-R-PE修飾
本製品を用いて20等量のS-HyNicを使用し、5.0、2.5、1.0 mg/mlで抗体修飾を行い、反応した混合物を脱塩して4FB-R-PE(4.4 mg/ml)に加えた。アニリンによる促進反応におけるHyNic抗体の最終濃度は、1.5、1.1、および0.62 mg/mlであった。PAGE(左図)とサイズ排除クロマトグラフィー(右図)の結果を示した。抗体は、R-PE修飾体への非常に効率的に変換された。また、抗体/R-PEの結合比は、抗体に対するHyNic修飾量を調節することによって制御できることがわかる。
追加しました。
SoluLINK製品の取り扱い開始のお知らせ
下の画像をクリックすると、SoluLINK標識キットの製品一覧のご案内をご覧いただけます。
追加しました。
バイオコンジュゲーション ウェビナーシリーズ動画(日本語字幕付き)
追加しました。
MEMO SoluLINK標識・バイオコンジュゲーション技術
追加しました。
抗体標識原理
本製品で用いているSoluLINK技術では、マレイミド/チオール法で問題となっていた、DTTがジスルフィド結合を切断することによる抗体のフラグメント化、およびそれらの標識物の発生がありません。
追加しました。
製品の種類
商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。なお、関連製品として示したOne-Shot Fluorescein Antibody Labeling Kit(#F-9001-009K)の抗体標識原理は、従来のNHSエステルを用いたアミン反応性化学に基づいています。
品名 | R-PE Antibody Conjugation Kit | One-Shot Fluorescein Antibody Labeling Kit(関連製品) | |
---|---|---|---|
商品コード | P-9002-002 | F-9001-009K | |
蛍光色素 | R-Phycoerythrin (R-PE) | Fluorescein | |
標識原理 | SoluLINKバイオコンジュゲーション | NHSエステルによるアミン反応性化学 | |
抗体最大標識量 | 0.5 mg×2 | 100μg×2 | |
キット内容 | Collection tube | ● | ● |
Modification buffer | ● | ● | |
Zeba desalting column | ● | ● | |
Anhydrous DMF | ● | ● | |
NHS-fluorescein | - | ● | |
Fluorescein bovine IgG control | - | ● | |
S-HyNic crosslinker (DMF soluble) | ● | - | |
4FB-modified R-PE | ● | - | |
2-sulfobenzaldehyde | ● | - | |
Conjugation buffer | ● | - | |
MES buffer | ● | - | |
Aniline buffer | ● | - |
追加しました。
特長
- 95%以上の抗体をR-PE標識できます。
- 抗体1 molの修飾に必要なR-PEはわずか1~1.5 mol当量のみです。
- 精製R-PE標識抗体は、過剰なR-PEを除去するだけの簡単な操作で得ることができます。
- 多くの適用において、精製は必ずしも必要ありません。
- 抗体のHyNic修飾のレベルを調整することにより蛍光強度を調節することができます。
- フローサイトメトリーに最適なヘテロダイマーの調製が簡単にできます。
- 他の結合方法は、ジスルフィド結合のDTT還元により、抗体のチオールを露出させて、抗体を様々に切断します。一方、SoluLINK技術では、抗体にHyNic部に温和に組み込んでいます。
- 操作時間:4時間~
追加しました。
適用
本製品により作製したR-PE標識抗体は、以下のような用途に用いることができます。
- フローサイトメトリー
- ELISA
- 免疫蛍光染色
- 免疫組織染色
追加しました。
操作方法概略
※ HyNic/AntibodyのMSR(Molar Substitution Ratio、モル置換比)の測定には、UV-VISまたはNanoDrop分光光度計およびセミミクロ石英キュベットが別途必要です。HyNic/AntibodyのMSRは、>3.5となるように調整する必要があります。
- HyNic-Antibodyと4FB-R-PEの複合体形成のための最適なHyNic-抗体使用量をR-PE Antibody Conjugation Calculatorを用いて算出する。
- 算出した量をHyNic-antibody solutionに添加する(一般的には4FB-R-PE/HyNic-Antibody=1.25/1.0を推奨するが、この比率は変更可能)。
- 1/10容量のAniline bufferを加え、完全に混合する。
- 室温で2時間インキュベートする。
- PBS(pH 7.2)中で、適切な分画分子量の脱塩カラムを用いてアニリン触媒を除去する。
- 低電圧(<80 volts)電気泳動またはサイズ排除クロマトグラフィーを用いて反応の概要を解析できる。DTTを用いた場合の断片化Antibody/Maleimido-R-PEが発生が見られる(抗体標識原理参照)。
- 標識抗体は精製の必要なく直接用いることができるが、サイズ排除クロマトグラフィーで未結合のR-PEを除去し精製することもできる。
追加しました。
関連製品 ChromaLink Biotin Antibody Labeling Kits
品名をクリックすると製品の詳細、商品コードをクリックすると各製品の価格表をご覧いただけます。
品名 | ChromaLink Biotin One-Shot Antibody Biotinylation Kit | ChromaLink Biotin Antibody Labeling Kit | |
---|---|---|---|
商品コード | B-9007-009K | B-9007-020K | B-9007-105K |
抗体最大標識量 | 100μg | 2 mg | 25μg ~ 1 mg* |
追加しました。
価格
R-PE Antibody Conjugation Kit
[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
詳細 | 商品名 |
|
文献数 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
R-PE Antibody Conjugation Kit |
|
本製品は取扱中止になりました | 0 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
[在庫・価格 :2025年04月26日 00時00分現在]
追加しました。
製品情報は掲載時点のものですが、価格表内の価格については随時最新のものに更新されます。お問い合わせいただくタイミングにより製品情報・価格などは変更されている場合があります。
表示価格に、消費税等は含まれていません。一部価格が予告なく変更される場合がありますので、あらかじめご了承下さい。